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立山黒部に行ってきた~その3

トロリーバスを降りると、室堂ターミナルです。日本一標高の高い駅だそうです。標高2,450m。

これだけの高地だと、日差しがあるかないかで気温も全然違うそうで、服装の予測が難しかったです。この日は結構良い天気だったので、薄着で大丈夫でした。私は普通に夏の服装にアームカバーでちょうどよかったです。半袖でも大丈夫だったかも。でも、万一曇っていたら上着が必要だったと思います。ちなみにこの日の外界は30度超えの真夏日でした。

11時30分くらいには到着したので、混まない内にレストランに入って食事をしました。私は無難にカレーを食べましたが、高地価格でどれもこれも良い値段でした。まぁしかたないです。

レストランを出たら室堂平を散策です。

ただ、高地なので急ぐのは危険。呼吸に負担がかかりますからね。

というわけで、最も安易に「みくりが池」まで行って帰ってくることにしました。

みくりが池

きれいな池ですよね。

ここはすぐにたどり着くのですが、この向こう側を一周する元気はさすがにありませんでした…。

見渡す限り絶景だったので、広いところでパノラマ写真を撮ってみました。

これだけ高い場所だと、木は育たないのだなと実感しました。

室堂平

ぐるっとお散歩してターミナルに戻ったものの、まだ時間があったので、ホテルの喫茶店に入りました。こちらのほうが、カレーのバリエーションが多くて、お昼もこっちにすればよかったかも、と思いました。夫はカレーを食べていましたが、私は禁カフェイン中なのでジュースのみ。でも、ジュース1杯900円なんですよね…。高地価格恐るべし。

さて、室堂を出発すると今度は「立山高原バス」です。

これは普通のバスですが(一度にたくさん出発するのは同じ)、乗車時間が結構長いので、座れなかったら嫌だな、と思っていたところ、さすがにここは定員が管理されていて、全員座れるとのことでした。

座席に座って、立山連峰を眺めながら山を下っていきます。途中途中に標識があって、かなり下りたつもりでもまだ1500mより高かったりと、どれだけ高地にいたのかと思いました。

バスから室堂ターミナルを見る

なお、室堂でキャップを締めたペットボトル、気づくと凹んでいました。それだけ気圧が違うんですね。

バスを下りたのは「美女平」。標高977m。一気に下りてきましたが、まだ箱根の山より高いところでした。ただ、ここでは時間がほとんどなくて、ただ通過しただけです。

美女平から、「立山ケーブルカー」。これが最後の乗り物です。

黒部のケーブルカー同様、ものすごい傾斜と小さな車両です。

違いがあるとすれば、前方に荷台がついていることでしょうか。ここに荷物を載せて運ぶのだそうです。黒部ダム建設時に資材を運んだ名残りらしいです。

このケーブルカーで一気に外界まで下り、立山駅でようやくバスと合流です。なお、立山駅の標高は475mです。立山まで来ると、「外界」って感じですごく暑く感じました。高地、涼しかったな。

いろんな乗り物を乗り継いで、山を登って下りてきた「立山黒部アルペンルート」はこれで通り抜け完了。ハードではありましたが、高地はどこも景色が良かったし、楽しかったです。

ここからバスは一路、長野県の上田駅へ。

立山→上田ってすごい距離ですが、ここを休憩2回挟んでバスで移動です。海沿いに出てからはほぼ、北陸新幹線と並行して走ること約3時間。ようやく上田に着きました。

別の旅行会社だと、トロッコ電車に乗ったら宇奈月で泊まって立山→扇沢と逆ルートをたどり、それこそ上田から新幹線、みたいなコースがあるようですが、そっちのほうが効率良さそうなのに。宿泊費の問題でしょうかね。白馬あたりのオフシーズンのスキー宿はすごく安いとか。

上田駅ビルで見た「赤備え」の甲冑

上田といえば「真田」ですが、当然観光の時間はナシ。バスの中から上田城をちょこっと眺めた程度です。

駅ビルで夕食を仕入れ(新幹線内で食べるのです)、1時間ほど新幹線に乗ればもう上野です。新幹線、速いですね。

上野から在来線で帰宅。もうすぐ日付も変わろうかという頃になってしまいました。

一泊二日の立山黒部はやはりキツかったです。楽しかったけど。行くならやっぱり2泊以上したかったかな。それでも、アルペンルートを通るからにはやっぱり早朝出発になってしまうんだろうなぁ。

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