声楽のレッスンに行ってきました。
相変わらず、発声に迷いがあります。
コンコーネ25番はやはり、口の中、喉の奥が狭くなりがちです。
どうしても、音程が変わるたびに形を作りなおすクセが抜けないのです。
「常に開けっ放し」これがなかなか難しいんですよねぇ。
曲は、オペラ座の怪人の二重唱へ。
“All I ask of you”
声楽的に歌うよりも、話すように。
あと、「低音は捨てること」。耳にタコができるほど言われてますが。
この曲は決して生活感を出してはいけないので、これを歌うときは、お互いに「ラウル」「クリスティーヌ」と呼び合うように、と厳命されました(笑)。
何回か歌った後、最後に一度、”Phantom of the Opera”を。
この曲、すっごく低い音域(五線の下のGソ・Aラあたり)から始まって、最後は超絶に高い音(Hi-Es/五線から上に三本たしたところにあるミ♭)で終わるんです。
一発芸ならHi-Esもなんとかなりますが、五線の上のA(ラ)から始まり、半音ずつロングトーンで上がっていく最後の一連の流れは、かなーりキツいです。
今回は最後手前のHi-C(ド)三連発で声が終わってしまって、最後のEsは出す前から「無理」とわかりました。
とりあえず、最初の入りをオクターブ上げて、ポジションが下がりすぎないように試してみてくださいということになりました。
まぁ、練習していても、最後の部分はいつも綱渡りで、出るかでないかの勝負になってしまっています。大抵かすれてしまうし、とてもとても人さまにお聞かせできるようなシロモノではありません。。
今のところは、なんとか喉に負担をかけずに、かすれない声で最後までいけるように、何度も試してみるしかなさそうです。
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