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ドセタキセル療法1クール2週目・舌炎~乳ガン治療記25

2週目に入っても、手足のしびれはなくなりませんでした。特に、足のしびれはきつくて、ピッタリした靴を履くとしびれが強まって歩くのがさらにつらいので、少し緩めのブーツを買って履くようにしました。

それでも、手指の方は一時期のように力が入らず作業ができない状態は脱しました。指先を器用には使えないので袋を開けるのは苦手ですが、ペンは持てるしキーボードも叩けるようになりました。

その代わり(?)、今度は紅斑が出てきました。手の側面(小指の外側と親指の外側)とかかとです。最初は、お風呂に入ったときにその部分だけやけにジンジンすると思ったのですが、よく見るとしもやけのように赤くなっていました。これも副作用の一つらしいです。ステロイドを塗ると良いらしいので、最近皮膚科でもらったステロイドとケラチナミンの混合クリームを塗って様子を見ることにしました。

2週目で一番つらかったのが「舌炎」です。口内炎が舌にできるやつです。

副作用で一番なりたくなかったのが口内炎なのですが、よりによってベロのほぼ真ん中に赤いポッチが2つくらい、さらに側面はギザギザになっていて、その角ごとに白いポッチができていました。

これが、しみるとかいうレベルではなくて、本当につらかったです。

とにかく、食事が拷問です。

かろうじて、スープ系のものを冷まして、人肌程度にすると多少マシだったので、そんなものばかりになってしまいました。喉も痛くていろいろとしみたので、舌炎が酷い時期は本当にきつかったです。ちょうど年末年始だったので、年越しそばはともかく、おせちが食べられるか心配でした。

とにかく早く治したいので、アズレンのうがい薬にトローチ、チョコラBB等、口内炎に効きそうなものはいろいろ試しました。そのおかげか、3~4日すると症状は多少おさまってきて、痛みが引いてきました。幸い、元日には大分おさまっていたので、無事におせちを食べることはできました。

舌炎がおさまって来てホッとしたものの、今度は味がわからないことに気づきました。すでにおせち料理の味が変だなとは思っていたのですが、不思議とぬるめにしたお雑煮等、スープの味は大丈夫だったので、舌炎のせいかと思っていたのですが、そうではなかったようです。

こうして、副作用は治まらないまま、3週目に突入したのでした。

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