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アニメ「本好きの下剋上・領主の養女」第十章「はじめての素材採集」感想

タイトルがいきなり「素材採集」なので、相当駆け足が予想されます。が、この素材採集は小説第3部の見どころのひとつなので、どんなファンタジーになるのか、楽しみです。

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あらすじ

収穫祭。今年は各地を巡りつつ、ローゼマインの薬の素材「リュエルの実」の採集も行う。
神官長・フェルディナンドに代わって、ローゼマインの兄・エックハルト、そしてリヒャルダの息子・ユストクスが同行することに。なんでもユストクスは情報集めが大好きな変人で、彼によると魔力の高まるシュツェーリアの夜が採集に最適な日らしい。
そしてやってきた採集の日。リュエルの実の元へ向かう一同だが――そこに強大な魔獣が現れる!

~上記公式サイトより

本編感想

本編のネタバレあります。該当部分までは書籍・Web・コミカライズの内容も含みます。ご注意ください。

フェルディナンドの側近と顔合わせ

収穫祭の準備として、エックハルト・ユストクスと対面。彼らはフェルディナンドの「元」側近ですが(側近が付くのは領主一族だけ。今は神官であるフェルディナンドに側近はいません)、アニメでそれを説明するのは面倒なので便宜的に側近としたそうです(香月美夜先生のX情報)。

ユストクスは本編初登場です。外伝で少しだけ出てきていましたが、ローゼマイン本人とは初対面ですね。

ここで、ユレーヴェの説明と健康診断の説明が入ります。

健康診断、ここで来ましたね。まさか、「エッチ、ロリコン」のセリフがここで聴けるとは思いませんでした(笑)。魔力の塊の話、「一度死んだことがある」という表現はカット。そして、塊があるから魔力の流れが滞って倒れやすい、という話もカット。まぁ、塊を溶かせば健康になる、ということでOKなんでしょう。

下町潜入の話が少しだけ出てきましたが、このアニメは改めて作ったのかな。ひょっとして、亜細亜堂のものを流用したとか。ここだけちょっとテイストが違ったので。

ハッセの町長と面会

ハッセの話、ちゃんと入ってきました。文官カントーナとの契約解除は飛ばされましたが、こちらは外せないですからね。

ようやく、「はるか高み」の話も回収。

ニヤけた町長の話を聞くフェルディナンドの顔が怖すぎます…。そして、町長に対する罵詈雑言は小説のまま残ったようです(笑)。町長の先行きが知れますね。

フランへの命令をフェルディナンドの口調を真似して伝えるローゼマイン。全然似てないところがカワイイです。フランでなくても笑ってしまいますね。

収穫祭へ

ハッセの収穫祭もちゃんと出てきました。ただ、不穏な空気は描写されていませんが。

収穫祭に行ったついでに小神殿では「無礼講」のパーティー。ギュンターの「鶏の酒蒸し」の話、懐かしいです。

それにしても、収穫祭って、徴税だけじゃなくて洗礼式・成人式・星結びを一度にやるお祭りなんだけど、その部分は軽くスルーでしたね。まぁ、時間もないし仕方ないか。

そして、他の町もめぐる収穫祭はサーッと流され、あっという間にドールヴァンへ。ここまで早い!

シュツェーリアの夜

紫の月が輝くシュツェーリアの夜。思ったより紫じゃなかった…。

リュエルの花の表現がすごく綺麗で(花が輝く表現とか、イマドキですよねぇ)感動。ひらひらと落ちていく花弁が幻想的です。

リュエルの実を狙って魔獣が次々にやってきます。エックハルトとブリギッテは確実に仕留められるけれど、ダームエルはなかなか止めを刺すことができずに魔獣が成長してしまいます。下級騎士の悲しさですね。

騎士たちにアングリーフのご加護を授けるローゼマイン。騎士たちの動きが良くなります。

ようやくリュエルが育って、魔力で染め始めます。これ、最初に読んだ時はともかく、後で考えると、サッサと採集して後で染めても良かったのでは?と思わないでもないのですが。木についたまま染めなければいけない理由が良くわかりません。

巨大化する魔獣

採集したと思ったら魔獣に襲われて染めたリュエルを奪われてしまいます。うん、騎獣の中に持ち込んでいるのに奪われるというのがこれもよくわかりませんが…。びっくりして落としたんだっけ?

染まったリュエルを食べて爆発したように進化する魔獣。ヤバいです。

騎士3人では相手にならないので、しばし離れて作戦会議。フェルディナンドにオルドナンツを送って指示を仰ぎます。すると、到着までローゼマインの風の盾でゴルツェを閉じ込めて時間を稼げとのこと。

「風の盾」は前期から何度も登場しているローゼマインのある意味「必殺技」です。強大な魔獣も閉じ込めてしまいます。

「風の盾」の表現が、前期と比べるとかなりイメージに近くていい感じです。そうそう、あんな感じのドームですよね。3期の最後に出てきたグルグル回る盾はちょっと、というかかなり違うなと思っていたので。

紫の月を背に駆けてくるフェルディナンド、凛々しいですね。と、ここで終了。この話の回収は次回の頭かな。

ミニキャラ劇場

収穫祭で農民たちが楽しむボルフェと、貴族院で行われるディッターの話。

「ディッター」という言葉がここで初登場。まぁ、今期のアニメでは出てきませんけど。フェルディナンドを称えるエックハルトと「関わらないでおこう」というローゼマイン。うん、フラグですね。関わらないで済むわけがない。

エンドカードは天野英さん。リュエルを採集するローゼマインとユストクスとエックハルト。紫の月とリュエルの花が綺麗ですね。

第十章まとめと次回への期待

前回、予告を見ていきなりシュツェーリアの夜に話が飛ぶのかと思っていましたが、ちゃんとその間のエピソードも駆け足ながら拾ってくれました。さすがにツボは押さえていますね。

そして、後半をたっぷり使って採集の話。でも、さすがに魔獣を討伐するところまでは行きませんでしたね。まぁ、次回に続く、という意味では良いところで終わった感じでしょうか。

キービジュアルに使われているシーンだけに、紫の月とリュエルは幻想的で、魔力で染めて採集する、というのもファンタジックでいい感じでした。

次回はタイトルが「グーテンベルクの集い」なので、ゴルツェの討伐はサッサと終わらせて(果たして睡魔と戦うシーンは入るのか?)、印刷機の話になるのかな。採集の話までが小説では2巻なので、2巻はずいぶん駆け足で終わった感じです。

次回から3巻に入ります。全5巻なので、ペース的にはいい感じかな。次回も楽しみです。

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