声楽のレッスンに行きました。
子宮がんの告知を受けた後だったので、先生に、手術の後はしばらくお休みすること、発表会は9月末なので出られるかどうか微妙なこと(たぶん無理?)をお伝えしました。
復活して半年ちょっと。ようやくお腹が少しずつ使えるようになってきたところでまた中断というのはなかなか残念です。特に、今年こそは発表会に出たいと思っていただけに…。
術式によって、復帰時期は変わってきますが、とりあえず開腹じゃないと良いね、という話はしました。(この時点では術式の話は聞いていなかったので)。
もう、今回を含めて2回くらいでお休みに入ることが確定してしまったため、先生もちょっとモチベーションが下がったようで、いつもに比べると発声に割く時間が少なかったように感じます。ここのところ、お腹を使えるように色々なパターンを試していたのですが、今回はオーソドックスに終わってしまいました。
そして曲はいよいよリストの「O lieb」です。
メロディーはよく知っている「愛の夢」ですが、いきなり転調するし、微妙にメロディーが違ったりするし、罠がたくさんあります。
途中、ドの#からレの♭に続く音があって、ピアノの上では同じ音なのですが、わざわざ表記を変えてあるということは、微妙にピッチが上がるという話。おそらく伴奏は転調しているのでしょう。こういう微妙な違いは私のような素人には難しいです。
それでも、ある程度調子よくレチタティーヴォの手前までは歌っていけました。
ここからまた一山ありますが、それはまた次回。というか、次回はあっても次々回はなさそうなので、また中途半端に投げ出してしまいそうな感じです。
うーん、せっかく好きな曲に入ったのに、当分中断かと思うと、残念です。
抗がん剤をしなければ、3ヶ月くらいで戻ってこられると思うので、それを期待します。
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