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久々の「生(ナマ)」オペラ

コロナは再び猛威をふるい始めていますが、ようやくこういうナマの舞台モノも開催されるようになってきました。

ピアノ伴奏・そして小規模ではありますが、本格的なオペラをステージで観るのって、本当に久々です。

4幕ものの「ドン・カルロ」で、字幕はステージの後ろに背景画像とともに表示されて見やすくなっていました。

こういう小規模なオペラにもかかわらず、セットも、それから衣装もすごく頑張っていました。おまけに(じゃなくてこっちがいちばん大事なのですが)、歌がなかなかに良かったです。ソリストさんたちはすごく頑張っていましたし、合唱も少人数ながら、きちんと衣装チェンジもして、役になりきっていました。

特に、エリザベッタ役の堀口加奈子さんが良かったです。堀口さんが歌いだしたらいきなり目が覚めてしまいました(笑)。

セットは必要最低限という感じで簡素ではありましたが、字幕とともに映写されていた背景画像がなかなか豪華な雰囲気を出していて(きちんと背景になっていましたし)、思いの外きちんとした舞台に見えました。

これだけの舞台をたった3000円で観られて、とてもトクした気分になりました。

プログラムの折込に、この手のオペラのチラシがたくさん入っていて、こういう活動が普通にできるようになってきたのを実感し、良かったなと思うばかりです。コロナで中止はもう勘弁、と言いたいです。

今年の秋は、また学生オペラも観に行けるかな…?

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