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浴室リフォーム・ミスの顛末~リフォームその18

さて、浴室の浴槽を交換するかどうか、考えるだけで面倒な話が残ってしまいました。

本来お願いした浴槽は、現在設置されているものと比べて、満水容量にして約20リットル多いものです。夫は体が大きいので、新しい給湯器のお湯はり設定を最低水量にしても、浸かった瞬間に結構な量が溢れます。容量が20リットル増えれば、おそらく溢れずに済むか、溢れたとしても少しで済むのでは無いかと思われます。

浸かった感じでも、お湯が少ないなぁと思っていて、夫はやはり交換してほしいと言っていました。

問題は、浴槽を交換するとなると、部材を新たに発注することになりますし、パネルをほぼ全部取り外して交換しないといけないため、それなりの費用がかかります。そして、その費用の一部を負担してほしいという話が、先方の社長よりありました。

これまでの営業とのやり取りを思い出すにつれ、どうしてこちらが負担しなければならないかわからなくなってきたので、時系列に沿ってこれまでの経緯を説明した長いメールを社長宛に送りました。

特に、二人で話し合いにこちらを訪れたとき、夫の話になり、社長が担当に「ご主人とお会いしたことはあるの?」と聞いたのに対し「いいえ」と答えた時点で、この人は嘘つき、もしくは記憶力が極めて悪い人だと思ったことも率直に書きました。ええ、一度確実に会って挨拶していますので。なので、担当を替えてほしいとも書きました。実は、この後もうひと仕事お願いすることになっているので、このままこの人が担当では心配でたまりません。この後お願いする工事はもっとしっかりした人に担当してほしいと思いました。

その後、週明けには交換する場合の見積を送ってくださるという話だったのに、一向に送ってこないので、ジリジリしていました。

そろそろこちらから催促しようかと思っていた頃、夫がポツリと「なんか、めんどくさいから今のままで良い気がしてきた。」と言います。確かに、工事のやり直しは面倒だし、また1日お風呂が使えなくなるのはちょっとイヤですよね。夫がそれで良いなら、私は別にそれでも構いません。その代わり、ガッツリ値引きしてもらおうと思いました。

夫とそんな風に話がついた後すぐ、社長より電話がありました。

そして、私のメールを読み、担当と再度話をして、先方が一方的に悪かったと認め、全額先方負担で浴槽の交換をしますと言います。ただ、費用はすべて負担するけれど、工事には1日かかるので、そこはご不便をおかけします、とのこと。

向こうも非を認めてくれたので、こちらから、「数日使用してきて、夫はこのままでもいいかな、と言っています。ただ、それは本来こちらが希望した状態はないので、できればある程度値引きしてほしいです」とお願いしました。

すると、「それで本当に良いのでしたら、10万円引きでいかがでしょうか」と。実際に交換するとなったら、それよりも費用はかかるだろうということでしたし(それはそうでしょう)、納得してそれで手を打つことにしました。

ただ、担当替えの件に関しては、「以前からうっかりの多い子で、少しずつ直っては来ているのです。彼の成長のために、もう少し、このままお付き合いいただけないでしょうか」と頼まれてしまいました。そんな風に頼まれてしまうと、無下に断ることができず、担当継続を承諾してしまいました。ただ、今後は絶対に信用はしないことにしようと決意しました。その点は仕方ないです。

そんな感じで、工事費用は最終見積から10万円引きで、本来の希望より浴槽が一回り小さくなってしまいましたが、水廻りリフォームは一段落したのでした。

もうひと仕事、に関してはまた今度。

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