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PCバッテリーの故障騒動

9月に入ったというのに一向に涼しくなりませんね。

とっても暑かった今年の夏ですが、会社のPC関連ひと騒動あったので書き留めておきます。

8月に入ってしばらくしたころ、私が仕事で使っているノートPCの、画面右下にならんだアイコンを見て、ふと違和感を感じました。

batteryどうも、電池の表示がかなり減っていて、カーソルを当てると、「3x%が使用可能です。(電源に接続:充電していません)」と出ます。(画像参照)

え?、AC電源につながっているのに、なぜ?、と頭の中を疑問符がいっぱい飛び交いました。

PCの電源関係のLEDインジケータを見ると、AC電源とバッテリー充電のランプが消えていました。

そして、しばらく気にしていると、どんどん電池残量が減っていき、帰る頃には5%になってしまって非常に焦りました。

他の人に聞いてみると、みんな「完全に充電されました(100%)になっているとのこと。

このPCはリースなので、販社の担当者に相談して、バッテリーの抜き差しをしたり、他の個体(会社なので同じ型番のPCがたくさんあります)のバッテリーやAC電源と交換したりしてみました。

とりあえず、この日はバッテリーを抜き差しして、AC電源とバッテリー充電インジケータの点灯を確認して帰りました。

翌朝出勤してPCを立ち上げると、電池は100%充電され、LEDも全部点灯しています。

やっぱりたまたまだったのか?、と思って仕事をしていたのですが、また午後3時過ぎくらいにバッテリーが半分以下になっていることに気づきました。

それからしばらく、毎日午後になると電池が減り始め、AC電源のLEDが消えることに気づきました。

また、スリープ状態にしたり、Windowsを落としたりすると、PC電源とHDDのLEDが消える代わりにACとバッテリーのLEDが復活することにも気づきました。

結局、この騒ぎは販社の担当で解決できずにメーカーサポートにまで行き、一旦は「基盤周りの不具合」として修理の手配までしたのですが(ちょうど1年間の保証期間が切れる直前でした)、同じ症状のマシンがもう一台あることが判明し、再度サポートに電話したところで、その時電話を取ったお姉さんが「ひょっとしたら故障ではなく設定の問題かもしれません」と言いだしました。

そして「ピークシフト機能」なる部分の設定を確認したところ、ビンゴ!

私のともう一台だけ、この機能が「ON」になっていました。

この「ピークシフト機能」、真夏の暑い時期、電気使用量がピークになる時間帯に、AC電源からの供給をストップし、バッテリー駆動に切り替えるというもので、最近のご時世に合わせて出てきた新機能らしいです。

バッテリー残量が限界になると勝手にAC電源駆動に切り替わりますが、バッテリーそのものは深夜にならないと充電されない設定になっていました。

このPCはまだ使い始めて1年経っておらず、この機能は7月~8月の期間のみ発動するので、これまで全く気付かなかったという訳です。

と言う訳で、散々大騒ぎした結果、別に故障でも何でもなかったという結論だったのでした。

それにしても、販社の人も、それから最初に対応したメーカーサポートの人も、この機能のこと、知らなかったんですね…。あと、たくさんあるPCのうち、二台だけ、この機能が最初からONになっていたというのも不思議です。

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