なんだかんだで40回目ですか。まだまだ進行中なので、何回続くか先は見えませんね…。
最近は乳ガン体験者の方のブログを読むことが増えています。本当にさまざまなタイプや経過があって、人それぞれ、参考になることもあれば、あまりにも違ってびっくりすることもあります。
それはそうと、保険についても言及なさっていた方が何人もいらっしゃったので、自分の保険について思うところや状況を書きたいと思います。
私の入っている保険は、某大手生命保険会社の商品で、10年満期の定期保険です。
職場の同じビル内の外交員の方と、ひょんなきっかけで仲良くさせていただいて、その延長で入ったものです。まぁ、先に仲良くなるのが戦略なのでしょう、きっと。
入ったこと自体は後悔していません。私の場合、親族にガン経験者（サバイバーは妹だけ。母と祖母はかなり前に亡くなりました）が多いので、どこかでガン保険に入らなければ、と思いつつ、延ばし延ばしにしていたのです。
ちょうど、前年に長年気になっていた太ももの脂肪腫を摘出し、その際にさまざまな検査をして、たぶんすぐにガンが見つかる心配はないだろうという時期でした。そう、ガン保険て、加入してすぐに診断されると降りませんから、不摂生の自覚がある私はなかなか加入に踏み切れなかったのでした。
保険料はあまり高いと無理、せいぜい月1万円前後で、という私に、死亡保険少なめ、医療保険、特に七大疾病に手厚い保険を組み立ててくれました。
結果、保険料は月14,000円弱（その代わり現在加入中の共済2,000円を止めるという話）で、ガン確定診断時にまとまった金額が出て、入院・手術の費用は実費（保険点数×３円）＋入院1日につきいくらの保障、退院後の通院治療も実費が出る、という保険になりました。他にも、七大疾病に関して、保険会社の基準で病気が確定するとまとまったお金が出たり、余命宣告されたらやはりまとまったお金が出たりします。一応、先進医療を受けることもできるようです。
そして、加入から5年経って、ガンの診断が出たわけです。
おかげで、確定診断時にまとまったお金をいただくことができ、現在は大変助かっているわけです…が。
治療を始めてみてわかる、誤算がいくつかわかりました。
私の加入している保険では、はじめに入院ありきで、入院してからでないと、通院治療の保険金が出ません。まぁ、今でも、普通はまず手術して（当然入院を伴う）、それから通院治療でしょうからね。
外交員さんに聞いても、「手術してからじゃないと（出ない）」と言われました。実際にはよく読んでみると、「退院後通院治療保障特約」なので、一度入院さえすれば、術前でも大丈夫なようなのです。
今でも、化学療法初回は短期間入院するパターンがかなりあることを知りましたが、私の通っている病院は完全通院治療なのです。入院しない限り、この通院治療の分は出ないわけで、それまでは確定診断時に降りた一時金で賄うしかありません。ちょっと残念です。一時金を結構大きな額に設定してあったので、それが救いです。
できれば、完全通院治療であっても出るような保険があったら良いですよね。今更ですが。
あと、もう一つ後悔したのが、ガンと確定したらその後の保険料納付が免除される特約をつけていなかったことです。
これは、きっと意図的に説明を省かれたな、と思うのですが、この特約をつけていれば、今はもう保険料を払わなくて済んだのに…、と思っちゃいます。ただし、特約保険料が高い可能性があるので、契約当時を考えると、説明されても付けなかったかもしれませんね。保険なんてそんなものでしょう。
さて、今の保険はこのままあと5年続けられるのでとりあえず良いとして、疑問なのは更新ができるのか、ということと、更新できるとしたらすごく高額そうだな、というのが心配です。この保険、更新のたびに保険料が爆上がりすると評判なのです。ただでさえガンに罹っていっぱいもらうことになるし。ガンにかかるとガン保険入れないって聞きますしね。どっちにしても不安ではあります。
だって、今から心配しても仕方ないとは言え、もし再発したら、初発よりもっとお金がかかりそうじゃないですか。今はのんきに保険で出たお金で賄えているものの、数年経ったら経済的には今より苦しくなっていそうだし…。
とりあえず、今の保険、ガン確定診断から2年経つと、再度ガン診断されてもまた一時金が同額出るんです。だから、再発するなら2年以上5年以内でお願いしたいものです。もちろん、再発しないのが一番良いですけどね。
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