ここ数ヶ月、Amazonのオーディオブックサービス、Audible(オーディブル)を愛用しています。
Audibleとは?
Audibleは、出版されている本を、声優さんや俳優さんが朗読してくれるオーディオブックです。モノによっては、男女二人で朗読してくれるものもあり、そういうパターンだとセリフ部分に違和感がなく、声優さん(俳優さん)の演技で聴けるのでとても聴きごたえがあります。
大抵は、一人の方がすべてを読んでいるので、個人的な好みでは女性声優さんが一番違和感なく聞けます。男性の声も頑張って声色作っていますし、声の演技力が高いと本当に楽しいです。男性声優の場合は、女性の声にどうしても違和感を覚えてしまうんです。これはあくまでも好みの問題なので、男性の方が好きな方もいるかもしれません。
読む方の本だと、どうしても「ながら」が難しいのですが、オーディオブックなら、聞きながら家事もできますし、移動もできます。音楽と違って本当に聞き流すわけにいかないので、読んだことのない本だと耳が滑って聞き逃す可能性はありますが、それでも、手が空くというのはありがたいです。
「本好きの下剋上」目当てで登録
元々は、例によって「本好きの下剋上」目当てで契約したんですが、当時は購入したもの以外はポッドキャストを聴くくらいしかできなかったんです(初月お試し無料で一冊もらえたので良かった。)
タイミング良く、翌月から基本聴き放題になりました。おかげで、「本好き」既刊13巻までを一気に聴くことができました。
「本好き」に関しては、アニメでマイン役をやっている井口裕香さんが朗読を担当しており、すべての登場人物を演じ分けてくれています。フェルディナンドの声も、正直、速水奨さんより好きかもしれません。
「銀英伝」「ハリー・ポッター」なども聞ける
「本好き」を聴き終わった後は数十年前に一度読んだきりだった「銀河英雄伝説」を本伝外伝ともに全部聴いたり、読んだことがなかった芥川賞受賞作品たちを聴いたり、思いの外楽しませてもらっています。
本当はもっとライトノベルを聴きたいのですが、完結していないものって手を出しづらくて…。Audibleで完結しているものって少ないんです。
最近、「夏目漱石全集」をダウンロードしたので、ちまちま聴いていこうと思っています。恥ずかしながら、漱石、実はほとんど読んでなくて。若い頃に少しずつはかじっているのですが、実際に通して読んだ作品がほとんどありません。読むのに気合が要りそうなので、ゆっくり聴いてみたいです。少しだけ聴いてみたのですが、読んだ時は硬いと思った文章が、聴いてみるとそうでもなくて、結構行けそうな感じです。
と思ったら、「ハリーポッター」シリーズ全巻とか、池井戸潤の作品がたくさん入っているのを見つけました。こういうのを聴いていたらだいぶ楽しめそうです。
読み間違いが気になるけど…
問題は、これはすべてを通して言えることですが、読み間違いが耳につくことかな。
明らかな読み間違いがどのブックにも散見されるのですが、チェックは入っていないのかな。漢字の読み間違いだけでなく、文脈から推測される言葉のつなぎとか、形容詞や副詞がかかっている言葉が間違っていることがよくあります。というか、自分が脳内で音声化している区切り方、イントネーションと違うと違和感があるんですよね。これは、ひょっとしたら自分が間違っているのかもしれないのでなんとも言えませんが…。
同じような違和感で、固有名詞のイントネーションも、今まで自分の中で想像していたものと違うことが多々あります。こればっかりは慣れるしかないですね。
と、少々の不満はありますが、それを補って余りある楽しさがあります。初月無料でたっぷり聴けるので、興味を持たれましたら、一度試してみてはいかがでしょうか。
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