ラフォルジュルネ2012

GW明けにアップしようとして下書きしてあったのですが、すっかり時期を逸してしまいました。

とはいえ、備忘録なのでいまさらですがアップしてみます。

GWといえば「ラフォルジュルネ」。というくらい、5年前くらいから毎年毎年通っています。

でも、昨年一昨年と、足を運んではいても、なんとなく疲れが先に立ってしまう、みたいな回り方をしていたせいか、ブログすら書いていませんでした。

今年も、実は行く前はそれほど気が進まなかったんです。特に3日は天気も悪かったし、前日に某合唱団のバザー準備でたくさん働いて腰も痛かったし。

と言いつつ、行ってみたら今年は例年と比べてもかなり楽しい2日間でした。

ラフォルジュルネも8年目、いろいろなシステムが改善されてきているんですね。

とりあえずまとめてみます。

有料コンサート

今回は3日に1本、5日に2本の計3本。

ただ、3日の方は、ブリジット・エンゲラーのピアノを楽しみにしていたのに、エンゲラーが来日中止になってしまい、代替公演でした。払い戻しもできたのですが、これも縁なので、と聴いてみましたが、歩き回り立ち見が続いた後の夕方だったので、残念ながら半分くらいは記憶にありません…。

5日の方は朝からホールCでラフマニノフのヴォカリーズとピアノ協奏曲。

こちらはすごく良かったです。演目が素晴らしかったし、演奏も熱演でした。この日は一日中、ここで聴いたピアノコンチェルトの第一楽章が頭の中をグルグルしていました。

ただ、国際フォーラムのホールCは(ホールDもですが)動線が最悪です。あの人数が移動することを全然考えずに造られたとしか思えません。行くたびに悪態をついているような気がします。

夕方にもう一本、工藤重典さんのフルートを聴きましたが、これまた夕方ということで睡魔に襲われてしまい、半分くらいは意識が飛んでいたかも。超絶技巧を駆使なさっていたんですが…。

やはり有料公演は早い時間に入れた方がいいかもしれません。夕方だと、座れたことに安心してしまい、電池も切れかかっているのでついついウトウトしてしまいます。

マスタークラス

今回は初日のみ2本。

今年から整理券を配るようになりました。一時間半前から配布されます。
整理券さえ持っていれば、必ず座れるようです。

これは、すごく良くなった点の一つです。

何しろ、毎年長蛇の列で、それこそ一時間前に行っても座れるかどうか。で、その間ずっと列に並んで待っていないといけないんですから。

それが、整理券さえ入手しておけば、開始30分前の到着でも、余裕で前の方に座れるようになりました。

今までは、この待ち時間でかなり無駄な時間を使っていましたが、すごく楽になりました。

肝心の内容ですが、最初のピアノの方は、生徒さんの技量と先生の要求水準にかなり乖離があるようで、「大変そうだなぁ」という印象が強かったのと、先生の眼には生徒さんしか入っていない状況だったのですが、もう1本のヴィオラの方は、すごく観客を意識したレッスンをする先生で、弦を弾かない私でもとても楽しめました。それにしても、弦の先生って、ほとんど例外なく「歌え」って言いますね(汗)。

周辺エリアコンサート

今回はこちらがすごく充実している印象でした。

実際に足を運んだのは、東京ビルTOKIA「ガレリア」と丸ビル1Fマルキューブ、丸ビル7Fのホール、そしてBMW Group Studioの4か所。

他にもたくさんの会場がありましたが、時間的物理的制約により、これだけになりました。

このうち、マルキューブ以外はどれもアコースティックで音響も良く、声楽や弦楽を存分に楽しむことができました。

マルキューブは…。

去年もそうでしたが、人が多すぎるし、広すぎて音が拡散するし、演目は良いのですが、行くといつもがっかりしてしまいます。

それでもとりあえず、5Fから見下ろしたバレエはちょっと面白かったですが。

展示ホール無料コンサート

こちらは、去年と違って入れ替えではありませんが、荷物を置いての場所取りチェックがかなり厳しくなっていました。

おかげで、聴きたいコンサートはほとんどが正面の良いところに座って聴くことができました。少し早めに行けば空席があるので、移動や立ち見の休憩を兼ねて、ゆっくり座れたのは良かったです。

