先日、銀座の王子ホールにて「青薔薇海賊団」のコンサートを鑑賞してきました。
「青薔薇海賊団」をググってみたら、以下のように要約されました。
「青薔薇海賊団」は、日本のアクート音楽事務所がプロデュースするクラシックアーティスト集団です。日本の二期会などで活躍する実力派テノール歌手3名(井ノ上了吏、上原正敏、片寄純也)を中心に構成され、クラシックの芸術性と娯楽性を両立させるパフォーマンスで知られています。
「青い薔薇」の花言葉である「不可能を可能にする」を合言葉に掲げており、オペラのアリアから「誰も寝てはならぬ」といった名曲まで、楽しく歌い上げるコンサートを定期的に開催しています。
合言葉のことは知りませんでしたが、そう、3人のテノール歌手+ピアニスト(北村晶子さん)で構成されたユニットです。最初の頃は、弦の女性が2名いて6人組だったのですが、ここ数年はこの4人で固定しています。
なお、リンク先の「アクート音楽事務所」のページは全然更新されていなくて、コンサートのお知らせも2019年のものだったり、弦の2名がきちんと載っていたりしますね…。
そんな「青薔薇海賊団」ですが、元々はそのメンバーのうち、上原正敏さんの自称・ファンクラブ会長の方と個人的に知り合いのため、上原さんの演奏会はちょくちょくお邪魔させていただいたおり、その一環で聴きに行くようになったという経緯があります。
私が罹病したため、最近はお知らせをいただいていなかったのですが、先日、片寄さんが出演されていたオペレッタ「天国と地獄」を鑑賞した際にこの「青薔薇」のチラシが入っていて「これは行かねば」ということで、件の知り合いに連絡を取ってチケットを取っていただいたのです。
久々に伺った青薔薇のコンサートですが、小ホールとは言え会場はほぼ満席で、温かい雰囲気で進みました。
セットリストは以下の通りです。
第1部
- オープニング(全員)
- トスティ・悲しみ(片寄)
- ドヴォルザーク・月(上原)
- チマーラ・海辺の光景(井ノ上)
- プッチーニ・歌劇「外套」”お前の言うとおりだ。考えないほうがいい”(片寄)
- ドニゼッティ・歌劇「愛の妙薬」”人しれぬ涙”
- チレア・歌劇「アルルの女」”ありふれた話(フェデリコの嘆き)”(井ノ上)
- ロッシーニ・歌劇「セヴィリアの理髪師」三重唱”黙って、黙って、静かに、静かに”(全員)
第2部
- 青薔薇歌劇団スペシャル”懐かしのオールディーズメドレーVol.2″(全員)
- ダルドロ・ビコーズ(片寄)
- 北村晶子 編作・ハレルヤ(上原)
- ソロサバル・サルスエラ「港の酒場女」”そんなことはありえない”(井ノ上)
- 待ってました! 青薔薇海賊団スペシャルカンツォーネメドレー(全員)
- アンコール「Around the world」より(全員)
以上、歌曲からオペラアリア、カンツォーネにオールディーズと盛りだくさんでとても楽しかったです。
一番若いヘルデンテノールの片寄さんはパワフルで安定感のある声を聞かせてくださいましたし、井ノ上さんは円熟の技を披露してくださいました。
でもやっぱり、この中なら上原さんですよね。
どこまでも出るのではないかと思われる軽くて高い声で、ソプラノのアリア「月に寄せる歌」を歌ったかと思えば、「人知れぬ涙」ではカデンツァで普通は出さない高音まで持っていくわ、ラスト、本来下がるところを1オクターブ高い音で終わるわと、トリッキーなところも聞かせていただきました。
いつものユーモアたっぷりのMCと合わせて、やはりこのコンサートは上原さんがメインなのだなと思ってしまいます。あ、もちろん、このグループの「ラスボス」は北村さんなんですけどね。
最後の最後はお約束の「オー・ソレ・ミオ」で締めくくられ、とてもとても楽しいコンサートでありました。チケットを手配してくださったNさんに感謝です。
青薔薇の次回コンサートは来年の9月だそうです。なんと私の誕生日。なんとかその日まで生き延びて、また足を運びたいと思います。


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