ホールで音楽鑑賞~アキレス腱断裂日記その12

地元のホールでの演奏会、オペラ公演に続けざまに行ってきました。

ひとつは先に出演するはずだったクラシックコンサート。こちらは小ホール。そして、某国立オペラ劇場の引越公演、大ホールです。

どちらも車椅子での入場です。

ホールには事前に連絡を入れてから出かけました。

どちらのホールにも一応車椅子のまま鑑賞できる「車椅子スペース」というのが最後列の並びに用意されています。

が、それだとあまりにも遠いですし、オペラに関しては先にチケットを買ってありましたので、特別に前のほうから入れてもらうことにしました。

このホールはホール内は階段状になっていますので、車椅子のまま前のほうに行くには、「秘密の入り口」を通らなくてはなりません。

この「秘密の入り口」は普段カギが掛かっていますので、トイレに行くのもなかなか大変です。

特に小ホールのほうは出入り自由の演奏会ですし、夫はこの日出演者でもあったので、係の方を呼びに行くのにとても苦労していました。

大ホールは、秘密の入り口の外に大きな段差(を解消するための超急坂スロープ)があり、そこからトイレもかなり遠いので、この日は休憩時間にホール内を松葉杖で突っ切ってトイレに行く、という荒業を強行しました。

それでも、車椅子でしか移動できない客が快適に過ごせるよう、いろいろ配慮してくれたホールのスタッフさんたちには感謝の気持ちでいっぱいです。

クラシックコンサートは夫をはじめ、友人たちの歌を客席でじっくり聴くことができましたし、オペラも最前列で楽しむことができました。

足を怪我した当初は、こうしたステージを楽しむこともムリかな?、と半分諦めかかったので、無事に鑑賞できただけでも幸せなことです。

車椅子の介助をしてくれた夫、杖や荷物を運んでくれた息子、手伝ってくださったすべての方に感謝です。

装具の型取りをしました~アキレス腱断裂日記その11

三度目の通院は受傷9日目。この日は装具の型を取りました。

もともとの予定ではさらに一週間後だったはずですが、なんとなく、流れで早くなってしまいました。

実はこの日、整形外科に行く2時間くらい前に、玄関の上がり框でバランスを崩して、一瞬ですが、うっかり左足にかなりの体重をかけてしまいました。

その直後はかなり痛かったのですが、しばらくして激痛は治まり、その後はずっと鈍い痛みが続いて、少し心配でした。まぁ、ギプスで固定した状態でのことなので、切れた部分か伸びるようなことはなく、それほど大きな問題ではなかったようです。

この日も平日ではありましたが、夫が仕事を早く上がってくれて、付き添ってくれました。

整形外科に行き、「装具の型取りに来ました」というと、いつになく早く呼ばれました。

処置室のベッドに横になると、しばらくして、装具屋さんがまずはギプスカッターでギプスを切って外してくれます。

結構な音と振動でしたが、丸ノコのような電動カッターで外側を切ると、あとはハサミでジョキジョキと中の綿のような部分と一番下の靴下様のものを切り離し、一週間ぶりに足が空気に触れました。

「アキレス腱を伸ばしてはいけません」と言われましたが、言われなくても怖くて伸ばせません…。この日は痛みがあったこともあって、ギプスが外れた開放感よりも、固定が外れることの心もとなさの方が強かったです。

その後は、足にラップを巻いてから、太い紐を通しておいて(後で切り開く時用でした)、石膏を使ったギプス包帯を巻いて、これを固めて型を取りました。昔のギプスはこんな感じだったそうです。

