第九の練習に行ってきました。
今回は前半の時間で最後の”S”以降の部分の音取りを終え、後半はついに歌いこみに入りました。
この最後の部分が、ダメ押しのようにキツイ音域の連続なんですよねぇ。
ソプラノ以外は音の跳躍が多くて大変そうですし。
そしてラスト少し前のMaestoso…。初めて歌った時はテンポが変わりすぎて面喰いましたが、本当に歌い手泣かせですよね。
それでも、この”S以降”だけを練習した時はまだ良かったんです。大変は大変ですが、なんとかなります。
休憩後に最初からずっと歌って行くと、やっぱり最後まで持ちません…。
最初のほうは程よく力も抜けて、音域高くても「楽勝楽勝♪」くらいな感じだったのですが、例の一番有名な「歓喜の歌」あたりでヤバくなり、フーガで完璧に撃沈してしまいました…。
今回は前半に最後の部分を練習したこともあって、通し練習はそこまで行きませんでしたが、このペースだと確実に最後は歌えません。
さぁどうしましょう。
声楽の師匠は、「くれぐれも、きちんと歌おうと思わないように」とおっしゃっていましたが、確かに全編しっかり歌おうと思うのは無理ですね。以前なんとか持ったとしたら、それは逆にちゃんと歌えてなかったからなんだと思いました。
いや、もちろん一度たりとも、最後まできちんと歌えたことなんてないんですけど。
今回は意識的に、どこか抜かないと途中でつぶれてしまいそうです…。
できることなら、最後の最後をきちんと歌いたいんですよね。
いつもそこがアップアップなんで。
さて、どこを抜いたら合唱的に一番問題ないですかね。
フーガはもちろん、ppの高音が連続するところは休みたくないですよねぇ。
やっぱり、一番有名な例のアレを休むのが現実的でしょうか。
とは言え、ステージに立っちゃうと、歌わずにいられないんですよねぇ、きっと。
コメント
なるほど!全部をきちんと歌おうと思うから大変なんですね~;
私は初めてなので、「きちんと」には程遠いレベルでしか歌えませんが、
でもあまり張り切っても息切れしてしまいそうなので、
少し力を抜くことも考えてみようかな。(^^;
あのラストのソプラノ以外の動きは確かに大変そうですね…
アルトは難しそうだなあ~といつも思います。
他記事ですが、うちのPTAコーラスでも「いつも何度でも」を
歌ったことがあります。
確かにあの曲は、単純だけど長くて息継ぎが大変ですね><
>>nyanさん
本来なら、『全部きちんと歌う』が理想なのでしょうが、経験の少ないアマチュアには厳しい曲ですよねぇ。
少なくとも、声楽の先生方は口をそろえて「全部まともに歌ったら喉を壊すので、ほどほどに」とおっしゃいます…。ソロより合唱のほうがキツいらしいですよ。
まぁ、市民合唱の場合、人数だけはたくさんいますので、それぞれが「歌えるところだけはきっちり歌」えば体裁は整うような気がします。出ない音やついていけない箇所は落ちる勇気も必要かと。
ただ、みんながみんな同じ所で落ちてしまったらそれはまたマズいので、うまくその辺が調整できれば…と思い、さて、ではどこなら問題ないかな…、と探してみている最中です(^^;)
やっぱり有名で皆知ってるし、でも実はアレをまともに歌ったら確実にそのあとに響いてしまう一番ヤマのところで落ちるのが一番いいかな、と、今は個人的に思ってます。
最後はみんな疲れてしまうので、そこで元気な人が少しはいないと、ねぇ。