感想など一覧

映画「TIME」

近所の映画館のレディースデイが水曜から月曜に移ってしまい、映画に行きづらくなってしまいました(私は水曜が休みです)。

以前は夫が気乗りしない(けれど自分が観たい)映画は水曜に一人で観に行ったりしていたのですが…。

そんなわけで久々の映画。これは以前から夫が観たがっていた作品です。

あらすじ

科学技術が進歩したことにより老化現象を解決した近未来、25歳で生体の成長が止まると余命はあと1年という社会が構築されていた。富裕層は寿命を気にしなくていい一方、貧しい人々は寿命を延ばすためにあくせく働き続けなければならなかった。貧しい青年のウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、時間と引き換えに裕福な男性を殺した容疑を掛けられ、追われる身となってしまい……。

シネマトゥデイ

設定が斬新で面白いんじゃないかと思ったんですが…。(←そこに関しては間違いありませんでした。)

なんというか、消化不良です…。私が頭悪くて読み切れなかっただけかもしれませんが。

途中からすっかり「ボニー&クライド」のノリになってきて(でも、この二人はボニーとクライドのような悪人じゃない)、最後はやっぱりああなるのかと思いきや。

時間を通貨にしての労働・買い物やら、強盗との丁丁発止、ギリギリでのタイムアップ(時間切れによる死)があったりなかったり、と、設定を生かしての面白い場面は多々あったのですが、だからと言ってお話全体としてのカタルシスは…私にはなかったかなぁ。

しかし、出てくる登場人物は設定上全員肉体年齢25歳のはず(子供を除く)なんだけど…、そうは見えない人もいっぱいいましたね。

あと、富豪の娘で走ったこともなければ水に入ったこともないはずのシルビアが、泳いだり、ピンヒールで走り続けたりするのにはさすがに違和感を感じました。


ESCOLTA Singing Drama 2012 ~infinity~

昨夜は待ちに待ったESCOLTAのコンサート。半年ぶりです。

すっかり、半年に一度のペースで安定した感じですね。

少し長めのOvertureの後、「Sanctus」「My heart will go on」と続いて、いつもならここで愉快なMCが入るのですが、今回はMCが抑え気味で、淡々と曲が進んでいきました。

もちろん歌はいつもどおり良いんだけど、いつも通りシリアスな歌が多いので、それを和ませてくれるはずのMCまで淡々と進まれちゃうと、ちょっと食い足りない感じがしました。

なーんて思ってたら、「マルキアーレ」や「愛してイカロス」でようやくノリノリに♪

やっぱり、三人の仲良しっぷり炸裂のトークコーナーがある程度ないと、寂しいです。

曲が進むにつれて、いつものESCOLTAサウンドもどんどん冴えてきて、幸せな時間でした。

三人がそれぞれソリストとして主張しながらも、きちんとアンサンブルになっている。こんなグループ、やっぱり日本では他にないですよね。

最後の最後に、満を持しての「愛の流星群」。やっぱりこれを聴かないと終わらないですよね。いつもながら、アカペラ部分はゾクゾクしてしまいました。

それにしても、やっぱり結城リーダー、好きだなぁ。甘い声も、ファルセットも、自由自在ですもんねぇ。

もちろん大ちゃんも万里生くんも良かったし好きだけど。

ESCOLTAのライブに行くたびに、いつもリーダーの声に聞き惚れてしまうのでした。

曲の方は、いくつか聴きたかった曲が聴けなくて残念だったんだけど、今回お初の曲(↑に書いた「マルキアーレ」とか「上を向いて歩こう」とか)がとても良かったし、時間は限られているから仕方ないですよね。