今までしていたギプス包帯は樹脂製だったのですが、巻いた当初はやはり同じく温かくなって、冷えると固まる、という感じでした。

これが固まると、先ほど通したヒモに沿ってカッターで切り開き、これを元に装具を作ってくるそうです。

この装具が出来上がるのが二週間後。それまでは再度ギプスで固定し、その後装具に替わります。装具になると、杖が一本はずれ、そのうち杖そのものも外れるそうです。

身軽にはなりそうですが、外すこともできるということで、油断するとギプスより危なそうですね。この日のようなことがあると、再断裂の恐れがありそうです。

その後先生がいらっしゃってギプスの巻きなおし。

今までと比べて、ほんの気持ちだけ、腱を伸ばした状態で固定になりました。
「少しでも伸ばせるようにしておかないと、リハビリがきついから」とおっしゃってました。
昼間のことも言いましたが、先生は特に問題にしていなかったようです。

次回は二週間後。装具の出来上がる日です。
それまで、またヘマをしないように気をつけて過ごします。

便利なネットスーパー~アキレス腱断裂日記その10

足を怪我した日に、一緒に病院に付き添ってくれたSさんが、「怪我すると買い物とか不便だから、ネットスーパーを使うといいよ」と言ってくれました。

それまで、存在は知っていても利用したことのなかったネットスーパー。

いや、普通のネットショッピングはかなり活用していますし、生協の注文も基本ネットで行っていますので、そこに抵抗は全くないのですが、スーパーはすぐ近くにいくつもありますし、仕事帰りに買い物に寄るのは苦にならなかったので、利用に至らなかったのです。

とりあえず、身近にいつも利用しているイオン、およびイトーヨーカドーのネットスーパーにアクセスしてみました。

どちらも、思ったより品数が多くて、選ぶのはそれなりに大変です。

問題は、配達料。どちらも5000円以上買えば無料ですが、毎日そんなには買えませんし、私はまとめ買いが苦手なのと、冷蔵庫や冷凍庫がそれほど大きくないので(基本毎日買い物に行くスタイルだったので)、それほど多くない量を頻繁に買うことになります。

配達料を比べると、イオンは一回105円。なかなかお手ごろです。対してヨーカドーは315円。ちょっと一回の料金としてはお高いです。

普段から、一番近所で一番良く利用しているのがイオン系ということもあって、基本はイオンのネットスーパーを使うことにしました。

とはいえ、ヨーカドーも時々「配達料サービス期間」というのをやっていて、そのときには2000円買うと配達料が100円になります。ヨーカドーの「セブンプレミアム」は結構お気に入り商品があるので、その期間にはヨーカドーの利用も考えることにしました。

なお、商品選択画面や配達時間のきめ細かさは、ヨーカドーの方が上かな、と個人的には思っています。

どちらも、使ってみると本当に便利です。

何しろ、その日に注文したものがその日に届きます。

いくら近所でも、自転車利用でも、やはりお米や飲料の大量買いをすると重いです。

お米に関しては今までは基本的に生協を使っていましたが、つい頼み忘れる、ってことがありまして。生協は一週間前に締め切りなので、時すでに遅し、ということで、近所で買うこともそれなりにありました。

そういう意味では、足が治っても、利用する価値があるかなぁと思っています。

ネットスーパー情報を教えてくれたSさんに感謝です。

PTAコーラス練習開始

PTAコーラスの練習が始まりました。

私が委員長をしている委員会の最大イベント、合唱コンクールに向けていよいよ始動です。

本来私は指導をする予定だったのですが、予期せぬケガによって本番のステージに上がることはもちろん、毎回の練習参加も危うい状況になってしまったので、急遽、昨年指導してくださった方で、今年も合唱に参加を申し込んでくださった方にお願いしました。

実はその方には募集の前にも一旦お願いしたのですが、丁重にお断りされてしまったのでした。

でも、練習開始一週間前の受傷に、途方にくれた感じでお願いしたところ、今度は快諾くださって、本当に助かりました。

そして一回目の練習は、連絡事項もたくさんありますし、なんとかして行きたい、ということで、委員さんの一人に送迎をお願いして、無事会場に行くことができました。

その前に、音取り音源は無事完成し、希望者には配布済みでしたし、ケガをする前に、楽譜も無事準備完了していたのは幸いでした。

本当は、今回楽譜も凝ったんです。ちゃんと両面印刷の中央綴じにして、中表紙もつけたし、裏表紙裏に歌詞ページも作って。Y先生の手書き譜もちゃんとスコアメーカーとIllustratorで清書しましたし。

