今話題のインド映画「RRR」を観てきました！
あらすじ
舞台は1920年、英国植民地時代のインド
英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム（NTR Jr.）。
大義のため英国政府の警察となるラーマ（ラーム・チャラン）。
熱い思いを胸に秘めた男たちが”運命”に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。
しかし、ある事件をきっかけに、それぞれの”宿命”に切り裂かれる2人はやがて究極の選択を迫られることに。彼らが選ぶのは 友情か？使命か？
上記公式サイトより
感想
面白かったです。圧倒されました。
と一言で終わらせられるくらい、熱量のすごい映画でした。インド、すごい。
これだけだとあんまりなので、少し中身を。
主役の二人が「超人」
主役は2人いるのですが、この2人が超人（笑）。ある意味ツッコミどころ満載ですが、オープニングで警察官のラーマは群衆の中に逃げ込んだ賊を一人でとっつかまえるし、森で育ったビームは狼とトラを相手に戦ってしまうし。
アイキャッチに使ったポストカードのシーンで、ビームはラーマを肩車しているわけですが、肩車したまま高所から飛び降りたりするわけです。普通に考えたら足、折れるから。でも、まぁこの2人ならなんとかなっちゃいそう。そのくらい超人。
ダンスは昔に比べると量は控えめ。でも踊り始めたらスゴイ。
インド映画というと、ひと昔前はとにかくいきなり群舞が始まっちゃうスケールの大きいミュージカル、とうイメージだったのですが、この映画ではダンスシーンは意外と少ないです。でも、ここぞのダンスはキレッキレですごい。見応えたっぷりです。特に主役の２人。群舞はそんなにないです。彼らに触発されて白人たちもみんな踊るけど、ついていけない感じです。ラストのエンドロールではまた踊ってますが…。
群衆の規模がハンパない
群衆のシーンは、上に書いたラーマが飛び込んでいくシーンの他にもたくさんあるのですが、この間の韓国の群衆雪崩事件を彷彿とさせつつ、もっとものすごい人数が押し寄せてきていて、圧倒されます。何千人、何万人？ 民衆のエネルギー、すごいです。
３時間超の長さが鬼門
ただ、本来は休憩があるはずのこの映画（実際、中間くらいに「INTERVAL」と大きな文字が出ます）なのですが、その休憩は軽く飛ばされて３時間以上続きます。私は結局我慢できず、一度トイレに立ってしまいました。直前に行っておいたのですがね。その点は覚悟して臨まないと、ですね。
映画館で観るべし！
まぁとにかく、できれば映画館、それも大スクリーンで観るべき映画だと思いました。長い映画ではありますが、中だるみなし。終始画面からあふれるエネルギーに圧倒されました。
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