第九の本番まで早一週間となりました。
今年は先生がお忙しかったのか、練習の回数が全体的に少なめで、その中でも1/3くらいは副指揮の先生のご指導でしたし、途中には練習のない週も2度ほどあるという、かなり余裕のない練習期間でした。
その埋め合わせなのか何なのか、この週末は2日連続で夜練習。
一日目は、先週(私はお休みしました)あった本番指揮者の先生のご指導の復習をしつつ通し練習。
ここのところ省エネを心がけつつも、いつもいつも最後までは持たないことが続いていたのですが、この日初めて、なんとか最後までラクに歌えました。少しだけホッ。
ただ、もう本番までカウントダウン状態にも関わらず、楽譜が手放せない方が結構いることにも驚き。
とは言え、先に書いたように今回は練習回数も少なかったし、仕方ない部分はありますね。
そして二日目はオーケストラ合わせ。
私自身、ここでの第九は4回目ですが、最初の時に市民オケだった以外、2回目3回目はプロオケの時を選んで参加したので、今回は久々の市民オケです。
オケ合わせは本番でも歌う大ホールでの練習になるので、やはり気持ちの入り方が変わります。ただ、ついつい喉に負担をかける歌い方に陥りやすいので気をつけないと…。
並び方はまだ仮ということでしたが、人数が多いので(約200名)、どうしても端の方は指揮が見づらくなります。私は目の端に入れて歌うのが苦手なので、かなり中央寄りを確保しました。本番でもその辺に行けるといいな。
指揮はもちろん本番指揮者の先生。
最初に、合唱の入るところからオケもほぼノンストップで通してみたのですが、思ったより良い感じだったので安心しました。
私自身、理由は良く分からないのですが、前日に引き続きどこも苦しくなりませんでした。ひょっとして力の抜き方を覚えたのでしょうかね。(腹筋は使っている自覚がありましたが。)
いつもだったらフーガの最後でもう無理!、という状態になってしまい、最後のPrestoはもうヘロヘロで、それこそ鶏が絞め殺されそうな声になってしまうのですが、それもたぶん無かったと思います。
ホールで歌ってみて何とか大丈夫そうだったのでかなり安心しました。いつもだったら広いホールに立った時点で力んでしまうんですが、最初から頑張らない、と決めているだけでも違うのかもしれませんね。
通しの後は例によって少しずつ修正をかけて行きました。
オケがプロの時は指揮者の先生はほぼオケを放置なのですが、今回は結構オケにもダメが出ていました(オケ練は別にあるのですけどね)。まぁ、普段は社会人をしている皆さんですし、合唱はもっとバラついているのでお互いさまなんですが。
でも、とても乗せ上手な先生で、雰囲気はとても良かったです。本番が楽しみ。
泣いても笑ってもあとはゲネプロと本番のみ。最後まで楽しく歌えますように。
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