これだけ力を入れて準備してきただけに、悔しいものがあります。でも後は、もう体を使う仕事はできないので、副委員長さんを中心に、委員さんたちにお任せして、無事コンクールが終了するまで、お仕事していただかなくてはいけません。

何はともあれ練習です。

最初に指導の方に、私の中で勝手に決めていたことをお知らせして、お願いしました。

具体的には、ソプラノのオブリガートと、最後に三部になる部分で、省略しても良い音符を小音符にしておいたので、基本的にここは無視して指導してほしいこと。

オブリガートは小学校のコーラス仲間で経験のある人を数人私が指名してお願いするので、基本、他の人は全員メロディーユニゾンでお願いします、ということ。

最後の三部の一番下のパートは、編曲者から「二部の際は省略してよい」という指示のある音なので基本はナシだけれど、昔このパートを歌っていた人が何人かいるので、うっかり出てしまったらそれは構わない、というようなお願いです。

今回は選曲もスケジュール調整も全部自分の都合でしてしまったので、指導をお願いしたTさんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でも、心配していたよりも音取りはかなりスムーズに進み、心配していたNコンの課題曲「ふるさと」も、この日のうちに音取りが終ってしまいました。

音取り音源を用意したり、入念に準備した甲斐がありました。

まだ練習は3回ありますので、なんとか形になりそうでホッとしました。

私自身は、受傷当時、本番ステージは無理かな?と本気で思っていたのですが、少しずつ動けるようになってきて、何とかステージに上がれないかと今は考えています。

どうやら本番の頃には装具になりそうなので、小さな杖で立てるようになっていれば、楽譜は持てなくても歌えるかもしれません…。

しばらくは、ここを目標にして頑張ろうと思います。

車椅子を借りました~アキレス腱断裂日記その9

松葉杖で歩く際には、手伝ってもらうとしたらせいぜい荷物を持ってもらうくらいで、自分の力だけで進まないといけないので、長距離は難しいです。

結果、少し長い距離になるとタクシーを使うことになります。何しろ、我が家には車がありませんので。

これでは経済的に大変、と思っていたところ、mixiのアキレス腱断裂コミュニティの方が、社会福祉協会から車椅子を借りていますよ、と私の伝言板に書き込んでくださいました。

調べてみると、我が市でも、市役所で車椅子を無料貸し出ししていることがわかりました。問い合わせてみると、取りに行けば貸してくれるとのこと。

夫に相談すると、「車椅子があればオレが押してやるから、通院くらいはタクシー使わなくて済むようになるよ」とのこと。

そこで、ソフトバレーで同じチームだった人で、『何かあったら手伝うよ』と言ってくれていた人にお願いして、一緒に取りに行ってもらいました。

市役所には、車椅子は意外に重くて自分ひとりで運べるか心配だったから、と、さらにもう一人お手伝いに来てくれました。

市役所の駐車場では、私が松葉杖を持っているのが見えたから、と誘導員の方が一番庁舎寄りの車椅子スペースに停めさせてくれました。皆さん親切です。

庁舎内の移動も車椅子をお借りしました。

車椅子って、視線が低くて結構怖いのと、意外なくらいに段差に弱いことを初めて実感として知りました。

そして、無事自走用の新しい車椅子を借りられました。とりあえず1ヶ月ですが、連絡すれば3ヶ月まで無料で貸してくれるそうです。ありがたいことです。

そしてこの車椅子を二人が自宅まで運んでくれました。

ただ、我が家の玄関は狭くて、辛うじて入ったものの、人の出入りに支障を来たすレベルでかなりジャマです…。とは言え、夫は『長い期間じゃないんだし』と、そのまま玄関においておくそうです。しばらくはかなーり窮屈です。ごめんなさい。