ここでも良い演目がいろいろありましたが、変わったところで「マトリョミンアンサンブル」が印象に残りました。

「マトリョーシカ型テルミン」による合奏なのですが、自分の音が聞こえないとアンサンブルにならないということで、みなさん聴診器をつけているのが斬新。イヤホンジャックって無いんですね(汗)。

パッと聴いた感じは人の声によるヴォカリーズみたいですが、微妙に音程が合わないのがご愛嬌でしょうか。


長々と書いてきましたが、今回はいつもに比べて、立って待つ時間がかなり減り、音楽そのものを楽しめる時間が多かったように思います。

演目も多彩だったし、終わってみたら「楽しかった」と感じました。

ただ、去年ほどではないものの、以前の賑わいを考えると、少し人出がさびしい気がしました。特に、初日は大雨だったこともあってかなり閑散としていました。その代り、最終日はNHKの宣伝効果か、朝からチケット販売の大行列ができていましたが。

来年以降も続いていくには、資金面運営面でまだまだいろいろ改善が必要なのでしょうね…。あ、来年はフランス~スペインがテーマということで、まだ続きそうですが。


GWに観た映画

今年のGWは毎年恒例ラフォルジュルネだけでなく、前半もそれなりに充実しておりました。

とりあえず総括するとして。

前半は映画三昧。

簡単に感想など。

劇場版SPEC~天

元々ドラマを見ていなかったのですが、夫がたまたま見たスペシャルドラマにはまり、ちょうどCSで集中放送していたドラマも全部見てから劇場に行きました。

ドラマから一気に見ただけに、その時期はSPECの世界観にどっぷりハマっていたこともあって、面白かったです。ただ、スペシャルドラマと比べて、映画だからスケールアップしているという感じは少なかった気もしますが。

このシリーズにハマったおかげで、しばらくは何度も餃子を作りました(笑)。

バトルシップ

映画そのものは、壮大なスケールの侵略モノで、あちこち突っ込みどころは満載ながら、これも楽しく観賞しました。

なんと言っても見どころは、トランスフォーマーのスタッフが作ったCG、ではなくて、浅野忠信演じる日本人将校と、海上自衛隊の描き方でしょうね。

ハリウッドが日本人や日本を取り上げると、トンデモなことが多いですが、思いのほか好意的に作ってありましたし、日本人役キャストがちゃんと日本語をしゃべっていたのも好感でした。

テルマエロマエ

原作は未読ですが、アニメは観ました。

いやー、アベちゃん、最高です(笑)。ローマ人と言われても違和感ありません。あ、北村さん市村さんも。

前半のタイムスリップして日本のお風呂に感動してそれを古代ローマに持ち帰るという原作にある部分は文句なしに面白かったのですが、後半、どうしても「良い話」っぽくまとめようとしているのがちょっと鼻につきました。

あと、全編バックにオペラの名曲が流れ続けているのですが(一曲だけフォーレのラシーヌ讃歌があって個人的にツボりましたが)、イタリアでも公開しているというこの映画、イタリア人にはBGMがうるさくないのだろうかと心配になりました。

だって、歌詞入りの歌がずーっと流れているんですよ? 日本人にはただのBGMでも、言葉がわかる人には結構うざいんじゃないのかな?、と。

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

ライダーに関しては、テレビシリーズを全部観ているので映画が出ればとりあえず観に行きます。特に最近は中学生の息子もこれだけは観ているので一緒に。

でも、正直これはちょっと。やっぱり、ヒーロー同士が戦う(殺し合う)のはダメですよね。

ウラがあるにしても、正義の戦士のはずなのに、悪の首領になってしまうとか、お子様混乱しちゃいませんかね。

あと、これだけたくさんのヒーローが出てくると、空気になってしまう人たちも多々いて、そのライダーのファンにはお気の毒なことになっていると思います。

まぁ、イマジン戦隊のコントは相変わらず笑えましたが。


以上4本、今年のGW映画でした。


学生ダンスの変わりように驚きました

最近、CSで社交ダンス(競技ダンス)のテレビ番組をやっているのを知り、見るようになりました。

私の現役時代とはすっかり時代が変わってしまって、ブラックプールのスタンダードチャンピオンがアメリカ人だったりしてびっくりです。(ブラックプールのスタンダードは長いこと英国人しか勝てず、10年前にイタリアのスキアーボ組がチャンピオンになった時、大騒ぎだったのを思い出します)。

