「説明リスト」とは
WordPressを使い始めるずっと以前から、リスト表示を使うときに、「説明リスト」つまり「dl・dt・dd」を組み合わせたタグを愛用していました。
昔は「定義リスト」と言っていたのですが、リスト表示だけれど、それぞれ、タイトルと内容説明をするためのタグで、テーブルよりも用途的に使い勝手が良かったのです。
WordPressでは標準装備されていない
でも、Wordpressには標準でそのタグが入っていませんし、最近は非推奨タグなのかと思って諦めておりました。
とは言え、使いたい場面は多いのです。
普通にリストとして選択肢にある、「ul(基本は中黒のリスト)」「ol(番号付リスト)」だと、項目だけでその内容を細かく書くことはできません。
いちいち見出し+本文にするほどではないことってあるじゃないですか。使えたらいいなぁ、と思っていました。
HTML5でのdlタグ
なので、調べてみました。dlタグは最近のHTMLでは使わないものなのか。
そうしたら、現在(HTML5)は「定義リスト」が「説明リスト」という呼び名に変わった上で、特に非推奨ではなく、普通に使って良いことがわかりました。
「再利用ブロック」を使ってみる
ただ、Wordpressのブロックエディタにはそのタグが選択肢にありません。面倒ですね。
そこで登場するのが「再利用ブロック」です。
再利用ブロックにひな形を登録した上で、「通常ブロックに変換」して使えばいいということがわかりました。
再利用ブロックの登録のしかた
具体的には、以下のとおりです。
以下のような「カスタムHTML」ブロックを作ります。
<dl>
<dt>項目名</dt>
<dd>内容説明</dd>
</dl>
dt,ddは項目の数だけ必要なので、空タグを多めに入れておくのも良いと思います。
これを、編集時に出ているメニューバーの一番右端、「︙」をクリックして、「再利用ブロックに追加」するだけです。タイトルは「説明リスト」とでもしておけば良いでしょう。
「再利用ブロック」を使って編集するには
次からは左側のブロック一覧の中に、「再利用可能」というタブができるので、そこから選択して挿入し、同じくメニューバー右端の「︙」をクリックして、「通常のブロックへ変換」を選択することで中身をいじれるようになります。
問題発生
これでこれから普通に説明リストが使えるぞ、と喜んだものの、ここでまた問題発生。
この「再利用ブロック」が表示されない、という状態に。
この問題はまた別なので、別記事にて。
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