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乳ガン定期検診~乳ガン治療記78

2~3週間と言いつつ、1ヶ月以上お休みしてしまいました。

以前のペースで書けるかはちょっとわかりませんが、とりあえず復活します。

子宮がんの手術から3ヶ月が経過しましたので、生活への支障はほぼ無くなり、スポクラや声楽レッスンも復活しました。追々書いていきたいと思います。

さて、前回の検診から3ヶ月、乳ガンの検診に行ってきました。

通い慣れた病院も3ヶ月ぶりということで、実は大きな様変わりがされていました。

昨年半年間通院した「外来化学療法室」や「日帰り手術センター」が、別館に移動していたのです。別館、いつの間にできたんだろう? 

ちょっと興味が湧いたので、採血の後で足を伸ばしてみました。

総合検査室のある廊下が奥に延びていて、新しい建物と連結されていました。

さすがに、用もないのにウロウロするのは気が引けたので、廊下の先まで行って、新しい建物があることを確認しただけで引き返しましたが、最初建てるときにかなり余裕を持っていたはずのこの病院も手狭になってしまったのかとちょっと意外でした。

そう、この病院はもともと家の近所だったのが、それこそ手狭になったので、この、工場跡地の大規模開発地の中に引っ越してきたのです。十数年前のことです。以前と比べてかなり広い敷地を確保して、大きな病院を建てたはずなのに、結局別棟を建てているとか。とりあえず、潰れる心配はなさそうでありがたいですが、病院は大きく建てても足りなくなるんですね。

余談が長くなりました。

検診の方は特に問題はなさそうでした。

血液検査は、相変わらず中性脂肪の値が高いのだけが突出していますが、以前心配していた血球数等は、かなり回復していました。

一番驚いたのは、Hb(ヘモグロビン)の値が13を超えてきたこと。正直、今までの血液検査でほとんど見たことのない値です。もともと万年貧血だったのですが、閉経してからようやく11を切ることがなくなった、という程度で、12を超えて少し安心していたくらいだったのです。それでもK医師からは「全然足りない」と言われ続けていたのですが、このペースだとOKがもらえるかもしれません。

ひょっとして、万年貧血の原因だった子宮がなくなったせいでしょうか。閉経していたとはいえ、不正出血を続けるような内膜ガンができていたこともあって、意外にここに取られていたのかもしれません。

そんな感じで、検査そのものは問題なし。

気になっている前髪が伸びない件を相談すると、「やはり、伸びにくいところが出てきたりすることはあるみたいです。あまり気になるようなら皮膚科等に行って発毛剤等使ってみるのも有りですよ。必要なら紹介状も書きます」とのこと。

うーん、いわゆるAGA治療か。実際、男性ではこの辺だけ薄い人とか結構見ますよね。だからこのままロクに生えてこない可能性も結構あるわけですね。何しろ、抗がん剤やめてからもう1年半だし。とりあえず、今回は保留。一応、薄いとはいえ、前髪まだあるし。

足指の間の違和感もまだ抜けないのだけど、その点も「亀の歩みで、薬をやめた当初よりは良くなっているのなら、とにかく時間をかけて気長に待つしか無い」のだそうです。最終的にこの違和感がなくなる日は来るのかしら?

次は4ヶ月後ですが、「画像検査とか全然していませんが大丈夫ですか?」と聞いてみたら、「子宮がんの検査でもCTとか撮ってるでしょ。何かあれば言ってくるから、見つかっていないのなら大丈夫。それに、早く見つけたからって予後が変わるわけじゃないから」と冷めたことをおっしゃいました。まぁそういうものなのかもしれません。再発や転移は初発とは扱いが全然違いますし。

そして、このまま何も無ければ、2年後くらいには経過観察は地域の乳腺クリニックに移管すると言われました。系列病院ではダメなのですか?と聞きましたが、考えてみたら、地元の系列病院には乳腺外科の先生がいないのでした…。なので、専門のクリニックに紹介しますとのことです。

まぁそれはもう少し先の話として、そんな話ができる程度に時間は経ったのですね。

このまま、再発転移なく過ぎてくれるとありがたいのですが…。

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