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帰宅難民の端くれになりました

息子がヨーロッパより帰国しました。

たくさんの体験をお土産に帰ってきたのは良いのですが。

あいにく昨日は大嵐。

飛行機は午前中に到着したのでまだ良かったのです。

夕方から天気が荒れると朝からずっとニュース等で言っていたので、少しでも早く帰れたらいいな、と思って、解散場所まで行きました。

予定通り二時過ぎにはバスが着いたのですが、そこから教会の聖堂で解団式があり、延々といろんな人の挨拶。

この日帰国したばかりの人たちは、この事態を理解していないようでした。

ようやく30分くらいで式は終ったものの、今度はそこからホールに移って団員達だけでまた延々とミーティング。

三時過ぎに子供たちが出てきて帰り始めたものの、そろそろ天気はかなり怪しい感じ。

とは言えまだ電車は七割程度運行中とのこと。

ここですぐに帰ればあんなことにはならなかったのに…。

とにかく早く帰ろうと息子を急かすも、いつも一緒に帰っている同方向のF君が、お母さんが係の仕事で当分帰れないとかで、彼を一緒に待つといって聞きません。

同じく同方向でさらに遠いO君も含め、ずーっと三人で積もる話は尽きることなく、一時間くらい経ってしまいました。

その時間になってもまだF君ママのお仕事は終らず、他にも高校生などはまだまだいろいろあるらしく残っていました。

ただ、F君ママが気を使って、自分たちは何時になるか分からないし、帰れなくなると自分が困るからと息子たちを説得してくれ、ようやく帰路に着きました。

が、駅に着いたらいきなり電車は間引き運転のせいで30分待ち。

でもその線はそれほど混んでいなかったので待っただけで普通に乗れ、普通に動いていました。

問題はその後です。

乗り換えようとした電車はホームにいましたが、もうギュウギュウ詰めで、大きなスーツケースを2個(O君と二人)抱えた私たちは絶対乗れません。

仕方なく見送って、次の電車を待ちましたが、これまた列の後ろになってしまったのでスーツケースが乗れず。

ようやく乗れた三本目。この時点で多分既に30分くらいは経過。

私達の降車駅より先で運転が止まってしまったとのことで、少し停車した後、隣の駅まで運転。

ただ、また隣の駅(結構大きなターミナル)で止まってしまい、10分くらい経った頃、「この電車は回送になります」とのアナウンスで降ろされてしまいました。

この時点で電車は全線ストップ。確か既に午後6時前。

仕方なく振替乗車券をもらってバス停を目指したのですが。
ここでO君親子とはぐれてしまいました。

我々の目指す駅は二駅先。ここへ行くバスは一時間に一本のみ。

なのに、バス停はそれに乗りたい人が殺到して大混雑の大混乱。

少し待っていたら最初のバスが来たのですが、押し合いへし合いで、スーツケースを持った息子は立っているのがやっとでした。

ちょうどこの頃が雨風のピークで、時折ものすごい突風が吹いて怖かったです。
バスに乗れる見通しも立たず、いったいいつになったら帰れるのか、と一時途方にくれました。

一駅手前の隣駅行きは20~30分に一本くらいのペースで来ているようだったので、乗れたらそれに乗ろう、と息子と決め、ある程度前に進んで待ちました。

前のバスが行って20分くらい経った頃でしょうか、そのバスが来てなんとか乗り込むことに成功し、スーツケースも最後部に乗せて座っていくことが出来ました。この時点で午後7時を回っていました。

その後着いた隣駅で30分待って、無事自宅方向へ向かうバスに乗り継ぐことが出来ました。幸い、こちらの駅はターミナルではないのでそれほど混んでいなくて、ラッキーでした。

そんなわけで私たちが自宅に帰りついたのは夜の8時半ごろ。

後で聞いたらO君親子は12時過ぎまでかかってしまったそうです。

敗因は、ターミナルの同じバス乗り場で、やはり二駅先に直接行くバスを最後まで待ったいたことのようです。

そういえば、帰り着いてから近くのスーパーに買い物に出た際に何台かそのバスを見かけたのですが(臨時増発したとしか思えない本数が来ていました)、どれも超満員でしたもん。

しかし、考えてみたら、スーツケースさえなかったら、もっと早く帰れていたんですよね。超満員だろうが見送らずに二本前に乗れていたら、夕方には帰り着いてました。

教訓。スーツケースは空港宅急便で送るべし

まぁ、解散した後グズグズしていたのが一番いけないんですが。

と、最後にミソをつけてしまいましたが、息子は無事家に帰ってきました。
明日からはもう学校ですが、実り多い春休みになったことと思います。

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