でも、おかげで夫がいる時なら、徒歩圏内は車椅子を押してもらって移動できるようになりました。幸い夫は養護学校教諭の資格をもっていますので、車椅子を押すのはすこぶる上手です。バスや電車に乗ることもできるそうですし、タクシーonlyから少し脱出できたようです。本当に、感謝感謝です。

ただ、一人では玄関から道に出すことができませんし、少しの距離を試しに自走してみましたが、ちょっとした傾いた歩道や坂道もかなりつらいので、事実上一人での移動はムリ、ということがわかり、相変わらず出勤できません。

ギプスが外れて装具になれば、また状況が変わるかもしれませんが、まだ当分は自宅待機が続きそうです。

松葉杖の生活~アキレス腱断裂日記その8

松葉杖生活になって数日ですが、普通に二本足で歩ける幸せをつくづく噛み締めております。

今回初めて両松葉杖を使いましたが、本当にハードです。

何しろ、左足は決して荷重してはいけないので、全体重を右足一本と杖二本の交互にかけないといけません。

杖に体重をかけるということは、基本両腕にその重さが掛かるということで、ここ10年くらいで格段に増加した体重が今更ながら恨めしいです。

当然ですが、モノが持てません。移動が精一杯。おそらく、これから一人で外を歩くとなったら、両手が空くようにリュックまたはウェストポーチのようなものを常用しないといけないでしょう。

ギプスにヒールがついてからは左足を地面につけてよくなったので(荷重は×)、「左足を常時持ち上げる」という動作が減った分少しラクにはなりました。

でも、ちょっとした段差などでバランスを崩したり、滑るものの上に杖が乗って転んだりと、やはり油断は禁物です。しばらくはストレスですね。
今のところ、続けて移動できるのはまだ300mくらいでしょうか。それでも休み休みでないとムリです。
職場まで1.5km、普通に歩いても20分近く掛かるので、まだ出勤できてません。

そして、家の中は、現在のところ、ハイハイ、松葉杖、イスを伝って移動、の三種類でなんとかやっています。あ、階段の上り下りは、右足で支えて上がって(下がって)は座る、の繰り返しでなんとかしています。なので外で階段を使う勇気はありません。松葉杖でバランス崩したりするとシャレになりませんから。

短距離はハイハイでいけますが、膝が痛いので(サポーターきついし暑いので使ってません)、リビングから玄関まで移動するときは松葉杖を使ってます。

そしてLDKの中は、食卓を囲んだイスを伝って移動します(その外はハイハイかな)。

キッチンに、あまり使わないピアノ用のイスを一番高くして置き、これが洗い物や調理のときにとても役立っています。おかげで食事の支度や後片付けを、100%家族に頼らずに済むようになりました。(物を手に持って運ぶのはムリなので、そこは手伝ってもらっています。)

買い物はネットスーパーやネットショップを大活用中です。

その辺りはまた別に書こうと思います。

シャワー用便利グッズ購入~アキレス腱断裂日記その7

足を怪我して困ったのは入浴です。

もちろん受傷当日は控えましたが、何日も清拭だけでは気持ち悪いですし、何より髪を洗いたい。

整形外科では、ギプスを濡らさなければシャワーを浴びていいです、と言われましたが、濡らさないようにするのが大変そう。

で、2日目くらいにネットで読んでいた体験記に出てきた「シールタイト」を注文してしまいました。

本当は、「もったいないかな?」とも思ったのですが、夫が「ただでさえ不自由なのに、シャワーのたびにビニール袋用意するとか大変だろう。それで手間が減るなら使えばいい」と言ってくれたので、早速アマゾンさんでポチ。

