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アニメ「本好きの下剋上」第3部2話(第28話)感想

アニメ第28話「冬籠もりと今後の話」の感想です。

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あらすじ

神殿で、冬籠もりをすることになったマイン。だが、早々にホームシックになってしまう。さらに、ベンノとフェルディナンド、カルステッドとの会談では、ヴォルフが危険な人物で貴族とも繋がりがあることが判明。不思議な知識と強大な魔力を持つマインは、貴族たちからも狙われる存在だったのだ。危険を回避するためにフェルディナンドが下した決断とは!?

アニメ「本好きの下剋上」公式サイトより

本編感想

本編のネタバレあります。該当部分までは書籍・Webの内容も含みます。ご注意ください。

いきなり冬籠もりすることになって、ホームシックになってしまうマイン。おまけに、部屋から出ないように言われて図書室にも行けず、神官長のお手伝いもできないので周りには側仕えしかいない。側仕えは友達ではないので、一緒に食事もできない。寂しいですよね。

アニメの人物紹介に「見た目は幼女だが中身は大人」って書いてあるので勘違いされやすいのですが、本来の設定は「異世界に転生して(生まれ変わって)、5歳の時に前世の記憶が完全に蘇った」だったと思います。なので、外も中も7歳。たまたま22歳まで生きた記憶を鮮明に持ってる、というのがマイン。この、ホームシックの描写を見て、親元を初めて離れる幼女だったら当たり前だけど、人物紹介通り「中身は大人」だったらちょっと変だと思う人が多いかもしれません。

ルッツやトゥーリに甘えまくるマイン。ちょっとかわいそう。ギルは言葉遣いが全然直りませんがいいのでしょうか。フランに「側仕えとは距離感を保ってください」と言われてますます寂しくなっちゃうマイン。この頃はひたすら寂しい寂しいでしたね。

そして、ようやく神官長から呼ばれて、ベンノと一緒に神官長・カルステッドと密談。範囲指定の盗聴防止魔術具、アニメだとこういう表現になるんですね。なんか幻想的。あと、範囲指定の魔術具の起動呪文、初登場かも。小説でもただ「起動した」しか書いてなかったと思うし。

この、「契約魔術締結後になぜマインが狙われるのか」についての話し合いですが、アニメ初見の方、特に年少者には難しくないですかね。この世界について、この時期はマイン自身を含めてわからないことだらけなので、最初に書籍で読んだときも、半分くらい意味不明だったように思います。今は世界観全部理解しちゃってるので一つ一つよくわかりますが。「洗礼式で親が決まる」というこの世界だからこそ、さらっておいて「実は自分の子だった」と名乗り出るとか、あり得ちゃうんですよね、こわいこわい。

そしてダームエルが護衛としてついに登場。シキコーザに巻き込まれて罰金は食らうは見習いに落とされるは、神殿に護衛としてつかされるは…最初から不憫枠なんですよね。まぁ、2期のときは素顔もロクに見えなかったけど、これからは毎回出てくるでしょうから、担当声優梅原さんのイケボと合わせて楽しみです。

そして神官長からの警告。この頃は本気でマインが領地に害になるなら処分しなければ、と思っていたんですよね。マイン的には、まだまだ「保護者」というよりも「監視者」なんですね。

来週からいよいよお話が動いていく…かな?

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