Twitterまとめは次週2週分アップします。
12年前に3D映画旋風を巻き起こした「アバター」の続編が今更のように公開されました。最近は3D映画なんて全然観てなかったのですが、ここはやっぱり3Dでしょ、ということで、HFR（ハイフレームレート）版3Dで鑑賞してきました。
「アバター２」について
世界歴代興行収入No.1の超大作『アバター』が、巨匠Ｊ.キャメロン監督自身の手により、人類史上最高の映画シリーズとして新たな奇跡を巻き起こす。それは、「観る」の先にある“超現実”映像体験──神秘の星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイクは、ナヴィの女性ネイティリと家族を築き、子供たちと平和に暮らしていた。再び人類がパンドラに現れるまでは…。神聖な森を追われた一家は、“海の部族”の元へ身を寄せる。だが、この美しい海辺の楽園にも、侵略の手は迫っていた…
上記公式サイトより
感想
前作の復習なしで行ったのはちょっと失敗
まず、一つ失敗したな、と思うのは、前作を復習していかなかったこと。正直、話がほぼ見えませんでした（笑）。だいたい、すでに「アバター」じゃないし。主人公のジェイクは元アバターだけど、本体の地球人はもういないので、基本ナヴィ（といっても指が5本あるとか気味悪がられているのでネイティブではない）になりきってます。
最初の最初にサリー家のここまでが語られるのですが、前提がわからないうちにどんどん進むので、家族構成がつかめないまま進んでいってしまいました。（上の娘キリは実の娘じゃないような説明があったようだけど…。）
映像はきれい。3Dは進化してた。
そんなわけで、話の筋はよくわからなかったのですが、まぁこの映画はストーリー云々より、映像を楽しむものだと思っているので、その点はとても良かったです。
とにかく、映像がきれい。3Dは、ここ10年くらい観ていなかったこともありますが、思ったよりずっと自然になっていました。少なくとも、メガネかけてて疲れる、ということはなく、暗い、ということもなく、とにかく美しかったです。最近はあまり需要がなかったように思いますが、それでもきちんと進化していたようです。
先住民族寄りで見てしまう
前作からのつながりはよくわかりませんが、結局のところ、地球人は侵略者で、ナヴィたちは先住民族という図式です。どうしても、ナヴィたちに肩入れしてしまいます。アメリカ人が観たら、また感想は違うのでしょうかね。
「捕鯨=悪」と言いたいらしい
特に気になったのが、トゥルクンという、クジラっぽい巨大海獣が出てくるのですが、これを狩るシーンが、まさに捕鯨。かなり臨場感のある捕鯨で、「捕鯨=悪」のイメージを植え付けるつもりなのかと思わないでもなく…。この捕鯨のシーンだけ見たら、ひどいと思いますよ。特にひどいのが、ここの人たち（地球人です）のトゥルクン狩りは、脳髄の一部のエキスみたいな、ほんの少しの液体を採るためだけに行われているんです。まさに、昔のアメリカの捕鯨。昔のアメリカはクジラの脂「だけ」のために狩ってましたからね。「たったこれだけのためにやっているのか？ ほかは捨てるのか？」というセリフがありましたが、ホントそれ。まさか、日本の捕鯨がこんなのと同じように思われているんだろうか、とちょっと憤慨しました。日本の捕鯨は肉も骨も皮も、何もかも余さずいただいてますよ。 そんな、脂だけ取って捨てるようなひどいことはしませんから！
話は続くようです
まぁ、そんなことはともかく…。
最終的には今回も中二病の息子と心を通わせたトゥルクンが大暴れして地球人たちをやっつけて終わりましたが、まだ続編はあるらしいですね。次作までにはもうちょっと話の流れをちゃんとつかんでおいたほうが楽しめそうだと思いました。
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この映画は3Dだったので、上記ミニオンズカードによる優待は使えませんでした。２DならOKだったのですが…。
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