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レスピーギの歌曲の楽譜

声楽のレッスン、復帰後2回目です。

ひたすら発声をやります。

「ドミソミド」の音階で、「アオウオア」を出すのですが、最高音の「ウ」だと響きにキラキラがつくけれど、次の「オ」でなくなってしまう、という状態です。ある程度音が高くなれば解決するのですが、中低音のうちはだいたい、口が開いてオやアになるとキラキラがつきません…。

それでも、何回かやっていると時々「今はOK」ということがあるのですが、自分では違いがわからないし、再現性が低すぎてまだまだ全然ダメです。

ただ、先生曰く、以前と違って、声帯はある程度鳴らしたほうが負担が少なそうだとのこと。「鳴らしてはいけない」みたいに思っていた時期があったので、少し気が楽になりました。

とは言っても、響きを落とさずに、良い声で歌い続けるのは相変わらず難しいです。

さて、レスピーギの「Invito alla danza」です。

この浮遊するようなメロディーが結構好きです。ワルツのリズムと合わせて、ついつい丁寧な発声よりもノリで歌ってしまいがちです。それでも、跳躍音階などがあまりないし、音域もそれほど広くないのでリハビリには良い感じです。

短い曲なので、そろそろこれだけでは物足りないので、次もレスピーギの曲を歌いたいと思い、夫の持っている歌曲集(音楽之友社)をみていただいて、次の曲を決めました。

次は「6つのメロディー」から2曲目の「放棄(Abbandono)」を歌うことにしました。3ページの小さな曲です。

ところで、この歌曲集、「6つのメロディーより」とあるのですが、3曲しか載っていません。先生は「『6つのメロディー』全部載っていれば、最初からやるのにね」とおっしゃいます。なので、楽譜を探してみることにしました。

とりあえずネットを漁りますが、国内で出版されているレスピーギの歌曲集は、夫の持っている音楽之友社のやつだけでした。全音も出していません。

輸入譜も、アマゾンジャパンにはなかったので、先日東京に出たときに銀座のヤマハに行ってみたのですが、レスピーギの歌曲は全然ありませんでした。あったのはやはり、音楽之友社のものだけ。

レスピーギ、歌曲の作曲家としては、日本では不人気なのでしょうかね。ここまで全然見つからないとは思いませんでした。

とりあえず、IMSLP(ペトルッチ楽譜ライブラリー)にはあるようなので、ここからダウンロードしようかなぁと思っています。輸入譜は高いので、会員登録してしまっても良いかな。

後日談

結局、IMSLPに1ヶ月分だけ登録して(500円強)、「6つのメロディー」全曲入った楽譜をダウンロードしました。

そして、先生に「楽譜をゲットしたので最初からやりますか?」と、楽譜データのリンクを添付してメールで聞いたところ、「楽譜を拝見しました。結論から言うと、やっぱり2曲目にしましょう。日本の楽譜に全曲が掲載されていない理由がわかる気がします。」と言う返信が来ました。それも速攻で。

ふうん、そうなんだ。私がみても何が良くないのかよくわかりませんが、そういうことだそうです。でも、曲集として表紙付きでゲットしたので、とりあえず製本してとっておきます。

レッスンには夫から借りた音楽之友社の楽譜のコピーを持っていく予定です。

会員登録(サブスク)はすぐに解除しました。1ヶ月は使えるし、輸入譜1冊500円ちょっとでゲットできたと思えば安いものですね。

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