抗がん剤治療も後半に入ってきて、近々手術の日程を決めましょう、と言われていることもあり、少しきちんと手術のことを考えてみようと思いました。
というのも、手術はずっと先の話みたいな感じだったし、抗がん剤の効きによって部分切除なのか全摘なのかも変わってくるという話だったので、考えも先送りしてきてしまったのです。
ただ、最初に診断を受けたときに、乳ガンの診断を受けた人向けのリーフレットをいただいて、熟読したところ、標準治療として術前化学療法後の手術としては
という選択肢があるようでした。どれも保険適用です。
自分としては、特に最初の頃は再建とか全然考えていなかったのですが、最近は、自分の組織を使った再建に少し興味があるのです。
ただ、先生の口からは再建の話は一切ないのが少し気になっています。また、部分切除だとしても、その後の放射線治療の話もないのです。「手術が終わったら治療は終わり」と言われています。
この点、気になっているので、次回の診察で確認しようとは思っています。
というのも、気になったので病院のHPで調べてみたところ、どうやら、大きい病院ではありますが、ここの形成外科は乳房再建はやっていないようです。また、放射線治療の方も、立派な機器があると謳っている一方で、対象疾患に乳ガンが入っていないのです。
ここの病院に通い始めたのは、ひとえに通いやすさと、ある意味「かかりつけ」のような安心感からなのですが、事前の調査が甘かったのは否めません。
先生に確認してみないとわかりませんが、乳房再建と放射線治療、どちらもここでは受けられないのかもしれません。そうなると、転院も本気で考えないといけないのかも。
実は、以前一度遺伝子検査についてお聞きしたときに、「もしも遺伝子検査をして異常があったとして、予防切除はしていただけるんですか?」と聞いたときに、「ここの病院ではできないから転院になる」と言われたのです。それも、できるところが限られているのでかなり遠い病院になってしまうような話でした。それで転院するくらいなら遺伝子検査しなくてもいいかな、と思ったことはあるのです。まぁ、予防切除は特殊な事例なんだろうな、とその時は思ったのですが、再建に関しても大病院ならどこでもできるというものでは無いようですね。でも、放射線はセットじゃないのかなぁ?
さて、先生と前回チラッと話したときには、しこりは触診ではわからないくらいに小さくなっているので、この調子なら部分切除で行けそうだね、という感じでした。
部分切除だと放射線の有無はともかくとして、再建の保険適用外になるので、手術痕がどうなるか、ちょっと不安にはなります。絶対、バランス悪くなりますよね…。
もう一つ、不安に思っているのはリンパ節郭清のこと。
乳ガンのリンパ節郭清については、問答無用でとるところ、センチネルリンパ節生検して決めるところ、その場合でも転移があったら絶対とるところと取らないところ等、病院によって違うようです。できれば、リンパ節はなるべく取らないでほしいと思っているので(転移があったら仕方ないですが)、そこらへんも要確認です。
とりあえず、手術まではまだ日があるので、今のうちに色々リサーチすることと、部分切除が可能な場な場合にどの方法を選ぶのか(部分なのか全摘なのか、全摘なら再建するのかしないのか、再建するなら一次か二次か)をじっくり考えておこうと思います。
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