夫が体調を崩してしまったので、またまた代理で声楽のレッスンに行ってきました。
今回は、当日急に決まったのでホントに予定外で、いろいろ不安でしたが。
一応、3月からしばらくは、それぞれのソロ曲をレッスンする時間を捻出するため、夫のレッスン時間を半分分けてもらう(月2回のうち1回)ことになっていたので、結果的には予定が一週前倒しになっただけの話なんですよね。
とはいえ、コンコーネをほとんど練習していなかったのでどうしようかと思っていたところ、一人の時は時間がないからやらない、ということで、発声のあとすぐに、ガラコンで歌うソロ曲、”Think of me”に入りました。
あ、発声では、まだ音が上がって行ったときに、響きが前に行きがちなので、それを注意。
口を開けるときに、上の歯を見せる必要はなくて、下あごを下げること。これ、気をつけないとすぐに上唇をあげてしまうクセがあることに、今さら気づきました。
あと、最近レッスンの時はステージ用のハイヒールを履いているのですが、その際はバランスをヒールのほうに持っていくように言われました。
さて、”Think of me”です。
この曲は、ミュージカルの劇中劇(オペラ)で歌う、一応「オペラアリア」なので、そのつもりでいたのですが、先生にとってはやっぱりミュージカルナンバーの一つのようで。
最初の”Think of me”の”me”や、”good bye”の”bye”は音価いっぱいに伸ばすのではなく、短めに、軽く、とのこと。
いや、私にとってはその方が全然ラクですが。
もっと歌いあげる感じなのかなぁ、と漠然と思っていたのですが、聞かせるのは最後のカデンツァと、その前くらいで十分なんだそうです。その前はどちらかというか、語りというかささやきというか。
ずっと同じメロディなので、いつも同じように歌っていたら聴く方が飽きてしまうし。
だそうです。
確かにそれは言えているかもしれませんね。
でも、思いのほかラクに歌えそうなのでちょっとホッとしました。
ただ、その分最後のカデンツァに全力投球しないと…。ここの歌い方はまだまだ研究の余地ありです。
それにしても、先生、やっぱり英語苦手なんですね。
英語だったら発音で何か言われることはなかろうと思っていたら、ホントに何も言われませんから。っていうか、むしろ自信ないみたいで、歌ってみようともしないし(口ずさむ時に、いちいち「よくわかんないけど」と言い訳するのもちょっとカワイイ。実際ときどき読みがイタリア語になっちゃってるし。)
この曲は歌詞がちょっとややこしくて、舌が回りきらないところがあるので、そこはもうちょっと頑張ってみることにして。
やっぱり一番の鬼門は、”Phantom of ~”の最後ですね。これはもう、回数をこなすしかないかなぁ。
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