声楽のレッスンは、今回も現地集合ということで、私の方が先に着いて先に始めました。
今回たぶん夫は遅れてこないだろうということで、発声は軽く流し、すぐに曲のレッスンに入りました。
私としては前回さらえなかった「ぶってよ、マゼット」を先に、と思っていたのですが、先生と会話の行き違いがあってまたもや先に「恋人よ、さあこの薬へ」を。
いつも言われることは意識しているのですが、やはり同じことを注意されてしまうのは、それがとことん身に着いてしまっているからなんでしょうね。
響きが落ちてしまう(下側についてしまう)、出だし(休符明け、ブレス明け)でオーバーブロウしてしまう。
もう、これに尽きるのです。
だからと言って、出だしで慎重になりすぎて息が混じりすぎると息が足りなくなり。
この辺の加減が難しいです。自分の感覚が当てにならないので、練習してきたところで結局元の木阿弥だし。
とは言え、一応もう最後まで通して歌えるようにはなっていて、歌詞も楽譜を追いかけずともほぼ入っています。なので、息の使い方、響きの付け方に気持ちを集中して行けば、少しずつは改善される、かな。
もう一曲の「ぶってよ、マゼット」。
前回よりは歌詞もだいぶ入ったし、早口言葉も練習したので舌も回るようになっていました。
また、高いところから始まる下降音形なので、「Vedrai~」よりも響きが落ちにくく、「あなたの声に合ってますね」と言われました。
ふむ、長いし難しそうなのでちょっと敬遠気味だったけど、思っていたよりラクかも。(←我ながら単純です。)
とりあえず最後までなんとか歌い切り、最後の歌詞が楽譜と慣例とちょっと違ったので、良く歌われているパターンに変えることを決めて、今回は終わり。
まだもう一つ、難関の二重唱が控えているので、早いところ暗譜してしまわないといけません。
何しろ、月2回のレッスンで、残りは3カ月余り。まだ手つかずの曲がある時点でヤバいです。
次回までには二重唱も一通り楽譜を見て行かないと…。なかなか慌ただしくなってきました。
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