あー、でも「レーヴ・アルモニ」は聞きたかったなぁ。大ちゃんのアコーディオンが…。

次回は9月だそうです。また同じ東京国際フォーラム。なんとか来られたらいいな。

今回の席は、夏の恵比寿のコンサートの帰りにいただいたチラシに載っていた「最速先行抽選」で取ったのですが、なんと一階のほぼ一番後ろに近いところで、通路際なのは良かったものの、PA席の斜め後ろというポジションだったため、会場が暗くなってもPA席のモニタや手元のライトが目に入ってしまい、少々残念だったのです。

最速抽選で手数料を余計に払ってこの席では、ねぇ。

やっぱり先行抽選は良くなかった時のがっかり感が倍増しますね。

今度は9月の日曜日なので、学校関係の行事がある程度はっきりする4月まで待ってから買おうかなと思います。

あと、今回はアメブロで知り合った地元のお友達、Hさんがご一緒してくれました。

Hさんは息子さんがウチと同じ年でしかも同じサッカー部。でも学校は違うので、いろんな話が聞けて、行き帰りの長い時間が楽しく過ごせました。

コンサートの方も、楽しんでいただけるかどうかちょっと心配していたのですが、どうやら終了時にはすっかりファンになっていただけたようで。

ESCOLTAの魅力をわかってもらうには、やっぱり一度ライブで体感していただくのが一番ですね。

Hさん、お陰さまでとても楽しかったです。また、機会があったらぜひよろしくお願いします。


オペレッタ「こうもり」at杉田劇場

スロバキア国立歌劇場オペラ2012「オペレッタ こうもり」を観てきました。

と書くとなんだか立派なオペラで高そうに聞こえますが、場所は定員300名の横浜・杉田劇場、価格は3,500円(当日券4,000円)というリーズナブルな公演でした。

実際、オーケストラは無くてピアノ伴奏、出演者はソリスト7名+ピアニスト+ナレーターのみという構成です。

ピアノ伴奏で抜粋版のオペラというと、先日自分が出演した「フィガロの結婚」がそうですが、それ以上に簡易な公演でした。

だからと言ってつまらなかったと言うことはなくて、ソリストの歌はみんな素晴らしかったし、皆さん芸達者でとても楽しかったです。まぁ、これも一応すべて揃った完全版を観たことがあるから、だとは思いますが。

前半は「こうもり」とは関係なく、いろいろなオペラのアリアや二重唱を続けて歌うガラ・コンサート形式で、後半は、「こうもり」ですが、これも、お話の流れはナレーターが担当し(なんとスロバキアの方が日本語で!)、場面場面をつないでいく、というものでした。

歌やお芝居はとても良かったのですが、人数が少ないので状況設定にどうしても無理があるのと、合唱もバレエも、大道具の交換もないのはやっぱり少し寂しかったです。

この公演は、主催者の方(個人の方だそうです)が、日本におけるオペラ公演の現状を憂いて(西洋の猿真似なのに料金の高い国内オペラか、庶民に手の届かないブランド歌劇団しかない)、「本物のオペラ」を庶民が気軽に楽しめるようにと始められたそうです。実際、この日もほぼ満席でした。

その主旨は良くわかるのですが、仰っていたことはちょっと極端かなぁ。最近の日本のオペラも必ずしも猿マネとばかりは言えず、歌唱力・演技力を兼ね備えた方も増えていますし、海外の引越公演にしても、東欧の歌劇団の地方興行などは、席を選ばなければかなりリーズナブルな価格でそれこそ「ホンモノ」のグランドオペラが鑑賞できたりするんですよね。

私も、地元のホールでオペラの引越公演があればなるべく行くようにしていますが、いつも満席です。正直、今回の公演だったら、以前に地元で見た完全版の「こうもり」の方がコストパフォーマンスは高かったかなぁと。やはり、オペラは総合芸術ですから、オーケストラ、合唱、バレエと揃ってこそ、本物かなぁとも思いますし。

でも、これはこれでとても楽しかったです。特に、最後にアンコールでバリトンの方が歌ってくださった「いとしのエリー(日本語版)」が素晴らしかった。一番感動したかも。