「SSL化を急げ」と一時期騒がしかったけど
WebサイトのSSL化が必須と言われるようになったのが2016年頃から。
2018年頃は、ブラウザで警告が出るようになったり「いずれブロックされて表示されなくなる」などの情報がネットを駆けめぐって、「SSL化を急げ!」という大きな流れになっていました。
結果、多くのサイトが当然のようにSSL化され、企業サイトはもちろん、各種ブログサービスもほとんどがSSL化されて現在に至ります。
このブログもご多分に漏れず、常時SSL化しています。レンタルサーバーはどこの会社もたいてい無料でSSL化サービスを行っていると思われます。
「いずれ表示されなくなる」「検索に引っかからなくなる」等、2020年頃まではかなり騒がしかったと思うのですが、最近そういう声が聞かれなくなってきました。
Google検索でも表示されるようになっている
もちろん、今でもSSL化されていないサイトは、アドレスバーの横に「保護されていない通信」と出ますし、その数は激減しています。
でも、騒がしかった頃は、アクセスするとデフォルトで警告が出てブロックされていたような現象がありましたが、現在は「保護されていない通信」表示が出るだけで普通に表示されますし、Google検索すれば普通に出てきます。
一応、各ブラウザには「HTTPS優先モード」やら「HTTPSオンリーモード」なるものがあるらしいのですが、現状はオプションで、デフォルトではそのモードはオフになっているので、一時期のようにいきなり警告表示が出ることはなくなっています。
「非SSLサイトはいずれブロックされて表示されなくなる」という流れはどこかで変わったのでしょうか?
「アニメ・本好きの下剋上」公式サイトはなんと非SSL
というのは、ここのところずっと感想を書いてきた「アニメ・本好きの下剋上」の公式サイトがなんと非SSLサイトなのです。
今どきこんな大きなサイトが非SSLってどういうこと? と疑問に思ったわけですが、特に問題になっていない様子なのも気になります。
何より、何度も記事からリンクしているので、当ブログの該当記事が「混在コンテンツ」扱いされないか、急に気になりだした、ということがあります。(いわゆる「外部リンク」は問題ないという話もありますが…。)
気になったので、TwitterからDMを送ってみました。何か反応があるでしょうか。
「さくらのブログ」は一向にSSL化の気配なし
当ブログをおいているさくらのレンタルサーバも、ユーザーが使っている独自ドメインや同社のサブドメインには無料SSL対応をしていますが、付帯サービスである「さくらのブログ」は一向にSSL化する気配がありません。
まぁ「さくらのブログ」は上記の通り新規ユーザの受付を停止したので、いずれ止める心づもりがあるのかもしれませんが、それでも現状動いているブログが相当数あるにも関わらず、放置しているのはどうなんでしょうかね。これはやっぱり、「さっさと引っ越せ」ということでしょうか。それとも、「表示されなくなる、ということはないから、残っている人たちはそのままでいいでしょう」ということなんでしょうか。
上記リンク先の記事にも書きましたが、家族がこの「さくらのブログ」に大量の過去ログを抱えた状態で使用を続けているので、他人事ではないのです。
常時SSL化の流れは今どこに進んでいるのか、あまり情報が出なくなっただけに、とても気になります。
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