手術を受ける病院の、2度目の通院です。
再診なので、今回は直接再来受付機で受付をすることになります。再来受付機を使うのは、この病院では初めてですが、基本的に同じ系列の病院なので使い方は同じで安心しました。
前回は、マスクを忘れたことにシャトルバス乗り場で気づき、汗をかきながらハンカチで口を抑えてやり過ごし、院内のコンビニに慌てて駆け込んでマスクをしました。なのに、今回は持ってきたことに安心して、シャトルバスはおろか、病院に入って受付機を通すまで、マスクをしていないことに気づきませんでした…。前回、シャトルバス内であんなに焦っていたのは何だったんだろう? とりあえず、受付機を通して、マイナンバーカードの受付をしたときに「マスクをさげて」という文言を読んで、今までしていなかったことに気づいたのでした。それまで誰にも注意されなかったのが意外。とりあえず、受付後マスクをして事なきを得ました。
そんな感じで、予約時間の40分ほど前に着いたので、今回も少しは早く呼ばれたりするのかな?、と思っていたら、全然呼ばれなくて、1時間後には麻酔科の予約が入っているので気持ちばかり焦りました。
結局、2時間近く待たされて、麻酔科の予約時間にさしかかったころ、ようやく呼ばれました。うーん、やっぱり初診の人はちょっと優先なんだろうか?、と思ってしまいました。
先生は慌てて「大変おまたせしました。麻酔科があるのにごめんなさいね」と仰っていました。実際には、麻酔科の方も遅れるのは織り込み済みだったようですが…。
先生との話は、前回持ち込んだプレパラートで、こちらの病院でも再度診断をしたこと(結果は変わらなかったそうです)、そして、手術のリスクの説明や、輸血をする可能性等の説明を受けました。そして、大量の同意書をいただいて、その日は終わり。次回来るのは入院の日だそうです。
先生との話は10分前後で終わったのですが、そこからすぐに麻酔科に行くのかと思いきや、看護師さんから手術の際に必要なものの説明を受けました。やっぱり、乳がんの手術と違って、下半身だし、内臓だし、というので、準備もいろいろ変わるようです。久々に丁字帯の名前を聞きました。たぶん、三十数年前の帝王切開以来じゃないかな。まだ使うんですね、丁字帯。
そこからもまたしばらく待って、ようやく書類が揃ったらしく、受付の人から書類一式をもらい、麻酔科に移りました。
麻酔科でもまた問診票です。今回、この病気関連で一体何枚目の問診票だろうかと思ってしまいます。
麻酔科では、最初に薬剤師さんに呼ばれ、今飲んでいる薬やサプリ、アレルギーの既往等について聞かれました。薬は問題ないので続けて良いそうですが、サプリは全面禁止になってしまいました。まぁ、退院するまででしょうから半月くらいでしょうか。毎日飲んでいたのでちょっと不安です。
薬剤師さんの次は、オペ室の看護師さんと面談です。男性でした。一方的に質問に答える感じで、特に説明等はなかったのですでに記憶が曖昧です。プリントはもらったので後で確認しなくては。
その次に麻酔科の先生との話でしたが、この時点ですでに17時に近づいており、この後行く予定の入退院説明の窓口が17時までということで、そちらに先に行ってくださいと言われました。
というわけで、5階の麻酔科から1階に降りて、入退院の説明窓口に行きました。
ここではいわゆる「入院案内」を見ながら、必要書類や入院時の注意事項の説明を受けます。内容は同系列ということで、昨年入院した病院とほとんど同じです。違うことといえば、面会時間が多少長いこと、家族以外も面会できることでしょうか。
また「個室を希望されますか?」と聞かれたので「希望します」と言いました。やっぱり個室が良いので。ところが、入院予定の病棟には、一般個室と、差額料が倍以上する特別個室があり、もしも一般個室が空いていないときに特別個室を希望されますか?と聞かれ、さすがにそちらは無理と「希望しません」と言ったところ、個室の空きは当日にならないとわからないので、もしも一般個室が空いていなければ、大部屋になりますよ、とのこと。うーん、その時はその時か。でも、できれば個室がいいなぁ。
そんなこんなで、こちらでも入院申込書やら寝間着やタオルのレンタル申込書やら、いろいろな書類をもらって、麻酔科に戻りました。
最後は麻酔科の先生との面談です。若い女性の先生でした。
内容は前回の手術のときに聞いたのと同じで、ほとんど起きませんが、こういう事故が起こる場合がありますよ、とリスクの話をされました。これは言っておかないとそれこそ万一のときに問題になるからでしょうね。怖がっていたら手術なんて受けられないので受けますが、物事に絶対は無いので、そこは覚悟しなくてはならないでしょう。
1年前に手術を受けられていますが、点滴や血圧測定等、制限はありますか?、と聞かれました。そういえば、手術を受けたときに、右側はもう使えないみたいなことを言われましたね。それが一生続くのか、期間限定なのかは聞いていません。次週、ちょうど外科の検診があるので、先生に確認してみますと話すと、その旨カルテに入力されていました。
麻酔科との面談が終わって会計を済ませたときには、すでに17時半くらいになっていて、シャトルバスは終わっていました。仕方がないのと、退院時に使いたいと思っていたので、シャトルとは逆方向の路線バスに乗って、自宅からみて一つ手前の駅に向かいました。こちらは、コミュニティバスに使うようなミニバスですが、大きな荷物を持っても乗れそうな車体だったので安心しました。
入院するときには大荷物がありますので、人でいっぱいのシャトルバスは多分使えません。入院時は一人で行く予定なので、最寄り駅からタクシーを使うつもりですが、退院時は夫が付き添ってくれるはず。シャトルバスが発着する駅からは電車に乗らないといけませんが、もう一駅手前からだと、家のすぐ近くまで路線バスが出ています。路線バスを2つ乗り継いでいけば、タクシー→電車→タクシーよりも安く上がるはずです。タクシーはともかく、電車の乗り降りは結構大変だし、座れない可能性も高いですから。路線バスは始発なのでなんとかなるでしょう。
次に来る時はもう入院です。なんだかあっという間ですが、気分的には、早く手術してしまいたいです。まぁその前に色々準備しないと…、ですが。
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