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アニメ「本好きの下剋上・領主の養女」第二十四章「救出」感想

第4期もついに最終回です。寂しいな…。

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あらすじ

襲撃者に捕らわれたローゼマインだが、孫娘の危機に奮起したボニファティウスに助け出される。
しかし体を蝕む毒は深刻で、急遽フェルディナンドはユレーヴェを使う。
長い眠りにつくローゼマイン。命だけでも助かったことを安堵する下町家族。
ローゼマインのいない日常で、ヴィルフリートとシャルロッテは代わりに神事を、下町の仲間や神殿の側仕えは本作りを、フェルディナンドはその傍らで目覚めの時を待ち続ける。そして――。

~上記公式サイトより

本編感想

本編のネタバレあります。該当部分までは書籍・Web・コミカライズの内容も含みます。ご注意ください。

おじい様の活躍

今回はアバン無しでいきなりオープニング。まぁ、最近は最終回となるとオープニングさえなくなるアニメも多いですからね。

子どもたちが襲われたと聞いて身体強化をして駆けつけるおじい様。身食い兵が爆発したけど、本当はスプラッターのはずだよね…。アニメだから表現抑えたんだろうな。

救出されたシャルロッテ。護衛騎士はどこ?

ローゼマインがさらわれたと聞いて騎獣で飛び出すおじい様。視力強化と聴力強化で場所を特定。行く手に魔力を打ち出して足止めします。前回の最後、森で爆発のシーンがあったけど、これでしたね。

薬で目も開けられないローゼマイン。表情が平穏なのに心の中は大混乱みたい…。表情さえ動かせない、ってことかな。

馬にくくりつけてあった袋を取って、中を開けるでもなく「返事がない。死んでいるのか?」はともかく、勢いよく投げてしまうおじい様。ちょっと想像していたのとは違ったけど、やっぱり脳筋だわね。緊迫したシーンなのに笑ってしまう。

フェルディナンドによる救出

飛ばされたローゼマインを受け止めるフェルディナンド。「元気な者でも死にかねません」。確かに。

薬を使われたことを知って、すぐに治療が必要というフェルディナンド。応急処置の薬を噛ませて神殿に連れ帰ろうとしますが、おじい様に止められます。まぁ、普通の貴族からしたら神殿は忌避するものですからね。

急いでいるところを止められて激昂するフェルディナンド。うーん、この顔、最高ですね。基本的に感情を表に出さず、常に無表情のフェルディナンドが、目上相手に敬語も忘れて激昂するなんて、たぶんこの時だけ。緊迫感あります。

そこにやってくるコルネリウス。騎獣の魔石を持ってきてくれました。「守れなくて済まない」と謝るコルネリウス。このことがずっと彼のトラウマみたいになります。

襲撃犯のところに向かうボニファティウスとコルネリウスを見送って神殿にむかうフェルディナンド。「君は私が絶対に助ける。だから最後まで薬に抗え」。カッコイイですね。元来慎重なフェルディナンドは「絶対に」なんていう言葉をまず使いません。気持ちの強さを感じます。

ユレーヴェに浸かる

神殿に戻って処置をして、「おそらく間に合ったと思う」というフェルディナンドの言葉にホッとする側仕えたち。心配そうなモニカとギル。二人の幼い姿も見納めですね。

薬が少し効いたらしく目が開いて口もきけるようになりました。魔力が固まってきたということでユレーヴェを飲み、更に大きな箱に入ったユレーヴェに浸かります。良く見ると赤い線が体中に走っていますね。これは魔力の流れだそうです。「健康診断」のときと同じですね。

「君の眠りを妨げる者は私が排除する。安心して眠りなさい」。このときのフェルディナンドの表情もホントに優しくて、ローゼマインに対してだけは表情豊かですね。

ジョイソターク子爵の釈明

捕まったのはジョイソターク子爵。ローゼマインの設定上の実母の兄弟らしいです。

さらったのはシャルロッテだけだと主張。協力者もなく単独犯だと言っています。身食い兵たちはギーベゲルラッハの私兵だと主張していますが…。動機が語られないのでアニメ勢には不親切ですね。確か、誰でもいいから領主の子をさらって隠し、ローゼマイン以外の場合は一緒に見つけに行ってローゼマインの心象を良くし、ローゼマインをさらった場合は自分が真っ先に助けに行って恩を売る、とそんなずさんな話だったような…。どちらにしてもしょうもない話でした。

疑惑のゲルラッハ子爵

私兵を譲ったことで呼び出されたゲルラッハ子爵ですが、封鎖された大広間で存在が確認されたということで解放されてしまいます。

下働きの証言でもはっきりしたことはわからなかったのに、「あれが犯人だ」と断言するボニファティウス。供給の間でジルヴェスターに抜け道の話をします。

ゲオルギーネが領主教育を受けていて、抜け道の存在を知っていたことに驚くジルヴェスター。そうか、彼は生まれながらの次期領主なので、姉が領主教育を受けていたことを知らなかった、ってことね。

