声楽のレッスンに行ってきました。
レッスン前に、先生と相談です。
そろそろ秋の本番の曲を決めたい
例年であれば、この時期には秋の本番(市の音楽祭)の要項が出ていて、ピアニストさんを依頼して曲決めをするはずなのですが、今年はまだそのコンサートの詳細が決まっていないらしいのです。
コロナ禍で一昨年は中止、去年は要項が出たのが8月の頭で応募期間が十日間ほどという、何か決めるにしても急過ぎる開催で、出演できなかったのです。今年も、この段階で詳細が決まっていない(でも開催は決まっているらしい)となると、去年並みに急な募集になることが考えられます。
ということで、一応、そこで歌う曲を決めないと…、という話になりました。
Casta Divaは長すぎる?
いや、私は今習っている「清き女神(Casta Diva)」でいいんじゃないかと思ってるんだけど?、と言ったら、夫が「それ、長いでしょ」と。
そのコンサートの持ち時間は1人7分なのですが、私たちはいつも2人分の枠を確保して、2人で14分、そしてその中に二重唱を入れる、という時間の使い方をしています。
今回は、発表会で歌ったヘンデルの二重唱は先に決めているので、それを抜くと2人で10分。ここで、私がうっかり大曲を選ぶと、夫のソロの時間がなくなってしまいます。
Casta Divaですが、Youtubeでプロの方の歌唱動画を見ると、軒並み7分超。さすがに、これはまずいです。とは言え、プロの方々、テンポがゆっくりなんですよ。前奏も長いし。あのようなテンポでは私は歌えないので、おそらくそこまで長くはならないと思うのだけど…。と言ったのですが、ここのところ長い曲ばかり歌っている私が言っても説得力がないようです。
ヘンデルで固めたい…かな?
それよりも、夫としてはヘンデルづくしにしたい、という気持ちもあるらしく、メサイアのソロとかを勧めてきます。
うーん、メサイアのソロ、気が進まない。合唱曲は好きなんだけれど、ソプラノのソロは「How beautiful~」にしても「Rejoice~」にしても、あまり食指が動かないんですよね。
何より、英語ばかりなのが…。いや、英語の歌、好きですよ。先生には「普通はイタリア語より英語のほうが息を乗せるのが難しいのに、英語の方が上手ですね」って言われてしまうくらい、苦手意識はないのです。
でもでも、2曲歌うのに2曲とも英語なのはちょっと…。昔、「メリーウィドウ」で固めたときに全部英語バージョンで歌ったけれど、なんだか邪道のような気がしてしまって。(もちろん、ただの偏見です)。
なので、ヘンデルはいいけど、イタリア語の曲で考えようと思っています。
古典歌曲にある、「ラルゴ」とか、「私を泣かせてください」とかも考えたけど、かえって難しいじゃないですか。2コーラス目は装飾バリバリにしないとつまらないけど、そういうのは苦手だし。
楽譜のある曲では、アルチーノのアリア「Ah, mio cor」が好きなのですが、イタリア古典歌曲集に載っている調は低すぎるので、原調譜がほしい、と思い、探してみました。
これが意外と載っていなくて(オペラのアリアとしてはメジャーではないらしい)、せっかくなので他の曲も含めてたくさん載っている譜面を入手しよう、ということで、思い切って買いました。
Amazonは在庫切れだったので楽天です。
久々に輸入譜を買ってみました。届くのが楽しみです。他のオペラでもいいので、歌えそうな、手頃な曲があったらいいのですが…。
あ、レッスンの記事はまた改めて。
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