で、ここのところ学連の全日本戦を放映していたので、懐かしく見ておりました。

いやー、こちらも様変わりが激しいです。

私の現役時代、男子学生は「学生服着用」が義務付けられていました。

ラテンはルンバ・チャチャの二種目のみで、サンバが入り始めた頃でした。(年がバレますね)

それが今や、男子もスタンダードは燕尾服、ラテンは白か黒のシャツに黒ズボンという、見慣れたアマチュアダンサーの服装になってます。

辛うじて、ラテンの男子が色ものを着ていない分だけ、一般の大会と違うのかもしれません。あと、学校持ちの背番号と腕章だけが、昔の学連の名残を残していました。

また、学生がパソを踊っているのも私の中では新鮮ですが、この大会は一人一種目のせいか、パソに出ている女子はみんな長いスカートを足しているようでした。これは、一種目戦でなければできない芸当ですね。

もう一つ新鮮だったのは、東部の圧倒的優位が崩れていたこと。北海道や九州の大学からでも、決勝に入っていたこと。昔では考えられません。

で、一番衝撃を受けたのがコレでした。

「シャドー大学」

なんですか、「シャドー大学」って?

でも、背番号見るといろんな大学の人がいるようだし、ひょっとして、一人で踊る「シャドウ」のこと?、とか思いつつ、本当は一体何なんだろうと思って調べてみました。

今は、「シャドーカップル」なるものが試合に出られるんですねぇ。

シャドーカップルというのは、各大学グループ(男子のいる大学とその登録パートナー校)内で余ってしまった人が、別の大学の余った人と組んだカップルだそうです。

学生ダンスは基本団体競技なので、学内で余ってしまったら学生競技会への出場は諦めるしかない、というのが私たちの時代でした。

私自身、自分の大学の同学年の男子は二人しかいなくて、女子はたくさんいたので、必然的にほとんどの女子が2年生の後半には余ってしまい(夏に固定カップルが決まるので)、競技会に出ることなく退部したり裏方に回ったりしていました。

幸い私は上級生と組ませていただき、競技を続けることができましたが、リーダーの先輩と一緒に3年生で引退になりました。

どこの大学も似たようなもので、複数の女子大をパートナー校にしている大手校などはやはり女子が余っているようですが、一部理系の大学などは逆に男子が余っているようなので、そこをカップリングして、個人単位で学生競技会に出られるように、数年前から制度が変わったらしいのです。当然、団体競技とは関係がありません。

ところがところが、この「シャドーカップル」(この番組では「シャドー大学」となっていました)が、何組も全日本戦の決勝に入っていて、しかも、ある組は優勝してしまってるんです。

これって、その大学的には「人材を見誤った」ってことなんでしょうねぇ。

だって、シャドーカップルの得点は団体に入らないんですもん。

本来、「戦力にならない」と思われたからシャドーになってしまったんですよね? で、レギュラーから外れてるわけですよね? そんな人たちが全日本戦で入賞するような有力選手になってしまっている。

もちろん、パートナーとの相性の問題も大きいので、必ずしもその人が大学のレギュラーになっていたからと言って、そこまで伸びたかどうかはわかりませんが。

なんだか、皮肉だなぁ、と思いました。

でも、2年生時点で見限られた人たちが、実は後で伸びるというのも、シャドーカップル制度ができたおかげでわかったことでもあるんでしょうね。

20年ぶりくらいの学生ダンス競技会は、新鮮な驚きがいっぱい、でした。