乳ガン罹患以来、私が定期的に栄養状態等を診ていただいている友人で医師のKさんこと小池雅美先生が本を出されました。
この本「気分の9割は血糖値」について
分子栄養医学の世界ではすでにカリスマとなっているので、売れ行きも上々のようです。
私も早速読みましたが、普段外来で言われていることそのままでした(笑)。というか、いつも言われていることの意味がよく分かるように書かれていました。血糖値の乱高下を防ぐには、血糖値が急上昇、急降下する、粉もののスイーツ類や甘い飲み物等は良くないですよね。なかなか止められませんが…。カフェイン禁止もつらいですが、意義は改めてよくわかりました。
また、彼女とは長い付き合いなので(子育て関連)、昔話の部分はちょっと感慨深かったです。
原因不明の体調不良、いわゆる「不定愁訴」は、「隠れ貧血」や「血糖値の乱高下」のせいかもしれません。なんとなく調子の悪い方も、自分は元気だと思っている方も、ご一読をおすすめします。
外来に行ってきた
この本が出た直後、そんなK医師の外来に行ってきました。
半年ぶりに採血したので、その結果を聞き、今後のことを話しました。本の実物も見せていただきました(私は電子書籍派なので)。
血液検査の結果、なんと、タンパク質も、ヘモグロビンも、フェリチン(鉄)もだだ下がり…。中性脂肪は良化していたけどLDLコレステロールはかなり高い。ただ、前回まだ「不足」だったビタミンDはようやく足りてきた様子。K先生的にはもう少し数値を上げたいらしいですが。
前回、それからガンの定期検診での採血で、諸々数値が良くなっていたので油断したせいですかね。そういえば最近煮干し粉もサボってるし、鉄のサプリもしばらく使っていなかったな。
結局のところ、こうやって油断してサプリやらなんやらをサボるとすぐに数値に出てきてしまうんですね。で、放っておくとそのうち体調が悪くなってしまう…。
自分で用意する普通の食事ではバランスが相当悪いということでしょう。
今後も気を抜かずに意識してタンパク質や鉄分を摂り続けないといけませんね。
幸い、今のところは大きな不調はなくて、それどころか感情の浮き沈みもほとんどなくて、穏やかな生活が送れています。お腹の調子も上々。
上に紹介した本によると、本当の元気は「淡々としていること」だそうで。私はまだ血糖コントロールがヘタで、それなりの乱高下はあると思うのですが、それでもこれだけ穏やかに過ごせているのですから、この状態を悪化させないようにしたいと思っています。
考えてみると、以前は本当にムダに元気だったり、気持ちが沈んだり、感情を爆発させたりしていたものなぁ。変われば変わるものです。
これからもK医師とのお付き合いは大事にしていきたいと思います。


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