爪については、かなり前から色が悪くなってきていて、これ以上ひどくならないと良いなぁ、と思っていたのですが、先週の診察前辺りに、右手の親指と人差指の爪は、表層が根元の方から剥がれかかっていることに気づきました。
どちらの爪も、外側の下の方が浮いてしまっているので、放置していると洋服等に引っかかって、下手をすると剥がれてしまいそうです。
怖いので、主治医の先生に見せるまではいつも傷口の保護に使っているフィルム状の絆創膏を貼ったりしていたのですが…。
先週の点滴の際、看護師さんに相談したら「粘着力のあるテープとか、直接貼らないほうが良いですよ。剥がす時に爪も剥がれちゃうことがあるので。」とのこと。確かに、それは怖い。
おすすめされたのは、ダイソーやドラッグストアで売っている「くっつく伸縮包帯」。包帯同士はくっつくけど、肌にはくっつかない、というやつですね。
あとは、爪そのものをコーティングしてくれるもので、そのときは「Dr.Nail」を勧められました。
なので、どちらも買って試してみることにしました。
また、K医師からは、ネイルサロンで相談してみるのもいいよ、というアドバイス。ネイルサロン…女子力低くてネイルに興味のない私には縁がないと思っていた場所ですが、言われてみると一度くらい行ってみたくなりました。
家の近くにはたくさんネイルサロンがあるので調べてみたのですが、ジェルネイル専門のお店が多くて(抗がん剤で傷んだ爪にはジェルネイルは良くないらしいのです。)、やっぱり無理かな?、と諦めかけたところで、こんな記事を見つけ、このチェーン店が地元にあったので、予約しておきました。
予約までだいぶ日があったので、看護師さんオススメの「くっつく伸縮包帯」を買ってみたのですが、使ってみると、伸ばして巻くとだんだん上の方にズレてくるのと、濡らすとアウトなので思いの外使いづらい。頻繁に濡らさない場所ならともかく、指先にはちょっと無理がありました。
Dr.Nailも買ってみました。ディープセラムとデイケアオイルの両方。
ディープセラムについては、これも水に濡らすと落ちてしまうとのことなので、普段遣いには向かないと思いました。コーティングについても、あまりカバーされず、浮いた部分をカバーする感じではありませんでした。説明書通り、夜寝る前に塗って、寝ている間に補修してもらう感じ?
なので、何か良さげなものは無いかと、アマゾンで探して見つけたのがこれ。
塗ってみると、良い匂いで、しかもかなりしっかりコートしてくれて、自分の希望にぴったりな感じです。除光液は必要なく、放っておくと落ちてしまうようです。落ちてきたらまた塗ればいいみたいで。ディープセラムのように濡らさずに浸潤させるというより、ただコーティングするだけなので、濡れたらアウトというほどでもなく、日中一日くらいは十分保ちます。
こちらの商品があれば、ネイルサロンは行かなくてもいいかな?と思ったのですが、せっかく予約したので行ってきました。
「ハンドケアとリペア(補修)」というメニューでお願いしたのですが、一番聞きたかった、「深爪はNGということだけれどどの程度まで短くして良いのか」と、「爪切りNGと聞いたけれど、良いヤスリはないか」ということが聞けたのが収穫でした。
実際、その場で丁寧にネイルファイルで削ってくれて、お湯で温めてから甘皮の処理、そしてハンドマッサージをしてもらいました。マッサージはもう少し時間をかけてくれるのかと思いましたが、意外に短時間で終わったのが少し残念でした。それでも、やさしくクリーム等を塗ってもらうだけでもリラックスできますね。
肝心のリペアですが、爪が弱っているのであまり乱暴なことはできず、「グルーで止めてコートする」、という簡単なものになりました。なので料金も安かったです。
帰りに、この日使ったネイルファイル(やすり)を売ってもらいました。157円とお手軽でした。今まで手元にはまともなネイルファイルがなかったので、これで爪切りとしばらくお別れできます。
何にせよ、美容院に行く機会のない現状では、ネイルサロンでハンドケアやネイルケアをしてもらうのは、リフレッシュという意味でも、沈みがちな気持ちを上げるためにも良かったかな、と思います。
コメント