昭和は遠くなりにけり

4連休の頭2日を使って博物館めぐりをしてきました。
どこも、私自身は初めて行くところでした。

最初に行ったのはさいたま市にある『鉄道博物館』

鉄道博物館は、東日本鉄道文化財団が設立した鉄道の歴史博物館です。

いやー、大きすぎて一日(半日)では回りきれませんね。昔有楽町に『交通博物館』としてあった頃と比べても段違いの規模。
現在は、体験型のもの、それも目玉とも言えるものがほとんどお休み中なので、全稼働してからまた行ってみたいものです。

そして2日目は墨田区に移動して、朝から「すみだ北斎美術館」へ。

すみだ北斎美術館は、葛飾北斎とつながるアートやものづくりを通じて、まちでの新しい交流を生み出し、産業や観光へも寄与する地域活性化の拠点となることを目指します。

浮世絵で有名な葛飾北斎に特化した美術館です。小さいですが北斎のすごさを実感しました。
タッチパネルでいろいろな解説やトピックスが見られるのも良いです。

午後はそこから近くの『江戸東京博物館』へ。「すみだ北斎美術館」のチケットを見せると入場料が20%引きになります。都立なのでもともと常設展はお安いのですが。

東京都江戸東京博物館の公式サイトです。ご来館案内、常設展、展覧会の情報や催し物情報などをご覧いただけます。

文字通り、江戸~東京に特化した美術館。江戸幕府開闢以来の歴史と、その時代の文化について詳しく知ることができます。

いやー、こちらも「てっぱく」同様、広すぎて見きれません…。まともに見たら、常設展だけでも丸一日かかります。今は特別展が無料で、そちらのチケットを買うことがなかったのでまだいいですが、そうでなければ特別展から行かないとマズいです。

2日間で3つの博物館・美術館をじっくり観てきてすごーく疲れたわけですが(もちろん面白かったです)、北斎はともかく、2つの博物館を観て、自分が歳をとったことを実感しました。

なんたって、展示品を観て「なつかしーい」を連発してしまうんですもん。

鉄博には、昔の車両の他に、駅の様子の再現がされていたり、看板やポスター、チラシなどが当時のように貼られています。

たぶん、メインターゲットの親子連れにとっては、『直接見たことのない歴史』の一部だと思われますが、私にとっては、「昔リアルに見た風景」であって、懐かしいんです。

私達世代にとっては、蒸気機関車こそ、走っているのを(イベント以外で)見たことないですが、若い彼らにとっては0系新幹線だって、すでにリアルでは見たことのないものですもんね。

人が立って切符にハサミを入れていた改札も、駅に必ずあった伝言板も、窓口の奥にあった切符がたくさん刺さっていた台(名前がわかりません)も、金額が1種類しかない切符の自動販売機も、すべて中高生時代、通学していた頃にリアルに見ていた風景でした。

同じように、江戸東京博物館でも、江戸時代は完全に「歴史」ですが、東京時代、それも戦後になると、意外とすぐから自分たちの生きてきた時代のものが、「歴史の一部」として展示されていて、感慨深いものを覚えました。

それでも、こちらは鉄道の歴史に比べると、全体の期間がだいぶ長いので、我々の生きてきた時代は本当に最近という扱いで、おそらく平成世代も遠からず「歴史」に飲み込まれていくことでしょう。

すでに平成も終わりましたからね。昭和はますます遠くなりました。

それぞれの博物館・美術館についての詳しい情報・感想は、また改めて。