日常 平成も遠くなりにけり(池井戸潤「果つる底なき」を聴いて) 先日おすすめしたAudibleで、未読だった池井戸潤氏のデビュー作「果つる底なき」を聴きました。 江戸川乱歩賞受賞作だけあって、読み応え(聴き応え)のある作品でしたが、発行されたのが1998年。物語の舞台は1997年頃で、今から25年前くらいの話です。 話そのものはミステリーとして面白かったのですが、聴いていてとても気になったのが当時のライフスタイルの話です。いや、読んでいて「昭和どころか、平成も... 2022.06.10 0 日常本