さて、アキレス腱の記事を続けて書こうかと思ったのですが、それに縛られているとすべてが滞ってしまうので、書けるところから行こうと思います。
今週は今年最初の声楽レッスンでした。
ブログ休止前は「歌っていて楽しくない」時期でありましたが、それでも何とかかんとか、レッスンは続けていまして、今の先生についてから早くも5年以上経過しております。
5年も経つとさすがに胸に落とすクセはほぼ抜けたようで、そこを注意されることは少なくなりました。
以前は口先だけでヘラヘラ歌っていたりしたのですが、少しずつ支えを入れることもできるようになってきた、ような? まぁ相変わらずあまり練習には時間をかけられないので、亀の歩みではありますが、それなりには変わってきたようです。
で、この日の発声練習の中では、スタッカートでの跳躍音程をやたらとやりました。
とにかく、上に行くほど軟口蓋を上げる、顔のパーツを開く、みたいな。
そして、HiCis(高いドのシャープ)以上になったら、口を横に開いても良いけれど、それ以下ではなるべく縦開きのままで行くように、と。
ついつい、高くなっていくと支えが飛んで音程も飛んでしまったり、口の中を狭くして狙ってしまったりするのですが、それはNGです。
あとは、下がった時に支えが抜けて落ちないように。これは前々からの課題ですね。
そして、先生から、「今年はこういうテクニックを使う曲をやりましょう。シャモニーのリンダとか、ルチアとか、リゴレットのジルダとか」。
つまりコロラトゥーラ修行ですね。
最終目標は夜の女王で良いのではないかと。
なので、今やっている曲を終えたら、そういう曲にしましょうと。
これは大変なことになりました。
それにしても、合唱ではアルトだったのにねぇ。感慨深いです。
さて、今歌っているのは、ガスタルトンの『禁じられた音楽』とモーツァルトの『女も15になれば』。オペラ『コジファントゥッテ』の中の、女中デスピーナのアリアですね。
禁じられた音楽は前から歌いたかったのでお願いして始めたばかりですが、この日は時間があまりなくてレッスン無し。
コジをこの日で終わらせて次回からはシャモニーの「この心の光」です。
コジのアリアはモーツァルトらしく難しいのですが、力技で終了。でもこの日は意外に調子が良くて、そして、ちょっと支えを意識して息を流して声を出していったら、思いの外伸びて、気持ちよかったです。先生からもこの日はちょっと褒められました。でもこれがいつまでも続かないのが残念なんですよね。
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