手術をしていただく病院に行ってきました。
この病院も、最寄り駅からはシャトルバスが出ているのですが、乗り場はかなりの行列になっていました。他の駅からは有料の路線バスなので、ここに集中するのは仕方ないのかもしれません。それほど待たずに、1回で乗れて助かりました。
ものすごく大きな病院でした。普段行っている病院が小さく感じるくらい。
設備も新しそうで、どこも綺麗でした。
総合受付に行って、紹介状を渡すと、まったくの初診のため、診察券を作成するための書類を書かされました。
それでも、すぐに手続きは終わり、フロア案内に婦人科までの道のりを細かく説明しながら書いてくれました。
婦人科、遠いのです。
何しろ、メインエントランスがA棟ですが、婦人科はD棟です。B棟とC棟を通り抜け、D棟に入ると正面にレストランがあって、そこを折れて一番奥が婦人科でした。
例によって問診票を書き、体温と血圧を測って渡すと、待合で待つように言われました。
待合室は結構混んでいたし、予約より30分くらい早く着いたので、腰を落ち着けて待つつもりでいたら、10分くらいで呼ばれました。予約時間より早かったので驚きました。
先生は優しそうな男性でした。データ等はすっかり手元に行っていたので、とりあえずは診察しましょう、ということで、隣の部屋に移って内診。エコーで見ていたようです。特に痛いことはありませんでした。
その後すぐに診察室に戻り、現状の説明と今後の話をしました。
とりあえず、子宮体がんであること。子宮内にとどまっている感じなのでおそらくステージはⅠ。そして、グレード(悪性度)は今のところ2と言われているけれど、これが悪い方の3寄りなのか、1寄りなのかは取ってみないとわからないとのこと。その結果次第では抗がん剤が必要になる可能性もあるそうです。抗がん剤はできればしたくないですが。
そして、リンパに転移があるとステージはⅢになるけれど、それは取って調べないとわからないので、とりあえず、子宮・卵巣の他に、骨盤内のリンパを取って調べ、もし転移があるようならもう少し上の方も追加で取ることになる、と言われました。
手術は腹腔鏡で行うそうです。他の選択肢は特に示されませんでした。聞いてみればよかったかな。
そして、その場で手術日も決まってしまいました。話が早くてびっくりしますが、まぁ手術を受けるためにこの病院に来たわけですから当然と言えば当然なのかもしれません。
手術は3週間後になりました。
手術の前日に入院します。入院日数を聞いたら、術後3日まで、ということで、都合5日だそうです。びっくり。そんなに短いんですね。今回はお腹の手術だから1週間以上かかるものだと思っていましたが…。
この日はさっそく術前検査をして帰ることになりました。
CTやMRI、エコーは終わっているので、採血、採尿、心電図、肺機能検査、そしてレントゲンです。
この病院は本当に大きいので、検査をするにも、いろんな階を回らなければなりません。ただ、建物はA棟で完結していました。
総合検査室は自動受付になっていて、バーコードを読ませると採血の番号と採尿カップが出てきました。
そこにいた職員にどこに行けばいいか教えてもらって、採尿して出てくると、すぐに採血に呼ばれ、5~6本取られました。
そこからフロアを移って心電図と肺機能ですが、受付にファイルを渡すと「まだオーダーが来ていないので少しお待ち下さい」と言われ10分くらい待ちました。
それでも、どちらの検査も特に問題なくスムーズに終わり、最後に1Fに降りてレントゲンをとり、会計を済ませました。この病院で3箇所目ですが、毎回、初診の日は1万円超えになってしまいます。何かなぁ。ガンになると、検査費用もバカになりませんね。
広い病院なので、案内図をもらってはいましたが、途中何度か迷子になりそうになりました…。たぶん、慣れる前に手術になって、入院するのでしょう。
それにしても、思ったより時間がかかることもなく、持ち込んだ本をあまり読み進めずに帰宅できました。ありがたいことです。
次回は1週間後、今回の検査結果を聞くのと、入院の手続き、麻酔科との面談になるそうです。なんだか、ここまであっという間という感じです。
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