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アニメ「本好きの下剋上」第3期6話(第32話)感想

今季のアニメも後半に入りました。32話「神殿の捨て子と色作り」の感想です。

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あらすじ

久しぶりに家に帰ったマイン。弟のカミルが生まれ、これまで以上に本を作ろうと決意する。そんなマインの前に、強力な助っ人が現れた。インク職人のハイディだ。好奇心旺盛で研究熱心なハイディは、すぐにマインと気が合い、色インクの開発が始まった。試行錯誤を繰り返すマインとハイディ。そんな中、神殿では捨て子の赤ん坊、ディルクの面倒を見ることになる。

上記公式サイトより

本編感想

本編のネタバレあります。該当部分までは書籍・Webの内容も含みます。ご注意ください。

アバンにて

アバンでは「南のギーベ」ゲルラッハ子爵とそのお仲間(原作だともっとたくさんいたけど、事件に関わる重要人物だけになってます)が神殿長と一緒に悪巧み…。祈念式の襲撃が彼らの仕業だということもバラしちゃってますね。

シキコーザの一族は、マインには関わらないのを条件に、本来は一族連座だったのを、本人のみ殉職という扱いになっているのですが、母親のダールドルフ子爵夫人(もともと第二夫人)だけが我が子可愛さに暴走している、という説明は完全に飛ばされています。

ビンデバルト伯爵が差し出した黒い魔石が何なのかの説明もないですが、それはいいのかな? 原作では説明されていましたが。

浮かれまくるマイン

カミルが生まれてうかれまくりのマイン。みんなに話してまわります。うっかりデリアにも話しちゃうし。実は原作ではデリアに話しちゃった、のフォローは無かったんですよね。このシーン、本来はロジーナとデリアだけで、睨むフランがいないので。マインとしては、家族から「みんなに話して、生まれたことを覚えていてもらわないといけない」という平民の理屈をそのまんま神殿に持ち込んだだけなので、気づいてないんです。でも、アニメでは視聴者にデリアを警戒させようとしてるんでしょうね。

連れられてくる捨て子

そして、ヴィルマが連れてくる捨て子。カミルと同世代の子どもは、ギルベルタ商会のレナーテに続いて2人目です。この子たちが成長するまで、アニメ、続くと良いんですが。

孤児院長室になぜベビーベッドがあるのか、というツッコミは置いておいて、デリアを捨て子(ディルク)のお姉ちゃんに指名するマイン。ここから、側仕えたちの大変な生活が始まるのだけど、詳しいことはカットカットですね。

カミルと聖典絵本

カミルに聖典絵本を見せるマイン。うーん、赤ちゃん用白黒絵本は作らなかったんだっけ? カミルにいきなり聖典絵本は早いよね。とはいえ、飛ばしちゃったならあるもの見せるしかないか。

「生まれたばかりの赤ちゃんはコントラストのはっきりした形しか見えないから」と、丸や三角で顔の形なんかを作った「白黒絵本」を作って、みんなから総スカンを食いつつもめげずにカミルに与えてたはずなんだけど、そんなことは大きなストーリーの流れでは些末なこと、というわけですね。

ハイディ登場

そして、インク工房のハイディとビアス登場。ハイディはなかなか強烈なキャラなのですが、イメージよりは大人しかったかな。もっともっと暴走キャラだと思っていたので。ついでにヨゼフももっと疲れた感じかと思ってたけど、若々しかったな。

そして色インクの試作。色が変わるのはアニメならではですね。文章の説明じゃわかりづらいですもんね。

「油の種類で色が変わる」。この世界ならではですが、この段階では訳わかりませんよね。この秘密がわかるのはずーっと先。アニメになるかな? とりあえずいろんな色ができました。

色々箇条書きっぽい

ギルの書字板もサラッと。本当はヨハンに鉄筆を頼みに行って、「金属活字以外の仕事」に大喜びされるんですけどね。ここら辺、必要なエピソードだから抜いてはいないけど、結構箇条書きっぽいですね。

神殿長に報告に行くものの軽く流されるデリア。これはアニメオリジナルかな。ディルクのことも、ただ孤児が増えただけなら興味なし。ただ、ディルクの顔にブツブツが出て、発熱します。ここの表現もちょっとイメージと違いましたが(なんか、普通の病気の発疹みたいじゃない?)、ここからまた大きく動き出しますね。

エンディングと予告

エンディング、先週から最後のお人形にカミルらしき赤ちゃんが増えましたね。そして予告のディルクのお世話部分。あれじゃ大変さが全然わかりません(笑)。

まとめ

今回色インクはできましたが、ジルヴェスターもいなくなって、一息ついた感じ? でも残りは4話。たぶんすぐに大きく動き出すでしょう。次回は「デリアとディルク」なので、たぶん…。楽しみですが、終りが見えてきてちょっと寂しいです。

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