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玉砕しないために…。長い曲でも、隅々まで気を抜かないように。

ピアノ合わせ直後ですが、声楽のレッスンがありました。

というか、発表会直前なので、レッスンを詰め込んだのですね。発表会前に、今月だけでピアノ合わせ2回、レッスン2回、計4回も先生にみていただく機会があるのです。ありがたいです。(その代わり、終わったらしばらく休みです。)

先日のピアノ合わせで玉砕したので、そうならない為のレッスンと言っても過言ではありませんでした。

なお、この日は二重唱のレッスンすらなし(夫のみ)。「Quel guardo il cavaliere」の一曲集中でした。

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レッスン前の自宅練習では

レッスンの前に、昼間、先日のピアノ合わせのときの伴奏音源を使って、2回くらい通して歌ってみました。

この音源、自分の呼吸とテンポなので、非常に歌いやすいです。そして、当日注意された、「いちいちリセットする」に気をつけて歌ってみたところ、最高音のD♭は疲れからか微妙に届かないものの(最後の方にあるので)、前回玉砕したところはほぼ問題なく、というか、そのカデンツァに入る直前に、「届かなそう」とか「ヤバい」という感覚にならずに歌い切ることができました。

ピアノ合わせの日は、2回とも、カデンツァ前から「これは、出ないな」と確信してしまいましたから。実にイヤな確信です。本番でこうならないようにしたいものです。

レッスンにて

とりあえず通してみた

さて、レッスンです。発声のあと、とりあえず通して歌ってみました。

家で歌ったときと同じような感じで、ピアノ合わせの時のような状態にはならずに済みましたが、やはり最高音は届かず(残念)、という出来でした。もちろん他にもあちこち「あー、今ノドに来た。」とか「引っかかった」とか、気になるところはあったのですが、歌詞もほぼ入っていたし、それほど感触は悪くありませんでした。

現時点での問題点

でも、先生からはいつものように問題を指摘されました。

私の場合、自覚なく、支えが墜落してしまったり、下からシャクってしまったりすることが多く、それが最終的に破綻する原因だそうです。。とにかく、下降音階で緩めないように、落とさないように。入りの音は上から取るように、と気を抜かずに丁寧に歌っていかなくてはいけません。

とは言え、この曲、最初の部分以外はリズミカルでテンポも速いのです。つまり、難曲です。楽しいんですけど、楽しんでしまうと最後まで持たないんですよね。曲そのものも6分と長いですし。

ノドの負担を減らして、玉砕を防ぎたい

ノドに負担をかけないためには、できるだけ「開いた声」を出さないこと。自分で「引っかかった」とか、「ノドに来た」と感じた時は、その「開いた声」になっているようです。支えを怠ったり、不用意に鳴らそうとしたり準備不足でフレーズを歌いだしたりすると、そういう状態になりやすいです。

もちろん、最高音に近い高い音は、開かないと出ないのでそこは仕方ないのですが、それ以外の、普通に歌う部分で、気を抜いて開いてしまうと、そのしわ寄せがカデンツァ部分に行ってしまうそうです。

その「開いた声」をいかに少なくできるかが、声の消耗を防いで、最後まで息切れせずに歌いきれるかどうかを左右するとのことです。なるべく、良い状態で最後のカデンツァに突入したいものです。

できれば、矢印の音、ちゃんと届かせたいしね。考えてみたら、本番で、この高さの音、ちゃんと出たことない気がします。いつも玉砕。今回はぜひ成功させたいものです。

本番までにやるべきこと

とりあえず、本番まで約10日、やるべきことは、

  • 1日最低1回は本番のテンポで通す
  • 可能ならば、テンポを落として細かい部分を丁寧に拾いながら通す

ですかね。次回のピアノ合わせまでは日がありませんが、少しでも改善していますように。

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