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抗がん剤(ドセタキセル療法)1回目~乳ガン治療記23

遅ればせながらあけましておめでとうございます。

新年一発目ですが、連載の続きからまいります。

AC療法4回目から3週間と少し。本来は4週間あける予定だったのですが、曜日を変えたいと申し出たところ、後ろ倒しでなく前倒しになりました…。本当は後ろ倒しのほうが良かったのでしょうが、ちょうど年末にかかってしまうので、新しい薬に変わることで、年末年始になにかあると困る、ということで、投与はクリスマス前になりました。

いつものように採血をした後、今回は胸のレントゲンを撮りました。

今回も、あまり待たずに先生とお会いしたのですが、開口一番、「コロナ、大変でしたね」と言われました。

なんでも、抗がん剤投与中は重症化リスクが高いので、とても危険だったそうです。なるほど、自覚はありませんでしたが、軽く済んだのは本当に幸いだったようです。

コロナで受診したときと今回のレントゲンを比べて、特に大きな問題はなかったようなので、先生も安心していました。

血液検査に関しても、前回(コロナ受診時)と併せて見せていただきましたが、今回も特に大きな問題はなかったようです。貧血もタンパク質低下も、大きく進んではいませんでしたし、白血球数や好中球数には問題ありませんでした。なお、コロナのときはどちらもびっくりするくらい高値になっていました。ちゃんと、免疫機能は働いていたようです。

そして、今度の薬(ドセタキセル)では、処方薬は出ない、とのことでした。前より副作用はラクなのかしら?、とその時は思いました。

診察までがスムーズすぎるほど早く進み、この時点でだいぶ早い時間だったので、このまま化学療法室へ向かいました。この日は、夫が迎えに来てくれることになっていましたが、当初の予定よりかなり早くなりそうなので、その旨連絡をしておきました。

今回は点滴の準備も早くて、ブースに着いてからの待ち時間もだいぶ少なかったです。

ただ、ルートは今回も右手の甲になってしまい、ちょっとチクチクするのが気になりました。確かに、私は血管が細くていつも看護師さんに苦労させてしまうので、「手の甲でも良いですよ」とは言っているのですが。

今回からは点滴の種類も2種類+生理食塩水だけなので(今までは3種類+生食)、点滴そのものの時間も短くなりました。

それでも、いつものように栄養士さんと薬剤師さんは話をしにやってきました。今回はコロナがあったので、ここでも「大変でしたね」という話に終始しました。AC療法は副作用が本当に軽かったので、あまり話すこともなかったのです。

ただ、点滴中になんとなく右手にむくみを感じて、看護師さんや薬剤師さんにちょっと驚かれました。さすがに、点滴中に浮腫むというのはめずらしいそうです。漏れていたらとんでもなく痛いそうだし、逆流させてみたりしても問題はなかったので、本当にただのむくみだったようですが、何となく最初からちょっとだけイヤな感じでした。

そんなことはありましたが、点滴そのものは順調に進み、会計も含めて、お昼前には終わってしまいました。いつもは早くても2時近くなっていたので、本当に早かったです。

体調にも特に問題はなかったので、待ち合わせた夫と一緒に外で昼食をとり、夕飯の買い物までして、病院まで戻るのも億劫なので路線バスで帰宅しました。

ここまでは、AC療法同様、今後も順調に進むのだろうと思っていました。

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