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細胞診と針生検~乳ガン治療記2

旅行を挟んで二週間後、今度は針生検のために病院に行きました。

最初に、前回の検査、特に結果の出ていなかったMRIの結果等を聞きました。

MRIは咳き込んでしまったのでちょっと心配していましたが、無事に写っていたようです。

大きい方のしこりがはっきりと写っていました。つまり、腫瘍に血管が通っているってことでしょうか?

小さい方の腫瘤は超音波以外には写っていなくて、特に問題のない繊維の塊のようだけれど、大きい方はひょっとしたら全部に身があるわけではなく、膿瘍のような感じで液体が入っているのかもしれないとのこと。

その場合は、針生検で組織を取ろうとしても流れてしまう可能性があるので、先に細い針を刺して細胞を取る検査をするそうです。

注射器のようなもので引いてみて、液体が出てくればそれをぬいてしまうし、引けなければ改めて、いわゆる針生検をしますとのこと。

針生検は、20年前にやったときには、麻酔無しでそこそこ太い針を腫瘍に刺して、グリグリとかき回されて痛い思いをした覚えがあるのですが、話を聞いているとどうも違うようです。太めの針を刺して、組織を筒状に切り取って来るような話でした。なので必ず局所麻酔をするそうです。

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細胞診

処置室に移り、上半身裸になり、検査着を羽織って横になります。幹部は露出した上で、手術のときに使うような覆い布をかけれらて緊張しました。

最初に細胞診です。深いところにあるらしい小さい腫瘤からだそうです。

「ちょっと痛いですよ」と先生はおっしゃいましたが、針が細いみたいで全然平気でした。腫瘤に当たったところでパンピングをしていたようです。

そして肝心の大きい方。やはり、針を刺すときはほとんど痛みませんでした。

「引いてみて」と言う声で、吸引を試みたようですが、全然引けなかったそうで、またパンピングをしてそこは一旦終了です。

針生検

「引いてみたけど液体はでてこなかったので、やはり針生検をしますね。」ということになりました。

しばらく準備の時間を取って、局所麻酔を何本か射たれました。実はこれが一番痛かったです。歯医者もそうですが、局麻って痛いですよね。

しばらくして、脇の方から何かが刺さってきて、大きな音でバチンとバネが弾けるような音がしました。「もう一本行きます」ということで、もう一本。痛くはありませんでしたが、その後しばらく出血が止まらなかったようなので、そこそこの処置だったのだとわかりました。

バンデージをぐるぐると巻かれ、「今日は右手を挙げないように。バンデージは24時間経ったら剥がして良いけど、傷口の絆創膏は取れるまでそのままで。」と注意を受けました。

当日はシャワーも禁止、翌日ようやくシャンプーと下半身を洗うのだけ許可、全身シャワーは翌々日から、というので、暑い盛りに少々つらかったです。

また、ネット等では痛みは残らないようなことが書いてありましたが、麻酔が切れたあと結構痛くて、2日ばかりロキソニンのお世話になりました。

次回は確定診断です

「次回は確定診断なので、ご主人も来てくださいね。」と、看護師さんに言われてちょっと面食らいました。夫はこの日も付き添ってくれていましたが、次回には夏休みが明けているのでたぶん無理、と思い、そう言ったら「それは残念だけど…」と。

実際には、次回も夫の予定は空いていたので付き添ってもらえることになったのですが、わざわざ「一緒に来てください」というのは、おそらく良くない結果が予想されるのだろうな、と感じました。

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