さて、検査の結果を聞く日になりました。
朝一番なので、受付時間前に到着すると、隣町の病院と同じように、受信する人はエントランスロビーの椅子に順番に座らされていました。全科合わせてにしては、やっぱり少ないなぁと感じました。
そして、この日も婦人科の外来は私以外誰もいません。本当に大丈夫なのでしょうか。
先日の検査結果を聞く
時間になると早速呼ばれて、先日の検査の結果を聞きます。
すると、細胞診の結果、あまり良くない所見が出たとのことです。
ただし、MRIの方は、異常がないとのこと。「筋腫はいっぱいあるけど、悪性の所見はないそうです」。
え?「筋腫はいっぱいある」? 一つあるのは知ってたけど、いっぱい?
所見のところを見せてもらうと「多発性子宮筋腫」と書いてある。知らなかった…。
どちらにしても、再検査(組織検査)が必要だそうです。
悪性(子宮体がん)の可能性が多少なりともあるので、その場合は病院を移らないといけないそうです。というのは、この病院は婦人科の手術をやっていないから。産科はできるんですけどね。
なので、この病院で確定診断をするか、今からもう別の病院に移るか決めてくださいとのこと。
だったら、隣町の系列病院に行きますと答えました。
というわけで、その場で紹介状と検査データの入ったDVDを作ってもらいました。
隣町の病院、混んでるんだろうなぁ、と思いつつ、外来の予定等調べてみたら、婦人科は予約無しでも受け付けてくれることがわかりました。
結果を先送りするのは嫌だし、もうすぐGWだし、できれば早く決着したい。
この日は午後に予定が入っていましたが、キャンセルできる予定です。
本当は、もうちょっと早く気づければ、この病院のエントランスから直接シャトルバスに乗って午前中のうちに受診できたのですが…。
隣町の病院へ
気を取り直してZUMBAのレッスンに行ってから、軽く食事をしていつもの病院に向かいました。
予約外も診てはもらえるけれど、予約優先と言われていたので、どれだけ待つかと思ったのですが、こちらの婦人科も思ったより混んでいませんでした。
受付開始と同時に受け付けして、婦人科外来へ行くと、紹介状は総合受付に出してくれといわれました。ここで時間を少しロスしてしまったものの、その後また問診票を書いて、血圧を測って待ちました。
1時間くらいは待ちましたが、2時半ごろには呼ばれました。外科だったらこうは行かないでしょう。
今度は中年の女医さんが担当でした。産婦人科で女性医師に遭ったのは初めてです。
とても気さくな先生で話しやすかったので、ついに、長年懸念していたことを打ち明けました。
「ひょっとしたら、避妊リングが入りっぱなしかもしれません。20年以上…」
そうです。息子を出産した後、IUDを入れて、2~3年は定期検診を受けたものの、そのまま放置していたことを思い出したのです。
どういう反応をされるか心配していたのですが、あっさりと「そうなんですか。写ってるかな?」と言いながら、MRI画像を細かくみていきます。が、それらしいものがあるような、ないような…。
その後内診して、エコーをとり、今度は組織を採取しました。エコーだと、なんとなくリングらしきものが写っているような気がするそうです。正直、わからないみたいです。先生曰く「手術したら一緒に取れますからね」だそうです。
その後の説明で、今回取った組織を確認して、もしも悪性の場合はこちらで手術ができないので別の病院を紹介しますとのこと。
・・・・・・・。何ですって? ここで手術できないの?
だったら検査まで地元でやれば良かったかも。
悪性でなくても、何かしら手術は必要になるらしく、その場合はこの病院で対処してくれるそうです。
ただ、そうか、手術する気だから、リングのこと、あっさり流されたのか。たぶん、リングだけ抜く、という選択肢はないのでしょう。
診てくださったどちらの先生も、悪性だったとしても、ごく初期で、手術で取り切れるものでしょう、とは言っていましたが。何しろ、MRIでは確認できないというのですから。
結果はまた来週ですが、CTも欲しいので今日この後撮っていってくださいとのこと。
そのまま、行き慣れた放射線の検査室に向かい、CTを撮って帰りました。
手術するのは良いのですが(筋腫もいっぱいあるらしいし、リングも心配だし)、悪性は困るな。悪性ではありませんように、と祈るばかりです。
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