この週末は久々に鎌倉に行ってきました。
そろそろ段葛の桜がいい感じに育ってきて満開だという情報がありましたし、今年の大河ドラマの舞台でもあるので、行くなら今かな、と。
段葛の桜
段葛は鶴岡八幡宮の参道で、若宮大路の中央を通っている遊歩道です。両側に桜並木があり、二の鳥居から八幡宮の入口まで、車道より一段高くなっています。
元々は頼朝が作って、海岸近くにある一の鳥居まで続いていたそうですが、明治初年に二の鳥居より先は失われたと、石碑に書いてあります。
さて、その段葛の桜並木、以前は立派なソメイヨシノが植わっていましたが、老朽化して花が少なくなってきたり、倒木の恐れが出てきたとかで、2014年~2016年の段葛大改修の折りにすべて現在の「ジンダイアケボノ」に植え替えられました。
植え替わったばかりの頃は、枝も花も少なく、色もソメイヨシノに比べると少しピンクが強くて、なんだか寂しかったのですが、それから丸6年経って、かなり立派な並木に育っていました。
花の色も、ソメイヨシノに近くなったように思います。まだまだ若い木々なので、先が楽しみです。
鶴岡八幡宮の桜
そして、鶴岡八幡宮の境内に入ると、有料の牡丹園がフリーパスっぽい…、と思ったら、賽銭箱のような箱が置いてあって、「拝観料300円お入れください」って書いてありました(写真撮るの忘れた…)。以前はちゃと人がいて徴収していましたが、変わったんですね。入る人の良心に訴えるタイプのこれですが、一応ちゃんと払って入りました。
牡丹園と言っても今は牡丹の季節ではありません。やっぱり桜ですね。
ちょっと盛りを過ぎた木が多かったのですが、まだまだ満開の木もあり、池に張り出した太枝はやはり綺麗でした。
それにしても、ソメイヨシノは水際に植えると水に向かって太枝を伸ばしますよね。千鳥ヶ淵だったり、地元の川っぷちだったり、そういう枝をよく見ますが、とてもきれいですね。
この時期しか見られない桜を堪能したら、次の目的地、というか、今回の鎌倉行の目的地に向かいました。
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