先日、レディースデイの曜日が移ったので行きづらくなった、と書きましたが、なんとその映画館、今月いっぱいは今月観賞の有料半券を持っていくと1,000円で観賞できる、というキャンペーンをやっていました。
公式サイトにも情報はないですし、映画館でも、チケット売場のある1Fではなく、劇場のある2Fにのみポスターが貼ってあるという、あまり大っぴらに知られたくないキャンペーンのようです…。
そんな訳で、せっかくなので早速、平日休みにまた一本観て参りました。
「ドラゴン・タトゥーの女」です。
CM以外、何の予備知識もなく行きました。あ、監督がデヴィッド・フィンチャーだということは知ってました。
あらすじ
雑誌「ミレニアム」の発行責任者ミカエルは実業家の不正を暴くが、逆に名誉毀損で有罪判決を受ける。そんな中、かつての経済界の大物一族の長ヘンリックがある依頼をする。40年前に起きた、彼が最も愛情をかけていた16歳の娘ハリエットの失踪事件の謎を解く事だ。やがて彼の助手として情報収集能力に長けた天才的ハッカーの”ドラゴン・タトゥーの女”、リスベットが加わる。そして2人は、一族の忌まわしい過去を知る事になる。
いやー、過激なサイコミステリーでしたわ…。
グロいし。性描写過激だし。そういえばR15だった。
いつも洋画は吹替派なのですが、字幕版しか掛っていなかったので字幕で観ました。しかし、字幕だと結構つらいものがありました。情報量が多くて処理しきれず。
前半はミカエルとリスベットにまったく接点がなくて(一番最初にリスベットがミカエルの調査をしたという報告シーン以外)、それぞれ別々に話が進行していくので、メインストリームのはずのハリエット失踪事件の謎解きの方がわかりづらかったです。(名前だけ出てくる関係者が多すぎて)。
その一方リスベットの方は、ルーニー・マーラの体を張った演技で過激なシーンの連続。目を背けたいけど離せない、みたいな。
二人が協力関係になってからは、ようやく話が一本になって観易くなりました。過激なシーンは相変わらず多かったけど。
ただ、結局のところ本筋はどこにあったんだろう。
ハリエット失踪事件なんだとしたら、最後の部分が冗長な感じだし。
まぁ、「ドラゴン・タトゥーの女」っていうタイトルだから、リスベット視点の部分が本筋なんでしょうね、きっと。そこはちょっとわかりづらいかなぁ。私は最初、リスベットとハリエットが関係あるのかと思ってましたし。
あと、個人的に気になったのは、リスベットの上司役が、ERのコバッチュ先生役の人だったこと。ちょっとお年を召したかなぁ、と思ったけど、出てくると目がそっちに釘付けになっちゃった(^_^;)。テレビドラマの人って、あまり映画でお目にかかれないので。
また、後で調べたらこれって三部作の1作目なんですね。
っていうか、ちょっと前に話題になった「ミレニアム」シリーズだったんですね!
元の映画(ドラマ)をまとめて観たくなりました。
元の元は小説ということなので、できれば原作も読んでみたい。
ハリウッド版の続編は作られるのでしょうか。もし出来たら、たぶん観に行くでしょう。
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