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抗がん剤(パクリタキセル療法)2回目~乳ガン治療記31

パクリタキセル療法は毎週投与なので、あっという間に2回目がやってきました。

ドセタキセルの時には投与3日目から副作用のしびれ等が出てきましたが、今回は特に何の問題もなく2回目を迎えることができました。

やはり、1回量は少ないのでしょう。そして、一旦十分な休薬期間を置いて始めたので、まだ体も元気なのだと思いたいです。

今回は珍しく中央検査室がかなり空いていて、採血の待ち時間もほとんどなく外科の受付に進むことができました。

前回、保冷剤を持ってくれば預かります、と化学療法室の看護師さんに言われたので、用意して持ってきていました。早く預けないと解けてしまうので、問診と計測を済ませて預けに行きました。

保冷材についてはちょっと迷ったのですが、固まるタイプだとただ乗せているだけになってしまうので、固まらないゼリータイプのものを用意しました。

とはいえ、これでうまくいくかどうかはやってみないとわからないので、毎回試行錯誤かな、と思っています。

いつもより少し長く待って、先生とお話しします。

前回から時間があまり経っていないので、こちらから聞くことは特にありません。

血液検査の結果を見たら、白血球値がさらに下がっていましたが、タンパク質や貧血は良化はしていないものの悪化もしていませんでした。ただ、肝機能の数値が軒並み「H」になっててびっくり。油断して甘いものを食べたりしてたからかな。2~3日続けて夕方ぜんざいを食べていたんですよね。気を付けましょう。

今後の見通しとして、順調にいけばパクリタキセルを終了するのが3月半ばなので、手術は4月上旬~中旬になるとのこと。だんだん延びてきましたね。どちらにしても、もう少し回数を重ねて、副作用の出方などを見ないとはっきりとは決められないようです。

また、パクリタキセルは8回といわれていましたが、9回に変更になりました。

本来、12回投与するのが標準ですが、ドセタキセルを4回中1回やっているので、本来の3/4ということで9回。なぜ8回という数字が出てきたのかが謎ですが、とりあえずは9回で落ち着くようです。最後までできると良いのですが…。

先生とのお話を終えて化学療法室に移り、荷物を開けていたら、iPadを持っていないことに気づいて青くなりました。

どうやら診察室に忘れてきてしまったようです。

呼ばれるまでiPadで本を読んでいて、カバンにしまわずに荷物置きに置いて話をし、出るときには血液検査の用紙に気を取られて、iPadを取り忘れたようです。

化学療法室に断って外科に戻り、受付の方にお願いしたのですが、「診察中なので終わるまでお待ちください」とのこと。

私の後の人は新規の方だったのか、思ったより時間がかかり、思わぬロスをしてしまいました。結果、iPadは戻ってきたので良かったですが…。さすがに、なくしたらオオゴトです。

そこで時間がかかったせいか、席に戻ったときには薬は用意されていたのに、看護師さんがなかなか来てくれず、こちらでも始まるまでにかなり時間をロスしてしまいました。すんなり行けば早く終わったんだろうに…。まぁ、悪いのは自分なので誰にも文句は言えません。

ルートを取ります。先週は血管がそこそこよく見えていたので、体重が減って見つけやすくなったかと思ったのですが、今回は「全然見つからない」とのこと。自覚はないけどむくみがでているのでしょうか。

それでも、先週とった場所の近くで無事確保できたので、点滴開始。

すぐに、心電図モニターと、持ち込んだ保冷剤を看護師さんが持ってきてくれて、心電図モニター装着後、保冷剤は、足に関しては靴下を履いているので直接くるむようにしてその上からタオルで覆い、手の方はタオルにくるんだものの上に手を置くことになりました。これは、次回にはバンドのようなものを持ってきて固定できたらしたほうが良いなと思いました。

いつものように栄養士さんが来て話をしますが、今回右手を保冷剤の上で上下ひっくり返しながら話していたところ、下に向けると点滴が止まってしまう事態になっていることに気づきました。ちょうど、針の部分に圧がかかってしまうようでした。止まらないように向きを意識しなければならず、ちょっと疲れました。

今回も、栄養士さんや薬剤師さんとの話は流すような感じになってしまいました。ただ、栄養士さんからは「亜鉛のサプリは、味覚障害が治ったならやめたほうが良い。貧血を促進する恐れがある」と言われてしまいました。うーん、K医師からは亜鉛とマグネシウムは続けるように言われているんだけどな。今は鉄剤を飲んでも改善しないほどの貧血なので、貧血が進むのは困るけど、亜鉛も含めて、摂ったからと言って全部吸収されるわけじゃなくて、吸収が悪い状態が続いているから栄養状態も良くないわけで…。難しいです。これは、要相談ですね。

その後は本を読みながら、点滴が止まらないように気を使いながら、なんとか最後までは問題なく落ちきりました。

ただ、抜いたときに少しだけ針の痕の周りが赤くなっていて、固くなっていたのが気になりました。いや「痛い」というほどではなかったのですが…。

そんな感じで、2回目も無事に終了しました。

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