コンロが設置されてから2日、ようやくレンジフード工事の日がやってきました。
レンジフードはガスコンロよりさらに大きいので、業者の方は運び込みに苦労していました。
コンロのときよりさらに厳重に養生をして、工事が始まります。
まずは古いレンジフードを取り外すのですが、ここでかなり苦労されていました。
最初にプロペラ部分を外すまでは良かったのですが、本体部分を取り外そうとして「???」となっていました。
見た目はネジや釘等、止めているものが見えなかったようなのです。
そういえば、ガスコンロを頼んだA社から現調に来た方も「これってはめ込んであるだけなのかな? よく落ちないな」と言っていました。
でも、いくら引っ張っても外れることはなく、一皮剥いてみると、一番奥はきちんとあちこち釘で止めてあったようです。
苦労して古い機械を取り外すと、コンロ同様周囲のクリーニングです。油が残っていると取り付けの際にいろいろ問題が起こるようで…。
30年の間にこびりついた汚れがなかなか落ちなくて苦労されていました。
取り付けが始まると、スムーズに作業は進みました。
プロペラファンからシロッコファンへの変更なので、そのためのアダプタ等を取り付けていくのですが、勤務先の社長が「めんどくさいから嫌だ」と言ったことを思い出して、「プロペラからシロッコへの変更ってめんどくさいんですか?」と聞いたら「今はアダプタがあるのでそんなことはないですよ」とのこと。換気扇部分を取ったあとの四角い穴を、ダクト用の丸い穴に変えるためのアダプタがあるそうで、それはどこかのメーカーしか出していないけれど、各社共通で使えるそうなのです。
そんな話をしているうちに取り付けは進み、勤務先の施工例等でおなじみのシロッコファンが完成しました。
取り付けてくださった方が、使い方や手入れのしかたを説明してくれました。
以前のレンジフードと違い、整流板(前はなかった)や油受け、ファンの取り外しがとても簡単で、掃除がしやすそうでした。
少なくとも、縁のあたりまではそのままで手が届くので、整流板やパネルのあたりは使うたびに簡単に拭き掃除ができそうです。
運転音も静かだし、ライトもついているし、気分が上がりますね。
ただ、ちょこっと映り込んでいますが、隣の吊戸棚の高さが合っていないのは以前と変わらず。まぁ、消防法の関係でレンジフードはこれ以上低くできないのでしかたないのてすが、鬱陶しいです。この吊戸棚、天井と上面の間に結構な隙間があるので、物は置けるのですが、そのせいでレンジフードは「横幕板」という余計なものが必要になってしまったし、見ての通り下は低くなっているのでレンジフードとツラが合わず、はみ出た横の部分は汚れが落ちません…。なんでこんな形にしたんだろう?
とまぁ、小さな不満は残りましたが、これでコンロとレンジフードが最新になり、料理にも手入れにも気合が入ります。
取付作業と説明、そして支払いがすべて終わったところで、業者の方から「10年保証」の証書をいただきました。そう、ここの業者は10年保証をつけてくれるのです。話によると、サイトには換気扇専門のようなことを書いていながら、ガスコンロも扱っていて、同時交換なら工事費が割引になったんですって。ガスコンロ業者を探しているときには引っかかってこなかったので仕方ないのですが、ちょっと残念な話でした。ここで頼めば10年保証もついたしね。
何はともあれ、キッチンに関しては今回ここだけ新しくして終了です。この後、水回りや外回り等も直す予定なので、我が家の32年目のリフォームはまだまだこれからです。
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