届いたのは月曜日でしたが、もう5日もシャンプーできていなかったので、嬉しくて午前中にシャワーを浴びてしまいました。

足を入れる部分はゴムの蓋がついているので、ピッタリ密封して水は入らないようです。でもやっぱり心配なので、浴槽のフタに左足を乗せる感じでシャワーを浴びてみました。

が、お風呂のイスは低くて、かなり無理な体勢に…。

とりあえずはそれで何とかしましたが、前かがみにはなれないし、結構つらいものがありました。

そう夫に言ったら、今度は「じゃあもう少し高いイスを買おう」。

夫が言うには、もともとビッグサイズの夫には今のイスは低すぎて、普段から苦しい体勢だったのだそうです。確かにそうかも。「苦しそうだなぁ」と思いつつ、そこでイスを換えようとは思い至らなかったのですね。頭固いなぁ、自分。

という訳で、またネットを漁って介護用のバスチェアーを買いました。

昨日ようやくそれが届き、使ってみました。

イスが高くなったので、足を浴槽の上においても苦しくありません。今回は背もたれがあるので姿勢が多少後傾しても倒れる心配がありません。おかげで快適にシャワーを浴びられます。

まだまだ先は長いので、減らせる不便は少しでも減らすが吉ですね。

二度目の通院~アキレス腱断裂日記その6

受傷4日目の10/5、二度目の通院。

この日はギプスの様子を見たいので、ということで夫の付き添いで受診しましたが、土曜日ということで診察がかなり混んでいて60分待ち表示が出ていました。

ちょうど職場から「寄ってください」とメールが来ていたので、受付を済ませた後、先に事務所に行って簡単なPC作業をしてから医院に戻りました。

戻ると程なくして呼ばれたので、ちょうどいい時間つぶしだったかも。

先生は足の具合を確かめて、「あんまり腫れてもいないみたいだし、問題ないね」とおっしゃいました。

そして、「装具はどうする?」と聞かれたので、「お願いします」と。

この間、夫と話し合って、多少お金が余計にかかっても、装具は使ったほうがよさそうだね、という結論に達したので。ただ、保険であとからいろいろ戻ってくるとはいえ、一時的に全額出さないといけないので、金策には少々苦労しそうです。

次回は装具屋さんが来る木曜日に、型を取るため受診予定ですが、確か初診のときに、二週間後の17日、と言っていたはずなのに、一週間早まって10日になってしまいました。そんなに早くて大丈夫なんでしょうか? ちょっと不安だったりします。

この日は小雨模様でしたが、松葉杖だと傘がさせないので不安でした。

止み間を縫って移動しましたが、歩いている途中で、濡れた側溝の蓋で杖がすべって転んでしまいました。

勢いはなかったのでケガもしなかったし、夫が近くにいたので助け起こしてくれましたが、やっぱり気をつけないといけませんね。

家族の協力~アキレス腱断裂日記その5

二日目の夕食は息子が作ってくれました。

材料は前日に買ってあったけれど使わなかった肉や野菜がたくさんあったので、簡単な炒め物ではありましたが。

そして、今までほとんど料理も洗い物もしたことがなかったのに、なるべく自分がやる、と宣言。頼もしいです。

この日は翌日のお弁当の下ごしらえをして(鶏肉を切って漬け汁に漬け込む)、炊飯器をセットするところまでやってくれました。

そして翌朝はちゃんと起きてきて、自分でこのお肉を焼いて、あどは冷凍食品や常備菜を適当に詰めて、お弁当にしてもっていきました。実はこのお弁当が一番心配だったので、自分でもできることがわかってよかったです。

