少し前の話になってしまいますが、ものすごく久々に、ヴェルディ作曲「レクイエム」(以下ヴェルレク)のコンサートに行ってきました。
今回は最近お付き合いのあるオペラ歌手(メゾソプラノ)の方がソリストをされるということで、その方からチケットを譲っていただきました。
ヴェルレクと言えば、その昔合唱をやっていた頃(15年くらい前)に一度挑戦しました。で、挫折しました(汗)。
当時は小学校のPTAコーラスと掛け持ちのうえ、独唱を始めたばかりで初二重唱に苦戦していた頃でした。そこにヴェルレクが加わっていっぱいいっぱいだったのでした。
当時のことで覚えているのは「とにかくフーガが難しい」ということてしょうか。もう全然ついていけなくて毎回アップアップしていたのを思い出します。結局リタイヤして、本番だけは聴きに行ったので、今回はそれ以来になります。
今回は合唱、オケともにアマチュアのようでしたが、この難曲を歌いこなしていてスゴイと思いました。もちろん傷が無いとは言いませんが、パワーもあるし、破綻せずに通したのは素直にすごかった。曲自体にパワーがあるので、感動してしまいました。
そして、知り合いの歌手さんですが、ヴェルレクはメゾの出番がメチャメチャ多いのですね。合唱練習に参加しているだけだとあまり意識しなかったのですが、メゾさんに注目して聴くと本当に歌う箇所が多い。とても聴きごたえがありました。ご本人はやり甲斐があったろうと思います。
せっかくなので、と楽譜を持っていったので、途中から楽譜を追いながら聴いていましたが、やっぱりフーガ、難しい。楽譜を見ながら聴いているのに、どこを歌っているのか、追うだけでも大変。練習していた頃を思い出しました。すぐに迷子になってしまっていたのですね。
そんな感じで、昔のことも思い出しつつ、楽しんだコンサートでした。
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