ローゼマインのいない日々

ローゼマイン不在の日々が駆け足で。原作では「閑話」として番外編ぼく書かれていた部分です。

領主一族の護衛騎士たちはおじい様の特訓が始まりました。張り切ってるのはアンゲリカくらいかな。みんなしごかれてヘトヘトになりそう。

神殿での本作り、紙作りにユストクスの姿が…。この間のユストクスのやらかしがカットされたのはちょっと残念。

下町家族には眠る期間が一年になると知らされます。信じて待つしかありません。この間はトゥーリが神殿に行儀作法を習いに行ったりしたんですよね。

ベンノは「今まで通り」。頼もしい。ただ、そんな簡単な話ではなかったんだけど、ゆっくり描写する余裕は、無いよね。

ボニファティウスのオルドナンツは嫌になるくらい届いていて、フェルディナンドの机に魔石が積み上がってるはずなんだけど…。

魔力が圧縮されすぎていて溶かすのに時間がかかる、というフェルディナンド。魔力を吸収する魔石を入れているようですね。気になったのは、魔力を吸収するのは黒の魔石じゃないのかな?って。色が逆じゃない? それともカラの魔石を入れておいて、いっぱいになると黒くなるってことなのか。この辺は原作を読み込んでいても今ひとつ分かりづらい部分ではあります。

桃色の世界

ここで桃色の世界が登場。

このいくつもある山が「魔力の塊」なんでしょうね。じわじわと崩していくイメージ。

原作本編では、これがローゼマインの夢の中(ユレーヴェで眠っている間)で、塊の崩し方がいい加減だったので…みたいな話だったかな。

そして、目覚めると浦島太郎、という感じで終了でした。

アニメはもっと俯瞰的にストーリーを進めているので、眠っている間の出来事も必要ですよね。

ようやくの目覚め

すごいスピードで二度目の春と夏が過ぎていきます。

目覚めが近づき、フェルディナンドは収穫祭に出かけますが、数日に一度戻ってきて様子を見ているようです。ナレーションが速水さんなのに「フェルディナンドは」というのはちょっと違和感。この際「私は」でいいじゃない?

「君は一体どのくらい私の手を煩わせたら気が済むのか」と言って回想。ただ、今期のシーンでしたね。わざわざ過去のシーンを新たに描くのも大変過ぎるから? 本当なら最初の頃(2期くらい)のほうがずっと手を焼いていただろうに。

再び桃色の世界で塊を崩していたら、フェルディナンドの声がして目覚めるローゼマイン。

ユレーヴェから起き上がって、背中を叩かれて「痛いです、神官長」というのは、コミカライズとかでも結構印象的なシーン。

一晩眠って目覚めた気分で「シャルロッテは?」と尋ねるローゼマインに「襲撃犯は2年前に処刑された」というフェルディナンド。2年経っていることを聞いてびっくりなローゼマイン。

エンディング

エンディング曲に合わせて、今回はいつもの映像ではなく後日談のようにローゼマインとフェルディナンドの会話。

ローゼマインは2年間眠っていた影響で筋力が落ちてしまって起き上がれません。フェルディナンドがひざまづいて目線を合わせて話していますね。

本当は、湯浴みをして着替えるまでにも一騒動あったのだけど、そこはカットか。

この状態でまた2年間の出来事が語られます。

ウィルフリートとシャルロッテが代わりに神事を行っていたこと、エルヴィーラがハルデンツェルに工房を作ったこと、ダームエルが破局したこと…。ダームエルの破局はちょっと説明不足だよね。まぁ、ダームエルはとことん不憫枠なんですが。

「他にもいろいろあった」で済まされたけど、本当にいろいろあったので、続きがあるなら振り返りでもう少し丁寧に拾ってほしいかな。

そして、残念なお知らせ。魔力の塊は溶け切りませんでした。嘘つき呼ばわりされて不憫なフェルディナンド。

一方下町家族はマインが目覚めたと聞いて大喜び。大きくなったカミルが不思議そうに見ています。本来ここで「マインって誰?」と聞かれて大変なことになるのですが、聞いちゃうとそこで終われないから言わせなかったのかな。

そして、次のシーンではもう貴族院へ転移して終了。

うん、ラストシーンをここに持ってきたかったんだね。本当は目覚めてから貴族院に行くまでもいろいろあるんだけどね。そこは、続きがあったらきっとやってくれることでしょう。

エンドカード

エンドカードは椎名優さん。そして、ここで続編制作決定の報が!! まぁ、そういう作り方だよねとは思っていましたが。

椎名優さんのエンドカード、登場人物がぎっしり詰まっていますが、保護者3人組がいないんですよね。これは、第一章で描いたから、だそうです。

椎名先生はXアカウント持っていらっしゃらないと思うので、こちらのポストを引用。

第二十四章まとめ

いやぁ、駆け足でしたね。

ローゼマインが眠っている間の2年間をどうするかと思ったら、ものすごいダイジェストで描写していました。

漏れたエピソードは拾い切れませんが、本来本編にはない部分なので、いいのかな。必要なら次期で振り返るでしょう。

続編ができるということで、貴族院編につなぐために、どうしても貴族院に行くところで終らせたかったのだな、と感じました。まぁ、目覚めたところで終わってもあんまり切りよくないしね。

とにかく、続編が楽しみです。

半年間、毎週の楽しみでした。関係者の皆様、あと、読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。もう一本、総括と次期への期待の記事を書いて、このシリーズは一旦終わりにしたいと思います。

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