習いごと一覧

一段上がるか、元の木阿弥か?

前回の続きです。

声楽発表会の総括と言うか、感想を先生からいただきました。

発表会の練習前にレッスンしていた2曲を久々に歌いました。
6月くらいまではこちらの曲でしたので、3ヶ月ぶりくらいでしょうか。

一曲目は、ベッリーニの「6つのアリエッタ」より5番「どうぞ、いとしい人よ(Per pieta, bell’idol mio)」

「6つのアリエッタ」は、6番から始めて1番に戻り、順番に歌ってきて最後のこの曲です。今回で3回目だったかな? テンポが早いので体の準備が難しいです。ついつい勢いで歌ってしまうのがよろしくないですね。

ただ、今回、胸を広げて、同じ高さが続くときは先に行くほど開きを大きくして、お腹で支えて響きをつける、また上に上がる時も同じように先に支えてポジションを上げてから音を出す、などに注意して歌っていくと、良い感じになっていたようです。

この曲は次回もう一度やって、その後はイタリア近代歌曲の「ああ、いつわり(Non è ver! )」を歌うことになりました。

そしてこの日二曲目は、オペラ「ドン・パスクワーレ」より「あの目に騎士は(Quel guardo il cavaliere)」です。

残り時間が少なかったので冒頭の部分だけ。

この日の課題が「しっかり支えながら、開く」でしたので、歌曲と同じく注意されるのはこのことばかりです。

これ一点に絞れば、レッスンの間はなんとか気をつけていけます。外れそうに慣ればその場で正していただけますし。問題は、自分で練習するときに良し悪しがわかりづらいということですね。これが声楽の難しいところです。

今回は冒頭部分だけでしたので、気をつけやすかったのですが、この曲に関しては難しいのはこの先なので、歌詞のリズム読み等の練習をしっかりして、あまり無理に歌わないで置こうと思います。難しいところを歌ってしまうとまた悪いクセが出そうと言うか、つきそうなので…。

「今、もう一段階上がりそうなので、戻らないようにがんばりましょう」とのことでした。上がれると良いなぁ。

次回は先生がお忙しいので3週間後です。
コロナで途切れていたお仕事が入ってくるようになったそうで、良かったです。


開いても、落とさない

声楽のレッスンに行ってきました。発表会後、最初のレッスンです。

最初に、発表会の感想というか、今後の課題をいただきました。

発表会の感想、私の場合はいつも、先生の奥様であるソプラノ歌手のN美先生のものを聞かせていただきます。普段はレッスンを受ける機会がなく、発表会でのみ聴いていただくので、前回との比較がはっきりわかりますし、また同じソプラノとして、男性の先生にはわかりづらい点もご指摘いただける貴重な機会となっています。

今回は、「息の流れがとても良くなっているので、次は『開き(あき)』だね」とのことでした。やはり、どうしても開きが足りないので響きがつかず、安定感に欠け、ノドへの負担がかかっているとのご指摘でした。

それでも、息の流れが良いので途中で詰まることは無くなっているとのこと。あとは、支えながら、音色を変えずに、もっと太い息の通り道を作れると、響きのついた良い声になるでしょうとのこと。

ただ、先生(バリトンのY先生)の心配は、私の場合開きを多くすると、響きが上側ではなく下に付きやすく、胸に落ちやすいことです。もともとそうやって歌っていたので、響きを上の方に持ってくるのに何年も苦労してきていますから。

結果、落とさないために開きも少なくして上の方だけで歌うような感じになっているんですよね。そうすると響きが足りず薄っぺらい。

という訳で、今後は開きを意識して行くのですが、絶対に忘れてはいけないのが、下からお腹で支えること。これをしないと、また元の木阿弥ということで。

頑張りましょう。

レッスンの内容はまた次回。


声楽発表会が終わりました

さて、本日は声楽発表会の本番でした。

ホールは感染対策のため、ドアはどこも全開(ノブに触らないようにということだと思います)、座席は一席おきに「間隔を開けましょう」の張り紙がしてあります。入口では消毒は当然ですが、来客全員に氏名と連絡先を書いてもらいます。

こんな厳戒態勢の中でしたので、観客は本当に数えるほどしかいない、少々寂しい発表会になりました。

それでも、私の友人は2名も来てくれて、とてもありがたかったです。本当はもうひとり、毎回来てくれる友人がいるのですが、今回は体調不良で来られず、それがちょっと残念でしたが。

朝は練習室で軽く発声練習をして、その後ホールでリハーサルをしたのですが、舞台袖のドアも含めて、すべてのドアが全開しているせいなのか、反響が弱くて、知らず知らずのうちに力が入ってしまい、2曲目以降は五線より上の音がほぼ出ない、という大惨事に…。歌詞も飛んでしまって、もう先が思いやられる、という感じでした。

先生からは、上半身が固まってしまっているので、息を吐くたびにリラックス、リセットを忘れないようにと言われました。

それでも、お昼を食べて、メイクをしているうちに少し気持ちが落ち着いてきて、ドレスを着たらようやく本番の良い緊張感が出てきました。

私は3曲歌ったのですが、それぞれ曲の間が結構開いていたので、その間に歌詞を反芻したりして、なんとか歌い切ることができました。二重唱で歌詞が飛んでしまったのですが、テキトーに作詞して誤魔化しました…。
心配した高音は、流れで上がりきれなかったところはありますが、基本的には届いていたはず。

とにかく、出しきらないこと、力まないこと、上半身をリラックス、と、それを心がけて最後まで歌いました。

まだ録音は聴いていないので、きっと実際には傷だらけかと思うのですが、自分としては今の精一杯を出せたかなと思います。

という訳で、なんとか無事に発表会は終了しました。

こんな時期ですので、無事に開催できただけで感謝なのですが、久しぶりに門下の皆さんと会えたことも嬉しかったです。

最後に、ご指導くださった先生方、ピアノ伴奏のM先生、そして来てくださったMさんYさん、門下の皆さん、ホール関係者の皆さんに感謝です。

次回は、感染対策とか考えずに、もっとたくさんの方に参加・来場してもらえますように。