先日、市の文化会館で行われた「木久蔵・きくおのおやこ落語ワークショップ」というのに行ってきました。
午後からは一般公開の「おやこ落語会」があり、その前午前中に、先着30名限定で、落語家さんたちと直接触れ合う時間を持てる、というやつです。去年は三遊亭圓丸師匠をお迎えして行われましたが、今年はもう少し知名度の高い講師、ということで、かなり人気だったようです。
木久蔵師匠は言わずと知れた「笑点」でおなじみの方ですが、息子のきくおはいま一つ知らない人が多いかもしれません。わが家はBS笑点で毎週のように見ていますが、父親同様、いや父親以上に「バカ」扱いされていて、これは本当にキャラなのかどうなのか、と疑問に感じてしまうほどです。
で、そのワークショップ。
当然木久蔵師匠は少し遅れてくる、ということで、きくおとひろ木とひこ麿という二つ目トリオで開始。
3人の自己紹介の後「小咄」と「字遊び」の二つのグループに別れて、それぞれ3人から直接子供たちが指導を受けました。うちの子はひろ木のところで小咄を教わってました。最初はしり込みしていたけれど、結局他の子と競うように覚えてました(^_^;。
きくおも小咄を教えていたのですが、見ていたら子どもあしらいがうまく、また他の二人をリードしての進行役はなかなかサマになっていて、思ったよりしっかりしているじゃない、とちょっと見直しました。
その後、子どもたちは親の前で少しリハーサルをしてから、高座に上がって発表。
発表の時間には木久蔵師匠も見えて、みんなで鑑賞。短時間で教わったとは思えないほど、みんな結構堂に入った発表でした。
次に、木久蔵師匠とマンツーマンで早口ことばを教わります。
これは、ある意味サービスタイムで、その間にツーショット写真を撮ってね、ということだったみたい。うちの子も結構苦戦していたので、写真は何枚か撮れました。一番ウケたのが「赤万景峰号、青万景峰号、黄万景峰号」。メチャメチャ難しいです(^_^;。お土産はサイン入りポストカード。師匠のサービス精神に感謝です。
最後はなぜか全員で「いやんばかんダンス」を踊ることに…。講釈つきとはいえ、意外に難しいんです、このダンス。でも、子供たちは大喜びだったので。とりあえずは開き直って踊っていたのですが、入口付近でスタッフの人が並んでこっちを見ているのが目に入ったら、急に恥ずかしくなってしまいました。やっぱり、一緒に踊ってくれないとねぇ。
一時間のワークショップはこんな感じで終わり。最後に、一人一個ずつ「木久蔵ラーメン」をお土産にもらいました。子どもたちが「これ腐ってないの? 笑点で腐ってるって言ってたよ」と口々に言っていたのが笑えました。
その後、それぞれサインをもらったり、写真を撮らせてもらったりとしばらく歓談して解散。ワークショップとしては、去年の方が盛り沢山でしたが、楽しめたという意味では今回の方が楽しかったかな。
午後のおやこ落語会は、去年の某高校で見た時に比べて、マジックがない分、ちょっと寂しかったかな。でも、きくおの「南京玉簾」(これがヘタ(^_^;)が見られたからまぁいいか。落語も思ったよりは聞けたし。
あ、落語会の方も、最後は全員で「いやんばかんダンス」でした。こっちは観客に踊りを強要しなかったので助かりました。
この記事への過去のコメント
でもこれなんかすごいお話ですね。
木久蔵師匠とこんな事ができるなんて
たいした事ないように見えて
すごいと思います。
木久蔵ラーメン本当にあるんですね。
この早口言葉、時の言葉ですし
とても言えないですよね。(超難度トリプルアクスルですね。)
Posted-by yottyan :2006年12月 1日 18:37
yottyanさん、いつもどうも(^o^)。
そう、木久蔵師匠と直に触れ合えたんですよね。なんだかウソみたいです。
でも楽しかったですよ。
木久蔵ラーメンは、この他に箱入りがあって、午後の落語会の始まる前に、師匠が自らロビーで売ってました(一箱1000円)。
ラーメンはこの日に食べたときは結構おいしかったのですが、残っていた一袋を今朝夫が食べたらマズかったそうです(^_^;。賞味期限内なんですけどね。
市のイベントもチェックしていると結構面白いことをやっていたりするので、気をつけているといいかもしれませんよ。
Posted-by かれん :2006年12月 3日 18:33
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