夫は夫で、洗濯物を干してくれたり、この日は仕事を休んで整形外科に付き合ってくれたりと、とても協力的です。

まぁ、仕事はいつまでも休めませんが、二人がとても気を使ってくれるのがありがたいです。

先は長いので、このまま続くといいんですけどね(笑)。

別の整形外科へ~アキレス腱断裂日記その4

受傷当日、家に帰り着くと、その日は食事もそこそこに、汗だけ拭いて着替えて寝てしまいました。

翌朝、まずは職場にメールを入れて、アキレス腱を切ってしまったこと、とりあえず今週いっぱいはお休みすることを伝えました。

また、夫とも相談して、職場のビルの1Fに入っている整形外科にかかることにしたので、診察が終ったら顔だけは出しますとも書きました。

そして、息子はこの日はコンビニでお弁当を買ってきて、お弁当箱に詰め替えて出かけました。息子の中学は、たとえ菓子パンでも、買ってきたものをそのまま持っていくのが禁止なのです。

夫は休みを取ってくれて、病院に付き合ってくれることになっていました。

そして、9時半過ぎに、タクシーを呼んで職場下の整形外科に行きました。

ここはつい最近移転してきたばかりの新しい医院で、リハビリ施設が充実しているせいか、待合室はお年寄りでいっぱいです。でも、ほとんどがリハビリの患者さんで、診察待ちの人はそんなにいないので、それほど待たされないかな?、と期待したのですが、やっぱり30分くらいは待たされました。

診察室に入って、簡易ギプスに巻いた包帯をとって寝かされていると、先生がやってきて、問診票を見て、「あ、市立病院いったんだね? 何て言われたの?」と聞くので「アキレス腱が切れてるって言われました」と答えると、おもむろに足を持ち上げて確認。「あ、ホントだ。切れてる」「じゃあ、レントゲン行こうか」ということで、またレントゲンです。

今回は2枚だけ撮りました。その後また待合室でしばらく待ち、今度は処置室に通されました。

またしばらく待ってから「お待たせしてすみません」と先生がやってきたので、今後のことを相談しました。

「手術はしてもしなくてもいい。ただ、しないほうが、後がいいね。特に女の人は、夏に素足にサンダルはいたりすると、傷の部分が摺れてケロイドになったりするし。スポーツをバリバリしたいなら別だけど。」

とのことで、手術しないほうが多少ギプス期間が延びるそうですが、しない方で行くことにしました。

すると、さっそく薄い靴下のようなものを履かせてくれながら、「これから大変だよね。2ヶ月はギプスだから」と。「ただ、金に糸目をつけないなら、途中から装具にすることもできるよ。」とおっしゃいます。装具、高いそうですがあとで7割戻ってくるし、QOLがかなり上がるそうなので、心が動きます。

その後は包帯状のものをグルグル巻き始めたのですが、どうやらこれがギプスらしく、温まったと思ったら固まっていくようです。途中で先生が慌てて「あ、ちょっと急いでうつぶせになって」とおっしゃるので、うつぶせになると、土踏まずの辺りに「ヒール」をつけてくれました。

ギプスを巻いた足

その後、市立病院で借りた松葉杖の調節を見てくださり(こちらは1か月分先払いしてあり、使用料が少し安いというので、そのまま借りて使うことにしました)、修正していただいて、ヒールの使い方(体重をかけてはいけないけれど、地面につけて良いとのこと)を教わって歩いてみると、それまでと比べて格段に歩きやすくなりました。

その後職場に顔を出して事情を説明し、急ぎの仕事の引継ぎなどをしました。
私の受ける会社宛の問い合わせ等のメールは別の方に転送することにしたり、やりかけていた急ぎの仕事をササっと片付けたり。

パートとはいえ、会社にもご迷惑をおかけします。

歩きやすくなったので、少しでもタクシー代を減らすため、駅まで歩いて(健常者なら徒歩5分以内)タクシーに乗って帰宅しました。(駅からなら1メーターなのですが、整形外科の前までつけてもらうと、一方通行だらけということもあって結構上がってしまうのです。)

なお、前日に高くてびっくりした市立病院の支払いは、間違いがあったとかで返金の連絡がありました。結果的にはあまり変わらない額になりましたが、あちらは方角が職場と完全に逆なので、替わったのは正解だと思います。