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抗がん剤(パクリタキセル療法)8回目とマイナ保険証~乳ガン治療記43

パクリタキセルも今回を入れて残り2回となりました。終わりが見えてきて嬉しいです。

この日は夫が仕事休みでゆっくり寝ていたので、逆に朝は時間に余裕ができて、いつもより10分早いバスに乗ることができました。

しかし、雨降りのせいか大渋滞にあい、結果的に、到着はいつも乗っている10分遅いバスと変わらない事態に。

おまけに採血室のブースがいつもは5箇所稼働しているところ、3箇所しか動いておらず、遅々として進みません。受付に用紙を出してから番号が発行されるまでに10分待ち、そこからさらに20分くらい待たされて、かなり遅い進行になってしまいました。まぁ、読書していたのでそのくらいの待ち時間は苦にはならないのですが、採血終了時間はダイレクトに診察時間に響くので、「せっかく早いバスに乗ったのに…」という気分にはなります。

外科の受付で問診票を出してから、採血の結果待ちの間にマイナ保険証の受付をしました。実は、この病院でマイナ保険証を出すのは初めてなのです。いつも、自動再診受付機を通して終わりにしていたのですが、外科の受付に貼ってあったマイナ保険証のポスターを見たら、マイナ保険証で「限度額情報の表示」に同意すれば、「限度額適用認定証」の提示をしなくても自動的に限度額以上の支払いをしなくて良くなるそうなので。

案内の人に聞いたところ、マイナ保険証は来院時毎回確認しないといけないけれど、別に最初の受付のタイミングでなくても良いとのことなので、採血のあるときは結果待ちの時間に通せば問題なさそうです。

いつものように軽食を取ってから外科に戻り、30分くらいで名前を呼ばれました。

血液検査の結果は、概ねいつも通りな感じで、白血球数は2700と微減、ヘモグロビンが10.2とかなりヤバい感じですが、先生はここは気にしないんですよね。好中球数は1500程度ということで今回も無事GOです。ここまでくれば、なんとか完走できそうです。ドセタキセルをスキップしたときにはどうなることかと思いましたが、パクリタキセルはここにきても大きな副作用は出ていないので、変更してもらって本当に良かったです。指先のしびれくらいは大したことではありません。

次回以降、手術までの予定を確認して、化学療法室へ。

ここのところずっと窓際のブースだったのですが、今回は残念ながら端から2番め。両側カーテンなので多少閉塞感があります。

今回のお供も先週に引き続きAudibleで「准教授・高槻彰良の推察」シリーズの続き。既刊全部聴き終わったら再度最初から聴いてみようかと思う程度には気に入っています。

なお、診察や採血の待ち時間は相変わらずの「薬屋のひとりごと」です。名前を呼ばれた時に耳をふさいでいて聞き逃すわけにはいかないので…。でも、もうそろそろ読み終わりそうです。

いつものように荷物をしまって、リクライニングの調整をしたりしてから、Audibleを聴きながら待っていると、いつもの看護師さんがやってきて、ルートを取ってくれます。

前回、禁断の肘部分、採血に使う場所を使ってしまったので、どうなることかと思いましたが、最初の最初に使った、肘から少しだけ手首側に下がったところ、小指側の血管が「今日は取れそう」とのことで、結構あっさりと行けました。関節も近くないし、最近いつも感じていたチクチクも全然なくて良かったです。

ただ、手のひらを上に向けていれば問題ないのですが、ひっくり返すと急に落ち方がゆっくりになるので、それだけ気をつけて時間を過ごしました。

今回は前回やってきた栄養士さんも話しに来なかったので、点滴の交換時に看護師さんが声をかけてくれる以外は特に邪魔されることもなく、Audibleに耳を傾けていた…はずなのですが、途中は結構ウトウトしていたようで、手足を冷やしていた保冷剤がいつの間にか床に落ちていたのを、知らないうちに誰か(たぶん通りがかりの看護師さん)が拾ってくれていて、それも気づいていませんでした。

そんな訳で小説を聴いたりウトウトしたりしつつ、いつの間にか点滴は終わってしまいました。ペースが早かったので、結果的に、終わった時間はいつもと変わらないくらい(お昼前)に早まっていました。

この日は仕事休みの夫が迎えに来て、そのまま一緒に外で昼食をとって帰る予定だったので、早く終わったのは良かったです。ただ、雨が降っていたので移動がちょっと大変でしたが。

さあ、残りはあと1回。長かった抗がん剤治療ももうすぐ終わりです。それが終われば術前検査。果たして、どのくらい効果は出ているのか、期待と不安が半々、と言った感じです。

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