前回の記事で書いた「エアロビクスのクラスの初級と初中級の差がありすぎる」という話ですが、その後別の初級クラスに参加して、初級クラスの中にも差があることを知りました。
別の曜日の初級クラスに参加したところ、始まる前にインストラクターさんがやってきて「初めてですよね？」と聞いてきたので「他の初級クラスに出たことがあります」と答えると「どの先生？ あぁ、あの先生のクラスね。あれと比べると、ここはちょっと初級とは言えないかも」とのこと。ちょっと難しいかもしれないけど、動けないところは立っててもいいから、みたいなことを言われました。
実際、こちらのクラスはちょうど、以前に受けた「初級」と「初中級」の間くらいの難易度で、わたし的にはいい感じに動けて気に入りました。
それでも、運動量や一つ一つの動きの難易度はZUMBAのほうが上のような気がします。
なのに、ZUMBAは結構ついていけるのに、エアロはなかなか振付が覚えられない。なぜ？、と思ってちょっとだけ考えてみたら、答えは簡単でした。
ZUMBAは、基本的に曲に対して振付が決まっていて、同じ曲を別の日に何度も踊ります。シーズンが変わると新曲になったりするけれど、やったことのある曲を同じ振付で楽しんで踊るクラスなのです。説明も何もなくて、見よう見真似で踊る。
最初の2～3回は大変だけど、慣れれば次に何が来るかわかっているので大丈夫。しかも、繰り返しが多いし、一つのシークエンスが短いです。失敗しても問題ないし、その曲が終わるとまた別の曲で別の動きになります。
ところが、エアロは毎回、1パートずつインストラクターさんが教えてくれて、それを最終的に組み合わせて1曲分。シークエンスが長いので、1曲でせいぜい3周くらい。
そうやってようやく覚えた振付も、次の週にはまた違う振付になってしまう。曲に紐づいているわけでもないので毎回新しいものを入れないといけない。毎回、新しい振付を1曲分入れて、それで終わり。
これが、現在短期記憶が壊滅的になっている自分には厳しいのですね。
何度も何度も同じ動きを入れていけば、そのうち覚えます。たとえ、結構複雑な動きであっても、回数を重ねればできるようになるし、そうなれば体の中も動くようになって楽しくなります。
ところが、エアロの方は蓄積がないのですね。
たまたま2週連続で同じクラスに参加できたとき、前週の終わりに先生が「来週はまったく同じことをやります」と言っていたので少し気楽に構えていたのです。ところが次の週「やっぱり少し変えます」ということになり。
それでも半分くらいは同じだったので、思い出すのがずいぶんラクでした。2周続けてくれたら、それだけでも負担はかなり減るし、思い切って動けます。毎週違うのは大変。それでも、ダンス系はやっぱり好きなので結局参加するのですが。
いや本当に、新しいことを覚えるのが苦手になりました。こういうとき、年齢を実感してしまいます。こんなことばっかり言っていてはダメなんですけど。
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